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My Hair is...?

noteがたまたま流行り始めたので、僕がずっとみんなに伝えたかったけどなかなか伝えるタイミングが無かったことを書いていこうと思います。

僕にとって1番のコンプレックスについてと、
見た目や世間の常識との戦いの日々についてのお話です。



世間の"常識"に苦しまされ続けた中高生時代


髪の毛のトーンを落とした時期もあったし、今は襟足を地毛にしているけど、ずっと髪の毛をブリーチしたりカラーし続けたりしている。

なぜカラーし続けるのか、なぜ髪を明るくし続けるのか。
影響を受けたX JAPAN のHIDEみたいに髪の毛を明るくしたいといった気持ちがあったのも理由の一つなんだけど、一番の理由はそれじゃなくて、


僕の地毛が白髪まみれで汚いのが嫌だったから。

下の画像は髪をカラーしてない僕。
地毛の写真はこれくらいしか残ってない。
地毛でいる自分の姿が醜すぎて、高校時代までのほとんどの写真は消した。

地毛の状態

なんもいじってないのにハイライト入ってる?ってレベルで白髪生えてるんですよ。これが地毛なんですよ。

黒髪の方の色素も人より薄くて、清潔感もないわ見た目的にも汚いわでもう散々ですよ。

中学生時代から白髪がめっちゃ生えてきて、高校卒業する頃にはこんなことに。


中学校に髪染めていいところなんてある訳ないから、この地毛のまま過ごさなきゃいけなくて。
それでも僕は嫌だったからとある日担任の先生に「この髪の毛黒染めしていいですか?」って聞いた。

そしたら「例え黒染めでも校則禁止だからダメだよ。」って言われた。

悲しかった。ただ周りのみんなと同じ髪色になりたかっただけなのに。

若白髪は将来金持ちになるよ なんて言われたけど全然励ましになんかならなかった。

そんな中高校受験が近づいてきて、面接をしなければならないという状況になった。

塾の先生から「面接する上での印象に関わるから黒染めした方がいい」と言われた。

学校からはダメだと言われたけど、自分の将来のこともあったし、念の為〜って思って中3の1月に"黒染め"をした。
これが僕にとって人生初のヘアカラーだった。

黒染めした翌日、学校に登校して五分で友達、担任にバレた。"髪を染めるのは校則違反だよ"
って担任に軽く怒られた。まぁ、黒染めだったから生活指導兼学年主任には許してもらえたんだけど。

そんな苦労をして行った高校も、成績、素行以外の理由で辞めることに。(このこともべつのnoteで書こうかな〜)

転学した先は私服OK髪染めOK!
タトゥー入れなきゃいいよ!最悪入れてても長袖で隠して!みたいなレベルで校則くっそ緩いところで、

この白髪に苦しめられ続けた僕は
やったー!!これでようやく白髪とバイバイだー!髪染めれる!

と思ったわけです。そしたら親から

「高校生が私服で髪染めて?そんなヤンキーみたいなことしないで!そんなことさせるために転校させたわけじゃない。」

高校生"らしく"地毛で過ごしなさい


と言われた。当時の僕はバイトもしていなければ美容に対しての知識もほぼなく、行く美容院すら親の魔の手が及んでて、髪を染めることだけではなくロン毛にすることすら許してもらえなかった。

僕の苦しみの日々はここで終わらないんだって思った。悔しすぎて泣きながら親に掴みかかったし大声で怒鳴りつけた。
いっその事セルフブリーチしようと思ったけど、当時バイトすらしてない僕に美容へかけられるお金はなかった。

何とかバイトを見つけ、お金を稼げるようになり、新しい学校での生活が落ち着いてきた頃に
コロナが流行り始めた。
学校が2月頭に終わってから緊急事態宣言が明ける6月頭までの丸四ヶ月を春休みとして過ごすことになった。
ようやく高校三年生を始められた6月はもう受験を意識しないといけない時期だった。
この頃の僕は多少の美容知識を見につけていて、「黒染めした後は色が入りにくい」ことを知っていたから、「さっさと進路を決めて髪を染める」ことをモチベーションに受験を頑張ろうと決め、髪の毛は染めなかった。

ただ進路はなかなか決まらなかった。

進路が決まらない間は地獄のような日々だった。
鏡を見る度に見える汚い髪の毛
どんなに髪の毛を整えたって色素が薄くてが汚いから清潔感なんか出るわけないのに。

毎日苦しかった。どうしても見なければいけない鏡に映る自分の姿が醜すぎて家で沢山泣き叫んだ。なんでもいいから早く進路が決まってほしかった。髪染めたくて仕方なかったから。

