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テヘランでロリータを読む

テヘランで最もリベラルな大学で英文学を教えていたが、スカーフを拒否したことでトラブルになり、結局退職。しかし、大変な社会中で数人の教え子と小さな読書会という形で文学を読み続ける。取り上げてる文学はロリータ、ギャツビー、ジェイムス、オースティンなど。文学者の視点とジャーナリズムの視点が交差する。やがて小説の中に民主主義的構造を見、個人の夢や才能が体制に潰されていく現実を激しい怒りで書きしるしている。
2022イランはより厳しい。たくさんの若い命が犠牲になっている。
文学を愛する人、サッカーを愛する人、行動する女性たちの中に希望があると信じたい。

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