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愛するおかあさんへ

おかあさん、もうがんばらなくていいよ。

しっかりしてそうに見える人も
いや、しっかりしてそうな人ほど

中身いいかげんみたいよ。

だって、おかあさんのこと、
きちんとした親御さん、って向こうの
おかあさん言われてたよ。

ふふ。おかあさん、うまく擬態しすぎよ。

私はね、家でのおかあさんがだいすきよ。

口がくさいの気にしてて、
外で無口になっちゃう。

あのね。口くさい人いっぱいいるよ。

おデブなの気にしてるでしょ。
私ね、おかあさんの妖怪みたいなシルエット
すきだった。←

ほんとは友達ほしいでしょ。
おかあさんの友達のハードルが高すぎるだけでね、おかあさんのこと、友達って思ってる人、
たくさんいるよ。

昔の写真でさ、
「ほくそ笑む〇〇子」って友達に言われたやつ。

その友達、ぜったいおかあさんのこと大好きだよね。おかあさんはきらいそうだけど←

つらいとき、かなしいとき、
おかあさんがたまーに駆けつけてくれた。
(マジで対外的にやばいときだけ)

要求がなかなか通らなかったけれど
交渉術を覚えたよ←

たまに嘘もつくけれど、(嘘ついてる自覚あるかね?妄想ばあちゃんになってんぞ←

必死になって苦手だって思ってることを
私のためにやってくれて嬉しかった。
(私がお膳立てめっちゃした後だったけどね←

おかあさんが天才すぎて、
凡人の私は、おかあさんがきちんとわたしを振り返って見ていてくれたことを
気づかなかったよ。
(綺麗事にしようとしたけど、ただの育児放棄←

親も完璧じゃなくていいのよ。
大人だからって完璧になれるわけないのよ。
(将来の自分への免罪符←

もうね、声をあげて泣かなくても、
心配すんなって言っても、勝手に心配してくれる
家族を自分で見つけたから


おかあさんはこれからは
自分の人生を生きてください。

あなたは立派じゃないです。
けっこう自由にやってます。
苦労は実はそんなにしてねぇから、
悲劇のヒロインぶって同じ話
何回も子どもに聞かせんな。
孫にしたらぶっとばすぞ←

でもね、
私はねお母さんが恥だと思ってね、
必死に隠している部分がね、

すきで好きで大好きで
みんなに自慢してまわりたいの。

こんなくそオモロイばあちゃんほかにいない。

突然踊り出したり、変な替え歌作ったり、
変な話作ったり、、(あれ?これ4才の息子と一緒やん。←

おかあさんと遊ぶのたのしいからさ、
また本気で相手してよね。

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