マネージャー日記 その8
秋季リーグ戦
新体制になって早3か月が経ちました。
気が付けば最高学年(うちの野球部は3年の春で引退です)。
同期は個性が豊か過ぎて、基本的にまとまっているところを見たことがありません。
練習中にうるさかったのはどっちかということで喧嘩して泣いてるヤツがいたり、かわいい女の子に声をかけたはいいもののその後の一言が出てこなくて一人反省会してるヤツがいたり、グラウンドの端っこでピカピカの泥団子完成させてるヤツがいたり…。
唯一の同級生マネの相棒は7月からオーストリアに留学へ行ってしまい、気づいたときには自分ひとりでそんなおかしな人たちのマネージメントをしています笑笑
晴れて後輩マネが2人入部してくれましたが、正直2人との距離感がつかめなくて、結局全部自分が仕事をしてしまう…。
自分がいけないってわかっているけど…うーん。
モヤモヤしている日々です…。
ですが、チームとして遠くから見れば、優秀な後輩もたくさん入ってくれたので、だいぶ形にはなってきたように思います。
練習中の声もすごく出てくるようになったし、試合の時のベンチの雰囲気も良い感じです。
1年生選手がスタメンに選ばれたり、代打でスリーベース打ったり…
ポジション争いもいい感じにピりついてきて、良い意味で緊張感も出てきました。
そんなこんなで迎えた秋季リーグ戦。
他大学は3年生の秋で引退するケースが多いので、私たちのチームは戦力の面でもメンタルの面でもだいぶ不利なのですが、新チームになって初めての公式戦ということで、日々全力プレーを心がけています。
しかも!!!
予選リーグは快勝する試合が多く、1位で突破しました!!
みんなおめでと~!!
ということで、明日から勝ち残った上位4チームでの決勝トーナメントが始まります。
私たちの相手は、圧倒的優勝候補のHK大学!
ちなみに、HK大学は春季リーグ優勝(私たちが唯一負けた大学)で、全国大会でも好成績を残して話題になりました。
正直、実力でも、メンタルでも、(マネージャーの可愛さも、)全てにおいて今の私たちがHK大学に勝てる要因が思いつきません。
ただ、私たちのチームの良さは、ポンコツばかりでまとまりがないけど、みんなが奇跡的に同じ方向を向けたときにあり得ないくらいのパワーが発揮されるところ。
いざという時にやれる選手ばかりです。
負けたくない。
いつもへらへらしてるくせに、ベンチでめちゃくちゃ熱くなって鼓舞してる姿を観るとなぜか私がウルっとします笑
明日は奇跡が起こると信じて…。
私は明日も涼しい顔をして隅っこでみんなのスコアをつけるとしましょう。
以上、日焼け対策で上下黒の服を着ていたら「葬儀屋のスタッフだと思ったわw」と言われた右腕でした。
勝って打ち上げに焼肉行こうね〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?