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入り方が9割 | 失敗から学ぶガチホの真髄

こんにちは!今日のnoteは月1回のテーマ、「#私の株式投資」に関する記事を書いていきたいと思います。

新NISAもスタートし4か月が経過しました。いや〜思っていた以上に世間の投資熱が高まりつつありますよね!みんな最初は、オルカンだ!S&P500だ!と一点張りの人が多かったように思いますが、蓋を開けてみると日経平均が強かったり、特に一部の高配当銘柄がひときわ強かったりで、以下のニュースを見ても、日本株に対する個人投資家の興味も随分と高まってきたように思います。

そんな日本株の個別銘柄への投資。これまで1年ほど経験を積んできてやはり感じるのは、ガチっと握力高く保有(ガチホ)し続けることの大切さ。それには大きく次の要素が大切なんだなって、改めて感じています。

  1. 自分が興味のある銘柄を選定すること

  2. 仕掛けるタイミングを見極めること

  3. 決算など今後の見通しによって売りは決めること

実際、身をもってこれを実感する場面をこれまで何度も経験したんですよね。

今日のnoteでは、私の具体的な過去の事例から、このことについて解説してみたいと思います。


アシックスの事例


この企業名、馴染みのある方も多いと思いますが、日本を代表するシューズメーカーの一社です。私は日々ランニングしていることもあり、アシックスは前から興味をもっていた企業の1つでした。

アシックス株には、株式優待もあります。100株以上の保有で割引券がもらえます。シューズが欲しい私としては、これも魅力の1つでした。

そんなアシックスですが、今から考えると恥ずかしいほどに、投資を始めた頃はめちゃくちゃ買ったり売ったりを繰り返していたですよね。。

実際の売り買いの記録をスクショしましたのでご覧ください👇

楽天証券の画面より画像引用

表だとわかりづらいので、チャートに売り買いしたタイミングを書いてみました。(赤矢印→買ったところ 青矢印→売ったところ)

当時の私よ、気は確かか・・・

要するにちょっと上がったら売って、ちょっと下がったら買ってを繰り返してたんですよね。今振り返ってみるとめちゃくちゃ滑稽なのですが、やってた当時の本人は本気。これ、初心者が起こしがちなことなんですよね。

アシックスの株は、当時も40万円ほどしました。ですので、ちょっとといっても、日々数万円単位の幅で上げ下げするんですね。なので、ほんのわずかな上下がまぁ気になること気になること。。。

で、こんなことを繰り返した結果どうなったか?結果、ほぼ手数料ばかり取られて、全く儲かりませんでした。。😅最終的に、6月29日の配当権利を獲得した日に株を売って以降、ずっと買わずにいたんですよね。

ただやっぱり気になっていたアシックス株。次に買おうと決めたのは、12月26日、次の配当権利確定のタイミングでした。その当時の株価の状況は、次のような感じでした。(赤矢印が私の買ったタイミングです。)

よくこの下落局面で買えたなと自分を褒めたい。

このタイミングで買ったのは、完全に優待が欲しかったからです。優待をもらうならこの日が最終日だったので、下落相場だが勇気を出して買ってみようと資金を投じたのを覚えています。

今思うと大局的に見て悪くないタイミングでした。その半年、株価は一旦は上昇したもののその後は下落。半年で山を描きちょうど麓に戻ってきたタイミングが、この権利付最終日付近だったんですよね。(完全にラッキーでした。)

で、その後どうなったかなのですが。こんな感じです。👇

高尾山登りから富士登山へ!

先週金曜の決算もかなり良かったので、さらに上昇することは間違いなさそうです。

タマホームの事例


高配当株で有名なタマホーム。5月一括配当ということもあり、一部の投資家の中では人気のある銘柄の1つです。

私自身、正直、キムタクとマツケンサンバくらいのイメージしかないのですが、何をしている会社なのか?くらいはわかるので、とりあえずウォッチリストには入れている銘柄。こちらも過去に痛い失敗をした個別株なんですよね。(今回はイメージだけ添付します。)

昨年の権利落ち日の下落からの低迷局面
これぞ配当権利落ち日の威力!

昨年の一括配当権利確定の翌日には、非常に大きな下落があり(まぁ配当だけで100株で1万5,000円以上もらえますからね)、これに狼狽してガチャガチャやっちゃってたんですよね。

でもこのチャートを見ていて、もう一つ気づいたことがあったんです。そもそもこの配当権利落ちに向けて、個人投資家さんたちはどこから動き出していたのだろう?と。

よくよくチャートを見ていくと、少し前に割と大きな下向きのチャートと売買出来高が大きかった時がある。

トレンド転換と売買が膨らんだタイミング

そうか!これと同じようなタイミングで買えばいいんだな!そう思ったんですよね。予測が立つと試してみたくなるのが私。早速挑戦してみた結果がこちらです!

読み通りとはまさにこのこと!!

買いを入れようとしたタイミングは、またしても下落局面。しかも、4月11日に発表された第3四半期決算は結果が今ひとつ。翌日の株価は大きく下落しそうだな、って雰囲気だったのですが、それをある意味味方につけて4,000円で指値注文。結果的にその作戦は大成功!ギャップダウンからの上昇基調へと無事に推移しました。あとは配当権利落ち日に売るか、キープするか、もう少し考えてみようと思います。

忙しい人のチェックポイントは3点

と、ここまで書いてきたように、株って焦って買ったり売ったりするよりも虎視眈々と狙いをつけて買う方が、長期保有を考えるならいいと思うんですよね。

とはいえ、サラリーマンの私たちが、いつもいつも株価を見ていられるか?というとそんなに時間はないと思うのです。

ですので、みるべきポイントは、この3つくらいでいいと思います。

  • 配当権利落ち日(四半期終わりのタイミング)

  • 決算発表日

  • 何か大きなNewsが出た日

権利落ち日と決算発表翌日はトレンド転換点になることも多いですし、News(買収などの話)が出たタイミングも、同様にそれまでのトレンドから外れて動くタイミングになることもあるので、案外狙いのタイミングだったりもするんですよね。

いずれにしても、自分の信じた銘柄ですので、もし買うことを決意した場合は、その後は焦らずどっしりと構えてガチホする覚悟で臨みたいですね!

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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