ゲーミングお嬢様に出てくる格ゲー用語②

今週のゲーミングお嬢様も面白かったですね。何も観ずに適当に出てきた用語を解説しますが、大体合ってると思います。

・2on2大会

2人チームを組んで戦う大会。プロレスで言うところのタッグバトル、柔道などで言うところの団体戦。柔道で言うところの勝ち抜き戦形式と、先鋒、次峰同士が戦った後にその勝者同士が大将として戦う早稲田式が存在する。

・私は投げキャラ倒すから、隆子 他全部

元ネタは、ウメハラが大貫とタッグを組んでストリートファイターⅢの全国大会に出た時に言った言葉「俺はユン倒すから、大貫 他全部」。

この当時はウメハラは余りゲームをやっていなかった為、ユンというキャラの対策だけは完璧にして、他キャラの対戦は当時ストリートファイターⅢの最強プレイヤーの一角だった大貫に丸投げするという戦法をとった。結果的には大会を通して決勝まで1度も負けないという圧倒的な強さを誇った大貫の活躍と、ユン相手に圧倒的な強さを見せたウメハラにより見事優勝した。

・5:5(神ダイヤ)

そのゲームにおいて個々のキャラがどの程度強いかを数値化した「対戦ダイヤグラム」における『全くの互角』を意味する言葉。

対戦ダイヤグラムの定義は、基本的には「同じ実力も持ったプレイヤー同士が対戦した時の勝率」を数値化したもので、5:5ならば100回対戦したら大体どちらも50回勝って50回負けるという組み合わせの対戦となる。

ちなみに、対戦ダイヤグラムはゲーメスト編集長の石井ぜんじ氏によって考案された表記方法である。

・10:0(完封)

そのゲームにおいて個々のキャラがどの程度強いかを数値化した「対戦ダイヤグラム」における『完全な詰み』を意味する言葉。

定義としては、多少の操作ミスや対戦相手との読み合いに終始負けることがあっても、試合に負けることはないという。100回やったら100回勝つ組み合わせである。

基本的に100%勝つという組み合わせは中々ないので、9:1が理論上の対戦ダイヤである。。。と言いたいが実際にはワールドヒーローズのジャンヌダルクとマッスルパワーの対戦ダイヤグラムは10:0が付いている。

理由として、ジャンヌダルクの必殺技のフラッシュソードに対してマッスルパワーはどのような状況からも反撃する手段がなく、フラッシュソードを連打するだけで勝ててしまい、多少読み負けてもフラッシュソードがマッスルパワーの攻撃前に間に合ってしまう。しかもフラッシュソードはとても簡単な必殺技なので入力ミスする要素が無い。

他だとマーベルVSカプコン2のセンチネルとロールちゃんの対戦ダイヤグラムは10:0だったりする。



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