知られざるUSMLE Worldの使い方

この記事はUSMLEの勉強を本格的に始めた人向けの記事です。

勉強を始めている人は使っていなくても名前くらいは聞いたことがあるかと思います。USMLE界隈では今や知らない人はいないであろう瀬嵜先生も「王道」、「完璧にすれば30点上がる」、「最新の傾向が反映される」という、ある意味オンライン問題集の必需品と呼べる問題集です。

最大の魅力は解説がとても分かりやすく、収録されている図や表はシンプルで、試験でよく聞かれるところを、クリティカルに抑えてくれています。

その一方でUSMLE WORLD (Uworld)は  Rxや、Ambossなどのオンライン問題集に比べて、扱いにくいといわれています。
その理由は主に2点ありますが、これを何とかする方法についてこのノートで語りたいと思います。


①一度、問題をused(既に解いた)にしてしまうと重複なく問題演習を行うことが非常に難しい

これは問題集使ったことないと理解しにくい欠点なのですが
Uworldの使い方簡易チュートリアルで説明したいと思います

Uworldにログインするとこんなホーム画面になりますね

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それでクリックすると

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例えば神経の病理の問題を復習したいと思ったとき
基礎の科目でPathologyを選択、次に臓器を神経でクリックするとなんと
103問が該当するとわかりますね

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ではこれを1日で103問解こうと思って問題のブロックを作ってみます

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気が付いてもらえただろうか?
もし、神経の病理の問題を既にUsedになっていたら、
40問で一ブロック構成すると103問の中から抽選で40問が選択される。
そのブロックを解き終えて、被りなく63問を解くことはほぼ不可能だ…

半年以上の契約をしている人が一度だけ使用可能なリセット機能を使えば全ての問題がUnusedに戻る
そうすれば重複なく分野別に解けるだろうが、制限がとても厳しいうえに、今日は神経の病理が復習したいなって思ったら一度しか使えないリセット機能をここで使えるだろうか?


②二つ目の欠点はUworldのアプリ起動中、
問題を解いてるときと、解説を見ている時には、スクリーンショット機能と、コピーペースト機能が使用禁止となる。
RxやAmbossはコピペもスクショもやりたい放題なのにも関わらずだ…
うっかりCtrl+Vで貼り付けと押すと警告のように
Copyright (c) UWorld, Please do not save, print, cut, copy or paste anything while a test is active.
と表示される。つまり画像の貼り付けもできず、Ankiのデッキ作成で画像を添付することも禁じられている。

ネットで有名な話であるが、UWでスクショすると、アカウントバンされるつまり、高い契約料払ったのに使用停止にさせられるケースがあるそうです
だがこれを掻い潜る革命的な手法を見つけました。

USMLE Step1は今後スコアを廃止しPass or Failになります
確実に合格点をコスパよく取るうえではUSMLE WORLDの問題を完全に暗記し解説の図や表を丸々叩きこむのが最も早く合格ラインを確実に超える勉強だと思っています。

しかし前述したようにUWORLDはEvernoteやOne note、Ankiに入れることが難しいのです。
これを、思いつく限り、時間をかけず自分のOne noteやEvernote、Ankiに入れる方法を説明したいと思います。
自分はMicrosoftのPower pointを使用しますが、他に有料のアプリは何一つ使用しておりません。

ここから、解説をしていきたいのですが、
本来運営が拒否する抜き出しの解説なのでフリーアクセスにはしたくないのと、この手法を組むために創意工夫に時間と労力つぎ込んできたので、
ここから先気になる方はNoteを購入していただけると幸いです。

追記部分で、画面分割に対応しているIpadかAndroid端末を持っていればテキスト引き抜きが可能ということが分かったのでそちらも記事にしたいと思います
参考文献の文書アクセスもアプリを開いていない状態でも可能になりました

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こんな感じにOne noteにテキストデータでUWの問題の引き抜く裏技もまとめています


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