簡易1カラクリの構築について。

寒波亭(先ドロー有り代償2枚)でカラクリを使い続けてきましたが1103の一区切りとして構築について書いてみようと思います。

【構築のコンセプト】

①メインデッキは分布が1番多くエレワの脅威や先行ガジェ+罠問題(後述)もある為対tgガジェをメインで1番重く考え、なるべく3本目を先行で迎えられる様にメインからガジェを意識。

②サイドデッキは苦手なヒロビラギアアライブに対して逆スト目指せる様に作り込み1本目落としても極論okとし、その分メインをガジェ等の他のデッキに寄せる。

③対暗黒は専用サイドカードの採用が逆に他の対面を落としてしまうリスクもある為暗黒界(後攻)は割り切って他を広く見れる構築に。

【メインデッキ】

・簡易1枚サイドラ2枚の理由
①対ガジェ1本目後攻時にバトル入らずにガジェを0-1除去
②1本目後行時の簡易の弱さ
③星6シンクロもほぼ必須(やっぱり重要)

この中でも①が特に偉くて、
たとえばこのシュチュエーション

対tgガジェ3本目後攻1ターン目

攻撃すれば代償のリスクや本来踏みやすい幽閉を重く貰ってしまう。
しかし攻撃しなければ次ターン無料ランク4から繰り出されるホープローチメロウが軒並み重く妨害が間に合わず負けの展開になる。

この様な良くある状況でサイバードラゴンを引けてた場合バトル入らずにガジェットを処理する事が出来て代償があっても砂塵が間に合います。

3本目後攻時に当たり前の様に繰り出される先行ガジェに対して3枚しか無いサイバードラゴンを毎回初手で引く事は出来ないので1本目後攻時からも勝ちを目指し、なるべく3本目を先行で迎えられる様にメインからサイバードラゴンを2枚採用する事にしました。


・簡易融合が1枚な事に関して
① 星5枠を4枚以上に増やすと3チューナー引けずの事故が目立つ
② 2キルの場面で妨害+展開札+七つをバランス良く引きたい。
③2戦目以降は簡易+3チューナー+妨害札が必要な為難易度高い。
④先行1ターン目以外の簡易は警告に屈しない為展開を通す七つ等まで必要になり七つ道具と3チューナー等が引けてない時の運用が難しく浮きがち、

の理由からのでサイドラと合わせても星5枠は3枚に抑えました。

カラクリカードが全体的にパワー高い為上ブレを減らしてより安定的な勝率を求めた感じです。

ただ対暗黒、ジャンド、天使の様な速度が必要な相手に対して2枚目以降の簡易が欲しい場面も多いので今後も常に要検討です。

・強欲で謙虚な壺2枚
モンスター引けずに蔵打てずが大問題なのと先行で打つ謙虚がアホほど強い為、
小町商人や解体を回したりなど簡易より初手で欲しい場面も結構あります。
商人にアクセスするカードとしても割と重要なのですがカラクリデッキで2ターン特殊召喚出来ないのは非常に問題な為、被らないギリギリの2枚フル採用です。

・我が身を盾に
攻めにも守りにも使えてブラロケアまで出来るので擬似的な3枚目の警告の様に使えるのが非常に良いです。
メインでデュアスパ朱光に打てたらラッキー

※他のカードは基本的な物ばかりなので割愛

【エクストラデッキ】

・上段のシンクロモンスター10体
全て必須で確実に使います。抜けません。
ランドオルスは無礼クイックからのサイドラケアでもよく出します。

・リバイスドラゴン
スノーマン×2で出す事も多いですが小町参謀しか引けずそこで攻撃モンスターに変換出来るか出来ないかで勝敗が決まる時が8マッチに1度くらいのタイミングで発生しどうしても抜けないです。

ブラックハイランダーの後投げ回答が月の書位なのでメインギミックで超える為にも必須だと思ってます。

・ローチ、フォートレス、メカザウルス、
よく使います。

・ブリューナク
無しの構築も使ってましたがやはり守衛+商人から1枚消費で罠踏めるか踏めないかは全然違う為星6枠として採用。

パルキと迷いますが苦手な対HERO戦の詰めの場面で守衛蔵のリソースの残し方からシャイニングを綺麗に処理出来るのを評価してブリューナクを採用してます。
セットモンスターをゴリ押しでバウンスしてキルしに行けるのも良き。

