推しは推せるうちに

彼らがいなくても私の人生が幸せでなかったということはない
彼らがいなくても楽しいことは楽しく、辛いことは辛かった
彼らがいなければ乗り越えられなかったことなんて正直なところ、ない


彼らがいたから出会えた人がいて
彼らがいたから見られた景色がある
彼らがいたから元気になった夜があって
彼らがいたから不意に救われた気持ちになる帰り道がある
彼らがいたから感動で震え
彼らがいたから感情が揺さぶられ、幸せな涙を流した日もあった

生きていく上で推しがいるということは
幸福度を高めてくれるということ
塩のようになければ生きていけないものではなく
スパイスのように香り豊かで食感に富み、感覚を刺激する存在があるということ

だから出来得る限りの愛とリスペクトを