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ポテトストリップ

分かってる。無機質なんだよ。
居心地の良さなんて、もう求めてないのさ。

よく晴れた日よりも雨の強い日の方が
胸躍らせているだろう。

安全な場所から見る景色は格別か。
その隔たりの向こうで自由を感じている。

気付いた頃にはもう遅い。
君は「普通」に支配されたんだ。
雨に濡れた僕の髪に、陽の光が降り注ぐ。
風に吹かれて、どこへ行こうか。
なんだ、僕の方がずっと自由じゃないか。

ポテトストリップ

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