【サイドデッキ】

・サイバードラゴン
カラクリの使うサイドラは様々な場面に対応出来なおかつ攻めの手段にもなる良いカードです。
特に対ガジェ後攻時は先述した通りこいつが初手にあるか無いかでだいぶ勝率が変わるので確実に引く為3枚確定だと思ってます。

・スノーマンイーター
守備1900なのが非常に強く唯一無二です。
HEROの分布が一定数あるので個人的にカラクリを使う上で必須カードだと思ってます。

対HERO後攻時は下級カラクリにヒロブラを貰った場合その試合をほぼ落としてしまいます。
しかしスノーマンなら罠に頼らずR直撃やブレイカーのリスクを抑えながら我が身ハリケを引き込むまでアド損せずにライフを守れる。
さらに2枚揃ったらリバイスで罠踏めるこのカードは対ヒーローで重要なカードだと思います。

ドッペルやサザンクと違ってグアイバにもやられない為聖杯を持たれてても安心でき後攻時に確実に引きたいので3枚

・エフェクトヴェーラー
純代行のお触れと展開系のトラスタハリケ対策、
ブレイドに対してブリュトリシュで返してくる事が多くそこに当てると試合を決定付けられる+運ゲーになりやすい対六武の後攻を捲れるカードとして採用。
バレてない時は非常に強い。

・我が身を盾に
対アライブと純天使を重く見ての採用です。
先述した通り対HEROはヒーローブラストを下級カラクリに打たれると負けるのに対アライブ戦は七つ道具を抜かざる負えない為手札から打てるこのカードは非常に大事な存在です。

純天使はまともにやり合うと明らかに妨害の数が追いつかずいつかヒュペリオンクリスティアやサイバードラゴンを通してしまうので我が身を使って早くキルする事を意識してます。

暗黒や天使ジャンド系の後攻時もラグのある七つを抜いてこのカードを増やし速度上げられるのも高評価。
2枚目の採用を最初は抵抗ありましたが思った以上に好感触の1枠で実際トップで引いてすぐ使えるのもかなり偉いです。

・ブラホ、ミラフォ、激流葬
アライブ、ヒロビ、ラギアの後手を捲るのに必要なカード。
1-2交換させてアド差をひっくり返しましょう。

カラクリのミラーフォースはメインに入ってる構築が多いですが対tgガジェと暗黒で腐りやすくそこが致命的だと判断してサイド落ちしてます。
カラクリを場に残せる部分は評価出来ますが皆ケアしてくるしムラあるので好きじゃないです。

・強制脱出装置
対六武カラクリ後攻とHERO系に入れます
Rにチェーンで打てるのは言わずもがな、
ショックやアブソルートシャイニングに後打ち出来る貴重な罠で融合体の回答が少ないカラクリでは大事な1枚です。
アライブに勝つなら2枚入れたいけど枠的に厳しく1枚のみの採用、

エレワが複数見えたらtgガジェにも仕方なく入れるかも

・昇天の黒角笛
投入相手のメインの動きにも打ててサイドラのメタにもなる為カラクリの黒角はかなり対応力の高い良いカードです。

特に対ラギアではグアイバ、サイドラ、ラビットなど通しちゃいけないカードが多いのに警告を抜かざる負えないので重宝します。

割と広く見れる無効系カードですが流石に刺さらない相手には無力過ぎるのでメインに入れる事はありません。

・砂塵の大竜巻
対ガジェは言わずもがな、
カラクリミラーは解体の打ち合いで砂塵引きゲーになる為

専用メタになりがちな暗黒に対して唯一広く見れるサイドカードなので3枚採用。
暗黒への唯一の対抗策です。

対アライブでこちらの1伏せに対してRを打ちづらくして激流ミラフォを直撃させる為にも良いカードです。
対アライブ戦はこのカードの伏せ方とタイミングが結構重要だと思ってます。

【採用しなかったカード】

・DDクロウ
他を広く見る為に暗黒界を捨てたので解雇
対アライブでも伏せずにヒーローブラストを無効に出来るのは評価してるんですがやっぱりムラのある一枚だと思います。
しかし寒波亭の中堅デッキ(カエル帝ドラグスクラップインフェスキドレtg等)に軒並み強く環境次第ではまた採用するかもしれません。

