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~ちゃんと話したい時に使おう!~「ブレインストーミング」

 みなさんはブレインストーミングを知っていますか? ブレインストーミングとは、簡潔に言うと、集団で話し合う時に、話し合いをうまく進めるための技法です。なぜ僕がこれを紹介するかというと、このブレインストーミングは、どんな人でも、いつかは必ず必要になることだと思うからです。それでは、ブレインストーミングについて、お話していきましょう!

 話し合いの人数は、3人~10人が好ましいです。理由は後ほどお話します。まず、このブレインストーミングには、4つのルールがあります。

ルール1 粗野な考えを歓迎!

 粗野な考えというのは、どちらかというと論理立っていない、セオリーから外れているような考えのことです。このブレインストーミングにおいては、そのような、誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜でユニーク、そして斬新なアイデアが重宝されます。

ルール2 質よりも量

 ブレインストーミングでは、アイデアの質よりも、アイデアの量を優先します。ルール1において、ユニークなアイデアが大事であることをお話しましたが、それを、増やしていくには、アイデアの量を意識することが大切だと考えられます。もちろん一般的なアイデアも大事ですが、それも含め、あらゆるアイデアが歓迎されるのが、ブレインストーミングなのです!

ルール3 アイデアを結合し、発展へ!

 もちろんたくさんのアイデアを出したら、それをつなぎ合わせて、よりよいアイデアにしていくことが求められます。別々のアイデアをくっつけたり、変化させることにより、新たなアイデアを生み出します。大切なのは、他人の動きに便乗して、発展していくことなんですね!

ルール4 結論を極力出さない!?

 たとえば、ある人が出したアイデアを、予算が足りないからなどと、即刻否定してしまうのはNGです。そういうときは、予算が足りないけれど、そこをどう対応していけば良いのかということを考えていくことが大事なんです。みんなの意見がまとまり、みんなが納得してから結論を出す、それがブレインストーミングです。

 始めにお話した3~10人という数字は、ここまでお話した4つのルールを守っていくことができるギリギリのラインとされています。1番の理想は、4~6人ではないでしょうか?
 そして、人数が増えていくほど、重要な役割を担ってくるのが、進行(ファシリテーター)です。ここまで大事だとお話した、どんなアイデアでも歓迎する空気づくり、円滑に進行する力、アイデアをうまくつなぎ合わせていく力など、たくさんの能力が求められます。

 ここまで、ブレインストーミングのルールをお伝えしてきましたが、当の僕も、今まで部活の中でたくさん話し合いをしてきましたが、うまくまとまらなかったり、話がそれてしまったりということが幾度となくありました。そのたびに、話し合いの難しさを本当に身にしみて感じました。だからこそ、こうやってルールを決め、その中で自由にやっていくことで、本当の意味で良い話し合いができるのだと思いました。みなさんも、このブレインストーミングを使って、新たな発見を探してみませんか?

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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