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重きは軽く

今の私しか知らない方に話すと「は?」と言われてしまいますが、20代の頃、裏千家に入門しておりました。

先生から様々な事を教えて頂きましたが、その中に「重きは軽(かろ)く、軽(かろ)きは重く」という言葉がありました。

水差しのように重い物は軽く見せる、反対に、茶筅のように軽いものは重く見せる。そのような所作が深みをもたせる、ということでしたので、そうありたいと当時、努力をしておりましたが、この言葉が仕事でも意味をもちました。

ルーティン業務は慣れている分、油断しがちで「あ~、やった!」と凡ミスをしてしまう。慣れているものこそ、気持ちを重くして注意をしなければならない。

反面、クレーム対応など厳しい業務は、「大丈夫!何とかならなかったことは(多分)無い(と、思う)!」と、気持ちを軽く持ち、何とか難局を乗り越えてきました。

まだまだ、元のような毎日になる時がきませんが、このような時こそ心に言い聞かせて行きたいです。

「重きは軽く」

L style 担当 Y.T




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