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日本語は面白い

先日ファミレスでウエイトレスさんに「お化粧室はどちらですか。」と尋ねると「お化粧はトイレでしてください!」となんだかきつい口調で言われましたが、面白いなクスッっとしてしまいました。

さっきのウエイトレスさんは、お化粧室=トイレっていうことを知らないんだな。待て待て待てよ、今はもう食事をする場所でトイレという単語を使うことがはばかられることはないのでしょうか。

周りの方々が食事をなさっているときに、「トイレ」という単語は私は使いません。

トイレの場所を訊くときには、やはり「お化粧室」を使うことが多いです。
あまり使いませんが、「お手洗いはどちらですか。」と訊くこともあります。

一緒にいる相手に、「トイレに行ってきます。」という直接的な言い方を私はしません。それは周りの方の耳に入る可能性があるからです。
「お化粧室に行ってきます」と使うことが多いですが、「お花摘みに行ってきます。」も使います。

「お花摘みに」は女性が用をたすときにしゃがむ姿が遠目にお花を摘んでいるように見えたというところから由来しているようです。
女性専用用語ですので男性は使わないでください。
もちろん男性用語もあります。
「雉撃ちに行ってきます。」を使います。立って用を足す様子が後ろから見ると雉を撃つ準備をしているように見えるところからきています。

まあ、今は女性だとか男性だとか区別しないことも多いので臨機応変に使ったらよいと思います。

日本語って素敵ですよね。直接的に言わなくても、湾曲的にやんわり伝える、それが日本語の良いところです。

まだまだ言い方があります。
「ご不浄に行ってきます。」「手水に行ってきます。」なんて言い方もあります。お好きな言い方を上手に使って女性らしさを演出してください。
日本語の素敵なところだと思っています。

楽しんで使ってくださいね。

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