PD患者のタンゴ効果　パートナーとしての強化　後ろ歩き歩行

高齢者とPD患者は、運動能力の低下を示す後方歩行の特徴があります（Hackney & Earhart, 2009a; Laufer, 2005）

多くの転倒は後ろ向きで起こる。

したがって、後方への適切な「タンゴウォーク」の方法を習得するために、かなりの時間とサポートを割く必要があります。

タンゴでは、一人が前に歩くので、誰かが後ろに歩かなければならない。

幸い、タンゴの後ろ歩きは、安全な後ろ歩きにとても適しています。

後ろ向きに歩くときは、パートナーに向かって体を前向きにし、その前向きの「姿勢」をずっと維持します。

PD患者が後退、後ろ歩きを行う際、つま先を後ろに伸ばし、腰を足の上に慎重に移すようにアドバイスされるべきです。リードする人は、ペアを組む相手(PD患者)が後ろに下がり、肩がベース（つま先の上）の後ろに落ちるのを避けるよう、励ます必要があります。前方または後方に歩くときは、つま先が腰と胴体の下に入り、支持基底面上の重心を再獲得しなければなりません。PD患者が後方に移動するときは、必ずフォローしてあげてください。

パ-キンソン病を持つ方にとって
後ろ歩きは筋力を使う体の部位だけでなく、固有感覚が優位になったり、
前歩きと
また違った神経系を活性化させられる。
視覚が使えない、普段行わないなど前歩きより難しい課題ともなり得、代償の反応も評価して用いるのであれば
後ろ歩きは練習を重ねることが大切である。

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