CREATE WORK

ピョートル・フェリクス・グジバシさんの『CREATE WORK』を読みました。

この方は、キャリアに精通した方です。もともとはGOOGLE社でアジア地域の人材開発とグローバル人材の教育戦略を担当されていたまさに、人材育成のプロです。

この方は"PLAY WORK"を信条とし、遊ぶような楽しさで仕事をする、もしくは仕事をするように真剣に遊ぶと考えている方だと考えています。仕事とプライベートの境界が曖昧で、"WORK as LIFE"の実践者のように感じています。

働き方に関する本を何冊も出版され、今回も自分の働き方に対する考え方を修正する目的で読みました。


その中から、自分に刺さった考え方、動き方を箇条書きします。

①失敗したら、ミスを繰り返さないように、仕事を修正する。

②人に質問する時は、仮説を持って質問する。

今回はこの2つの考え方を実践したいと思いました。


もう少し掘り下げてみます。

①基本的には、失敗をしないように心がけています。それは、早く帰るためです。僕は、「人材を育てることで、誰もが幸せになれる社会を作る」ことをしたいと考え、働いています。それと同時に3児の父であるため、家庭も大切にしています。だからこそ、誤字脱字を含めて、失敗を減らすように努力しています。それは、ミスの挽回のために大きな努力を要するからです。それに時間を取られていては、本来の仕事ができませんし、帰りも遅くなってしまいます。この前、外部に出る資料の中で、7つほど間違いをしてしまいました。事前に回覧はしていましたが、ミスの発見にはいたりませんでした。どれも単純なミスであり、今回は見てもらったという安心感から、自分の確認を怠りました。今後は、自分の締め切りの設定を見直し、予め確認作業の時間を予定に組み込むようにすることで、再発防止をしようと考えています。


②最近ふと聞こえてきた質問の中で、自分には理解できないものがありました。「1月って英語で何ていうの?」というものです。いや調べろよとその時は思いました。後から思い出してみると「調べろよ」という考え方は自分では本質的だと思いました。つまり、自分の頭で考えるという作業をすっ飛ばして、他人の時間を奪うということは悪だという考えからが自分の中にあると発見したのです。この発見の後、この『CREATE  WORK』を読んで、自分もまだ足りなかったなと反省しました。僕は自分で調べることはするけれど、仮説までは持っていただろうか。自分の仕事で理解したことと理解していないことを分けられているだろうかと。これからは、質問というよりも、確認する。つまり、自分ではこう思うが合っているかこの方向性で合っているか、と質問するようにします。


ピョートルさんにお会いしたことはありません。今後、お会いするとしたら、僕が観衆の1人としてお会いするくらいの方だと思います。でも、僕はこのピョートルさんを自分の働き方の師匠の一人だと勝手に考えています。まずは実践あるのみです。今度の仕事から、少し変えてみます。

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