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【USGS】[年月別カウント] 地震情報の設定変更β1b・半径2500km以内・マグニチュード5.0以上・2024年1月〜、測定中心位置:小笠原・母島 [更新: 2024/06/03, 14:00までのデータ]


〜…〜【今回の主な変更点】

(1) データの取得期間について
 取得期間・開始:2024/01/01〜。(期間終了の指定なし)*
 *(期間終了の指定なし):Start timeのみ指定したものであり、同一URLで確認の都度、最新情報に更新される。

(2) 色が地震の度合いを示す【最新情報の詳細・その1・Shake Map】を追加。

〜…〜【今回の主な変更点】は以上




〜…〜【設定概要】

⭐︎今回はUSGSのデータ取得設定を変更すると共に、フィルターを使った結果も追加。
 → データ取得設定を変更:

  半径2500km以内、
  震源深さの指定なし、
  マグニチュード5.0以上、 
  取得期間・開始:2024/01/01〜、取得期間・終了:(指定なし)

 → フィルターの設定内容:次の位置情報を用いて地震データを絞り込む。

   (a)母島の位置の北緯26.6394以北における地震活動。

   (b)フォッサマグナミュージアムがある位置の東経137.5212以西の地震活動。

〜…〜【設定概要】は以上




〜…〜【データ概要】

【USGS】地球マークを選択[押下]すると、地震発生分布が表示される。

   震源深さの指定なし、マグニチュード5.0以上、2024年1月〜を見ると、母島を中心に半径2,500kmの範囲では145回の地震が発生。

   ダウンロードしたデータをアプリ「Numbers」のピボットテーブルを使って、発生年月別に件数をカウントした所、2024年04月が最も多く78回[この中での最大マグニチュードは7.4]。
→2024年04月マグニチュード7.4の発生場所は台湾:(23.8353, 121.5977)
[↑GoogleMapsで確認できる。GoogleMapsの検索欄に、この半角()付きのまま入力。]

 母島(北緯26.6394)以北に限定したフィルター(a)処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は44回。

 フォッサマグナミュージアム(東経137.5212以西に限定したフィルター(b)処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は95回。

〜…〜【データ概要】は以上




〜…〜  
【USGSの設定内訳】
【基準の位置情報】小笠原・母島
アンナビーチ母島ユースホステル(Gest_House)近く
26.639385°N 142.157308°E
(26.6394, 142.1573)

この場所を中心に半径2,500kmの地震情報を取得する様に設定。その他の条件は次の通り。
・震源の深さ:設定なし
・マグニチュード:5.0以上
・地震情報の取得期間:20240101,00:00 - (期間終了の指定なし)*
 *(期間終了の指定なし):同一URLで確認の都度、最新情報に更新。


【USGS】の設定を変更する場合は「ギアマーク」⚙を押して[選択して]、「検索の変更」(原文では「MODIFY SEARCH」)を押して[選択して]、該当部分を訂正する。訂正できたら、「検索」(原文では「SEARCH」)を押す。
※使用しているアプリ:「Chrome」(上記「原文では」とは翻訳機能OFFの場合)


【URL】
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/map/?extent=-69.03714,-400.42969&extent=82.94033,-40.42969&range=search&baseLayer=terrain&map=false&search=%7B%22name%22:%22Search%20Results%22,%22params%22:%7B%22starttime%22:%222024-01-01T00:00:01.152Z%22,%22latitude%22:26.6394,%22longitude%22:142.1573,%22maxradiuskm%22:2500,%22minmagnitude%22:5,%22orderby%22:%22time%22%7D%7D 

【最新情報の詳細・その1・Shake Map】
☆Color indicates degree of earthquake☆
☆色が地震の度合いを示す☆
【事例】<能登半島で本日2024-06-03 06:31発生の例>
M 5.8 - 38 km NE of Anamizu, Japan
2024-06-02 21:31:38 (UTC)37.457°N 137.239°E4.8 km depth  ShakeMap
M 5.8 - 穴水町の北東38km(日本
2024-06-02 21:31:38 (UTC)北緯37.457度 東経137.239度 深さ4.8km  シェイクマップ
[上記時刻 2024-06-02 21:31:38 (UTC)
→日本時刻 2024-06-03 06:31:38 (UTC+9)]

