休み方改革
読んだ本のまとめ③です。
東松寛文さんの「休み方改革」。
「君は何のために生きているんだい?」自分の人生を振り返るガツンとした質問をぶつけてくる一冊でした。
東松さんは、大手広告代理店で働くサラリーマンです。以前までは、典型的な社畜。毎日を会社のために生き、会社のために働き、会社のために休日を過ごす生き方をしていました。正直こんな人僕の周りにもたくさんいます。そんな彼が変わったのは『旅』との出会いでした。
大好きなNBAを見るために有給を使いアメリカへ。そこで彼は衝撃を受けました。日本とは全く違う人々の生活がそこにはあったのです。
そこから彼は、週末だけを使って世界一周をしてしましました。
そんな彼の本から学んだことを2つまとめます。
①自分の人生を生きているのかい?
働いていると日々の忙しさに追われ、ついつい会社と家の往復に陥りがちですよね。でも、そんな人生は正直楽しくありません。自分の趣味に没頭するもよし、家族と過ごすもよし。私はたちは自分を幸せにするために生きているのです。
いやいや、仕事に追われすぎて無理。僕も正直そう思っていました。ちょっとしたテクニックだけで、早く追われることってあるんです。例えば、パソコンの辞書にマイワードを登録して、変換やタイピングの回数を減らす。締め切りを設定し直して自分を追い込む。これだけでも、時間にゆとりが生まれますよね。
業務の見直しは、会社の責任で行われることかもしれません。でも、自分を本当にマネージメントできるのは自分だけなのです。世界は自分の認識で成り立っているので、意外と簡単に変えられることってあるんです。
②忖度って大切
ゴマスリじゃありません。周りの人とうまく付き合いながら、持ちつ持たれつの関係を作ることです。僕的に言うと「僕は休むだからあなたも休んで。あなたがいない時は僕が頑張るね。」と言うところです。
自分が休みたいから休むだけではどんどん周りとの関係が悪くなります。感謝を伝える、良い関係づくりのために在社時間(休み時間)を使い切るつもりで、自分のチームの関係を強化しよう。そんな決意ができました。
人って一人で生きてるわけじゃありません。でも、その中で自分の人生を生きないと、後悔しか残りません。自分は何を大切にしているのか。考え直させる一冊でした。
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