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文房具店に取材してみた。

私たちは、夏休みの1日を使い、宏文堂 今井文具店に取材に行きました。

場所は、私たちの学校、淑徳SC高校の付近にあります。

取材内容は6つ。
まずは1つ、仕事を行っている上で意識してること。
お客さんが何を求めているのか、商品の名前ではなくとも大体の特徴などで、推測して探すことを常に心がけている様です。

次は2つ目。やりがい、達成感を感じる時。
昔からある店なのもあり、お年寄りのお客さんが多かったり常連さんがいたりします。その人はもちろん、お客さん全員に有難いと思われる時や、安心感を覚えてくれる時が一番達成感を感じる様です。

3つ目は、仕事を行っていて大変だと感じる時。
今井文具店は、インターネットで全国に配送を行っていたり、商品を取り寄せたりします。その時に、商品がなかなか揃わなかったりでお客さんに迷惑をかけてしまったりします。そして、お客さんが商品のコードを間違えてしまった時も、お店の方で処理しなくてはならなかったりするので、その点が大変な様です。
コード一文字でも、ボールペンが椅子に変わってしまうこともざらにある様なので、その点はとても苦労します。

4つ目は人気の文具。
小学生から中学生に人気なのがすみっこぐらしの文具。特に人気なのが、ぬりえ、マスキングテープ、折り紙、シール、えんぴつ等。すみっこぐらし以外にも、キャラクター関連の文具が人気。
中学生や高校生には、新しく発売された新型のボールペンやシャーペンによく食いつくとのことです。

5つ目は、担当者さんが面白いと感じた文具。
一つ目は鉛筆につけるグリップ。グリップだけでも種類が豊富で、形も若干異なって面白いとのこと。
二つ目はファイル。ファイルはグリップ以上に種類があって、ファイルをひっくり返しても書類が落ちない様上から止めることができるファイルや、ヒクタスという、冊子の様なファイルで、中を減らしたり足したりできる物があったり、NOVITAという、冊子型ファイルで、初めは薄いファイルだけど沢山収納できる様にできていて、入れれば入れる程かさが増すというかさばらなく収納が楽なファイル、等・・・沢山のファイルがあって面白いと教えてくれました。

最後に6つ目は、インク量の多いor少ないボールペンのメーカー。
メーカー毎に偏りは特にはないらしいですが、ボールペン自体が細かったり、二色ボールペンだとインクは少なくなります。そして、水性の方が一度に出てくるインクが多いため油性の方がインクは長持ちしやすい。その上、ボールペンの先端の細さが太ければ太いほど、もちろん一度に出るインクの量が増すので、長持ちさせたい場合は油性の細い物を使用することがオススメです。

文房具店と言っても、他の店とは異なるサービスがあったりで、沢山の面白い話を聞くことができ良かったです。担当者さんがとても優しく、話し方や表情から本気でお客さんのことを想っているということが伝わりました。相手の気持ちになり、どう行動するかを考える事が重要だと改めて認識しました。担当者さんが人気の文房具等を十分理解していたことから、利益を得るためには幅広い世代の人に来てもらえる様、今流行りのものや皆の求めているものを理解する事が必要だと考察できました。是非ボールペンの豆知識については、活用してみてほしいです。(笑)

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