☆Color indicates degree of earthquake☆
☆色が地震の度合いを示す☆



【注意①】世界各地の標準時は協定世界時(UTC)を基準として定められており、日本標準時(JST)は、協定世界時より9時間進んでいます(東経135度分の時差)。このことから、日本標準時は「+0900(JST)」と表記される。
※今回は、日本の(JST)に合わせるため、【USGS】の設定を(UTC+0900)とした。
【注意②】上記【USGS】の時刻設定を(UTC+0900)にしても、ダウンロードデータには適用されず、協定世界時(UTC)のまま。


【表計算アプリ「Numbers」のピボットテーブル設定】
① 【年月列の新設】ダウンロードした発生時刻の横に列を追加して新設。ダウンロードした発生時刻の列から、次の関数でセルB2には「年月」のみを生成し、B3以降の各セルにはコピペ。→タイトル行は「yyyy_mm」を入力。
・追加新設した列内のセル B2=MID($A2,1,4)&"_"&MID($A2,6,2)
② 【カウント列の新設】新設した各セルに値“1”を設定。→タイトル行は「N」を入力。
③ 上記①②と「マグニチュード」を含めて列選択し(他の列が含まれても良い。今回の場合、行はタイトル行も含む全部)、「列アクション」を選択し、さらに、「選択したセルのピボットテーブルを作成」を選択。
④「この表に値を追加するには、ピボットオプションを表示します。」と表示されたら、この「ピボットオプション」部分を選択。
⑤表示されている「フィールド」内の項目を以下の通りドラッグ&ドロップ。
・「yyyy_mm」(上記①) →「段組」(以前は「列」)
・「mag」(マグニチュード)→「行」[マグニチュードは下側に隠れてたりする。]
・「N」(上記②)→「値」
⑥右上に表示されている「✕」を選択[押下]。
ーーー以上でピボットテーブルの生成は完了ーーー

【ピボットテーブルを生成する元のテーブルの一部】


【生成されたピボットテーブル(1)】

生成されたピボットテーブル(1)


上記ピボットテーブル(1)を見ると、今年2024年の中で、発生年月別件数のカウント最頻値は、2024年4月が最も多く78回[この内の最大マグニチュードは7.4]。
→2024年04月マグニチュード7.4の発生場所は台湾:(23.8353, 121.5977)
[↑GoogleMapsで確認できる。GoogleMapsの検索欄に、この半角()付きのまま入力。]


【フィルター設定(a) 】母島(北緯26.6394)以北における地震活動だけに絞り込む「フィルター」を設定する。ピボットテーブル生成用のピボットオプションとフィルター設定(a)は次の通り。

フィルター設定(a)


上記ピボットテーブル(1)の生成後に、フィルター設定(a)「緯度(Latitude) 26.6394以上」の結果は次の【生成されたピボットテーブル(2)】となった。

【生成されたピボットテーブル(2)】

生成されたピボットテーブル(2)


 母島(北緯26.6394)以北に限定したフィルター処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は44回。発生年月別件数のカウント最頻値は、2024年01月が最も多く19回[この内の最大マグニチュードは7.5]。
その次に多い年月は2024年04月の11回[この内の最大マグニチュードは6.5]。




一方、上記のフィルターとは違うフィルターを、上記ピボットテーブル(1)の生成後に、【フィルター設定(b) 】フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西の地震活動だけに絞り込む「フィルター」を設定する。ピボットテーブル生成用のピボットオプションとフィルター設定(b)は次の通り。

フィルター設定(b)



フィルター設定(b)の「フォッサマグナミュージアムの東経137.5212以西」の結果は次の【生成されたピボットテーブル(3)】となった。

【生成されたピボットテーブル(3)】

 フォッサマグナミュージアム(東経137.5212以西に限定したフィルター処理後のピボットテーブルを見ると、2024年の現時点までの発生件数は95回。発生年月別件数のカウント最頻値は、4月3日08時58分頃の台湾付近の地震があった2024年04月が最も多く61回[この内の最大マグニチュードは7.4]。
その次に多い年月は能登半島地震があった2024年01月の16回[この内の最大マグニチュードは7.5]。

ー以上ー






【参考】
【リンク】地震:【気象庁】主な地震の発震機構解(速報値), 初動発震機構解

 
 
 
 
 


【リンク】「地震:【気象庁】地震情報一覧」
《注》次のデータにはマグニチュード5.0以下も表示されます。





【リンク】
「フォッサマグナミュージアム」
URL> https://fmm.geo-itoigawa.com




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