・次元幽閉
良いカードだけど見れる範囲が狭くRやブレイカーに破壊されやすい為無しに、
でもHERO融合体やショックに後打ち出来たりライオウも簡単に除去れる為採用圏内です。

・連鎖除外
打てたら強いけど打てない時が多くて抜きました。
対tgガジェでガジェに触れられないのとサイドラに無力な罠なのが好きになれません。
でもグランドみたいな環境ならアリかも、

・トラップスタン
月の書の裏目が致命的なのと対六武とパルキに対して打てる七つの方が強かった為早い段階で解雇しました。
攻めにしか使えないトラスタより攻めにも守りにも使える七つの方が好きです。

・王宮の弾圧
最後まで判断が難しい1枚でした。
デッキのコンセプト的にサイドデッキでは枠が足りず黒角笛の2枚目も対ラギアへの役割がある為弾圧は入れませんでしたがパワーはあるので天使ジャンドが増えたらまた検討します。

・ヂェミナイデビル
カラクリはリソースを常に手札に抱えて戦う為墓穴が非常に重く欲しい1枚ですが色んなデッキと当たる寒波亭環境で超ピンポイントの専用枠を割くのは勿体無いと考え解雇

・パペットプラント
カラクリなら七つのお陰で多少は六武の先行展開も返せますし苦手なビート系への対策の方が重要と考え解雇
ヒーロー相手はエアーオーシャン返せるのは良いけど1番重要なヒーローブラストの問題を何も解決出来ておらずアブソシャイニングにもイマイチなのでパペプラ入れる位なら脱出積み増します。

対六武はじゃんけん勝つのが1番のメタ。

・精神操作
リリース出来てたら採用してたかも。

・貪欲な壺
強そうに思ってアジアを購入しましたが実際の所とても弱かったです。


その他にも
昇天の角笛、カースドフィグ、ニュードリア、サンダーブレイク、カラクリ爆弾、転生の予言、等々色んなカードを試したけどサイドの枠を15枚に抑えながら広く見るのは難しくて不採用に

【採用しなかったエクストラ】

・スターダストドラゴン
星6シンクロやライブラリアンの方が優先度高い為無しに、
先行小町+守衛+簡易の手札以外では欲しいと思った事あまりありませんでした。

苦手なラギアヒロビアライブが脱出幽閉を多く採用している為、星8シンクロ通しても簡単に処理されてしまい本来なら踏みやすいのに重く貰ってしまうのもマイナス評価です。

・ライブラリアン
エクストラが16枚使えるなら16枚目は確実にコイツです。
ですが枠的に仕方なく断念。

・ナチュルパルキオン
ライブラ入れられないけどパルキがあれば場の商人+レベル3.4.5でのワンキルにいけるし警告を1枚消費で確実に踏める為全然ありだと思います。
ブリュかパルキのどっちかです。

・メカザウルス、カルボナーラ、カオスウィザード
今回の構築とは関係ありませんが簡易融合が3枚なら僕はメカザウルス派です。

先行ブレイドナチュビした後にサイバードラゴンを特殊されるとこちらに妨害が2枚以上無い場合通さざる負えない状況になります。
しかし通した後はもう一度盤面を建て直さなければならずそこで2枚目の簡易融合から出てくるカードが星4だと一気に展開力が落ちてしまう為
(ここはharanekentaさんのキャスからの学び)

寒波亭だと当時以上にサイバードラゴンの出現率が高く他の候補よりも簡易3ならメカザウルスかなーと思ってます。

簡易2サイドラ1の構築の時は2枚目の簡易を引く確率も低い為対アライブを重く見てカオスウィザードにしてました。 
※ グレイトトルネードで盤面壊滅する為カオスウィザードですがアーカナイトケアでマブラスもあり

【終わり】

カラクリデッキは下級と解体が非常に優秀で
・耐える
・速度を上げる
・商人を絡めて1枚ずつ罠を踏む
など柔軟な動きを商人が可能にしてくれる他、
事故率も低く良いデッキなのでオススメです。

ラギアは祈る事が多い為苦しいですがグアイバ入って無いヒロビとアライブはちゃんとやれば後手でも一定の勝率を出せるので是非、

このnoteが少しでも寒波亭や1103ゲートボールの発展に繋がれば幸いです。


※カラクリを使う上で各種ゲートボールのブログやノートを参考にさせて頂てた為内容が重複する部分があったらすみません。

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