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話し方で損してないですか?

話し方って実はとっても大切なんです。
話し方ひとつで、「この人チョット近寄りがたいな。」「この人怖いな。」
「この人は優しそうだ。」「この人は楽しそうだ。」
話し方が人の印象を決めているんです。

人に好かれたいと思っているのに、「はっきり白黒つけて断言する話し方」をしているために、「なんか怖い」と思われてしまい、人が寄ってきてくれず悩んでいませんか。

ぼそぼそ話す癖があるので、相手が聞き取りづらく、「この人暗い」「気弱」と思われてしまい友だちが出来ず悩んでいませんか。

大原則として、人はみんな自分が大好きですよね。
これはよくわかりますよね。自分に興味津々なんです。
その興味ある自分を知って欲しいんです。理解して欲しいんです。
自分を認めてくれる、分かってくれる人が好きなんです。

私のことをわかってもらいたい。
私のことをきちんとわかってもらいたいのであれば、分かってもらえる話し方をする必要があります。

自己紹介

私のことをわかってもらうために自己紹介してみましょう。
経歴を長々と話していませんか。それって聞いていてその人の何がわかるのでしょうか。たくさんの経験をしたことはわかりますが、そこからではその人となりは分かりません。どんな思いでその仕事をしていたのか、その職場で得た知識、その知識を教えてくれた人への感謝の気持ちなどを話してくれたらどうでしょうか。「誠実さ」「堅実さ」「素直さ」などが見えてきませんか。

私の話を聴いてもらいたいのであれば、聴きたくなるように話すことが大切です。聴きたくなるように話すためには、どうすればよいのでしょうか。

話したいことを「顔」「声」「身体」すべての表情を使って話すのです。
楽しかったことは「笑顔」「明るい声」「胸を張って」話すと、楽しかった様子が相手に伝わります。
悲しかったことは「悲しい表情」「暗い声」「背中を丸めてうつむいて」話すと、悲しかった様子が伝わります。

あなたの話を聴いてもらったら、今度は相手の話を聴く番です。
相手が「顔」「声」「身体」すべての表情を使って話してきたら、あなたはどう聴けばよいでしょうか。
一生懸命話してくれているのです、一生懸命聴きましょう。

「顔」「声」「身体」を使って相手の話に、「感嘆」「反復」「共感」「称賛」「質問」をするように心がけましょう。

ハッピー

「感嘆」「反復」「共感」「称賛」「質問」この5つを心がけましょうね。
「感嘆」・・・えー、そうだったんですね!
「反復」・・・相手の言葉をオウム返しにするんです。
「共感」・・・そうですよね。わかります。私も同じです。
「称賛」・・・とても素敵なことです。素晴らしいですね。
「質問」・・・今のお話をもう少し詳しく聴いてもいいですか?
こんな感じで聴いてくださいね。こんな感じで聴いてもらいたいでしょう?
聴いてもらいたい感じに聴けばいいんです。

相手の話が悩みだったら、どうしますか。
悩んでいる話を聴いて自分の経験談を話したり、解決策を話したりしてしまう人がいますが、悩んでいるときに「正解」は不要ですよ。アドバイスはして欲しくないんです。正しいことを言って欲しいわけではありません。悩みでも同じです。「悩んでいる私の話を聴いて欲しい」んです共感しましょう。ひたすら共感です。
相談しているわけではないということを忘れないで。相手は悩みを話しているんです。

何の話でも同じですよ。相手は話したいんです。
自分に置き換えてみてください。話したいのに途中で「そういう時はね」と話の腰を折られると話す気を無くしてしまうでしょう。
話を聴くときは聴くに徹することです。

不機嫌

話したくない人とは話さなくていいんです。
話したくない人っていますよね。
自分の話ばかりして私の話を聴いてくれない人
私の話を最後まで聴かずに自分の意見を挟んでくる人
そういう人とは話さなくていいです。
疲弊してしまうばかりです。

その人が話しかけてきたら、「顔」「声」「身体」を使って無表情を表現しましょう。使うのは「沈黙」です。
話したくない人とは距離をおきましょう。
自分の話の腰を折られたからといって、話したくない人の話の腰を折っても何にもなりません。喧嘩は何も生みません。
「沈黙」してみましょう。

自分の話を聴いてもらいたいと思ったら、話すときに使ってはいけない言葉があります。
「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」この4つの言葉を使わないようにしましょう。ネガティブに向かってしまう言葉です。

言葉の癖は人格の癖と言われています。
ネガティブな言葉を使う人はネガティブ思考に走りがちです。
自分はこの4つの言葉を使わないようにして、この4つの言葉を使う人の話は聴かないようにしましょう。

悪口

悪口は言われたくないですよね。言われたくないことは絶対に言ってはいけません。周りの人が言っていても同調せずにその場を離れましょう。
悪口を言う人を正そうとする必要はありません。人を変えることは出来ません。変えられるのは自分だけです。

もうおわかりですよね。
話し方は人生を左右するくらい大事なことです。
自分の話を聴いてもらいたいなら、相手の話を正しく聴くことです。
話すことは聴くことが大前提にあるということです。

会話

話すことは聴くこと。
どちらも大切。ね。


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