ピンク

はじめまして
日比野です。

突然はじまりますが

私はピンクを着ない女の子だった

または
私はピンクが苦手な女の子だった。
私はピンクの服を買えない女の子だった。

(何だこのT機能、字でかい、、)

遠回りなところからはじめます。
そして
私の身近な人々に作られた普通と
主観が全てです。

素晴らしい目的はありません。
では続きます。

皆さん

花を描いてください。

と言われたら

脳内で皆さんは
どんな花もしくは何の花を描きましたか?

人にもよりますが
丸と花びらと一本線の方
いらっしゃると仮定していきます。

質問次第なところもあるかと思います。
バラを描いてください とか
目の前の花瓶を描いてください とか

なにが言いたいかというと
"記号"なのです。

小学生頃の私にとって
ピンクは記号だったのです。

花を描いてください理論でいくと、
私にとって
ピンクは女の子でした。

それが何となく嫌。

とがってたのか小学生の私は。

育った家庭や人間関係。
降り注いだ言葉たちに依存しますが。

服でいうと
ピンクは女の子。
青は男の子。

逆にしてみると
女の子の好きな色は、ピンク色が水色。
男の子の好きな色は、赤色か青色。

感覚的ですが
それが普通というか多数な小学生時代でした。

でも私は
ピンクも水色も好きじゃないし
でも女の子だし

かといって
ピンクの服は可愛い子が着るもので
私は似合わないし

とかとか

小学生なりに違和感というか
どうしたらいいのだろうと
葛藤しながら
それなりに周りに合わせたり
全然考えないときもあったり

LGBTQではなく、だだの女女です。
特にそれに関するわけでもなく
何かあった人間でもありません。
ふわっとした私の思考です。

中学生になって
突然そんな私が変わって
ピンク好きになるわけでもなく

高校生になっても
私は変わらずピンク苦手意識がありつつも

中学生の頃からか世の中が

「男性のピンクシャツはオシャレ」

という雑誌の風潮からか
同級生や大人男性たちのピンク衣装を
目新しくも
よく目にする生活になっていき

男がピンクって流行でも
似合う似合わないがあるのな〜と
道行く人にむかって生意気に思ったこともあり

あれ、もしかしたら私自身が
男性と女性を色分けしていたのか
とグサッと気づいた瞬間だった。

しかし
2〜3年経つ頃には
黒や紺、白Tに黒スキニーなど
それ以前より
モノクロな男性世界になっていた。

ピンクは消え。
彩度の高い色が目立つ世界だ。

最近
公共放送の某番組(叱られる系)の
芸人さんの衣装で
久しぶりピンク!となったくらい
目にしない日常だった。

一方、
女性はというと
ここ数年でカラフルな服やズボン
目に刺さるピンクのスカートをよく目にした。
(紫のようなマゼンダのようなピンク)

最新だと
ピスタチカラーという緑色と黄色が
流行らしいが
(もう過ぎ去っているのかも)

話が広がりすぎたが

記号の色

が未だに強いのがベビー物だ。

以降触れることもあるかも知れないが、
そんなピンクな幼少期を過ごし
いまだに答えが見つからない私は

記号の色

をなんとなく歳取ったし拭えたと思ったが
親になってまた難民している。

それはベビー物だ。(2度目)


つづく

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