進路が決まったのは3月の中旬だった。
音楽業界、イベント業界での仕事を学べる大学への進学を目標にし続けたがその目標は叶わなかった。

滑り止めで受けた大学の普通の文系学部には受かったがどうしても音楽業界、イベント業界での仕事を諦めきれなかった僕は受かった大学を全て蹴り、音楽業界、イベント業界について学べる専門学校へ行く選択をした。

その専門学校を受験したその日に僕は美容院で髪の毛を染めた。長きにわたって苦しめられた地毛での生活に終止符を打つことができた。
進路が決まったことよりも鏡に映る自分の髪に白髪が無いことを泣いて喜んだ。

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髪の毛を明るくしてからの自分(2021.4〜)


新生活が始まる直前、僕は人生初ブリーチをした。もうこれからは一生好きにやってもだろう!ということで思い切ってブリーチをした。
当時のトレンド、ミルクティーベージュ という髪色にした。

初めてブリーチした日の僕。

この日を境に見る世界が変わった。

あまりにも自分に明るい髪色が似合いすぎている。これがほんとに自分なのかと思うくらい似合っていた、あの汚い髪の毛はどこへやら。

色落ちの金髪も綺麗だったし、会う人会う人に似合うね、垢抜けたね、だなんて言われるようになった。

髪の毛を明るくしたことで自分の心も明るくなった気がした。

髪の毛も髪の色も好きなようにできるようになった。好き放題髪の毛で遊べるようになってからは大嫌いだった美容院が大好きになった。自分の長い髪が愛おしくて仕方なかった。

それからまぁ色んな色を髪に入れた。
ミルクティーだけじゃなくて青、紫、銀、、、
色々やりました。

成人式の時はいっその事髪の毛全部白くしてやろう、誰よりも明るい髪の毛で行こ〜 って思ってホワイトカラーしました。


過去一綺麗な色isこれ。またやりたい。
成人式の僕(首寝違えて顔終わってる)

1番長い時間を過ごしたのは金髪だったかな、

綺麗に色落ちすると金髪に戻るし、サウナとか行きたくて抜きっぱなしにしてた時期も多かったし。

僕の中で金髪と言ったらGENくんのイメージが強かったのもあってか、合計一年半くらいは金髪で過ごしたかも。

20歳男性による限界制服ディズニー(コスプレ)

髪の毛明るくしてた間の楽しい思い出、沢山ありすぎて困っちゃうな!
何がいちばん楽しかったか、何がいちばん面白かったか、選べないな〜。

いつもかっこいい髪型、かっこいい髪色にしてくれた担当美容師さんにはマジで感謝です。


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髪の毛を明るくした弊害について。

ただ、知っての通り髪を染めていることに対して否定的な意見も多いし、特に金髪は日本のTPOに反することも多いから

バイトは髪色自由のところでないといけないし、チャラチャラしてそうって見られちゃうし、
髪が黒い人より強く当たられることも多い。

あとハイブリーチ毛ってケアが大変で、毛がプチプチ切れる寸前まで傷んだこともあったけど、

担当美容師さんと相談して、サロン品のシャンプーとトリートメントを毎日使うことでなんとかハイブリーチ毛を健康的な状態に保ってる。

ムラシャン、トリートメント選び、
ヘアケア、肌ケア、眉毛ブリーチ、、

色々準備とかケア大変なんだよ〜。
保つのには黒髪よりお金も時間もかけなきゃならないからね〜。

ま、美容は美容で楽しいんだけど。

髪の毛が明るくなってから、自分の心持ちだけじゃなくて周りからの評価も変わりました。

地毛時代に1度も言われなかった「かっこいい」なんて言葉を沢山貰えた時期もありました。むっちゃ嬉しかったです。ありがたいことです。

酔っ払った女の子に「お前絶対モテるだろー!!」「女遊びすんなよこのクズ男ー!!」
って何回絡まれたことか。

全然遊んでないし、全くもってモテないよ
(血涙)(彼女欲しかったりする)(Mr.いい人止まり)

ただ、フォーリミのGENくんみたいに
おちゃらけてる部分があっても、見た目はチャラチャラしてそうでも、心の中にぶっとい信念や誇りがあるような男になりたいと思っているので、

見た目だけで人となりを勝手に判断されるのは不快に思う。凄く癪に触った。

それまで俺に見向きもしなかったような奴が髪の毛を明るくした途端積極的に絡んできた時は
あっこいつは外見しか見ない薄っぺらい奴なんだなと思った。

𓏸𓏸に似てる〜って言われるのって基本的には嬉しい。(そんな似てないけどね)

(結構金髪期間長かったのにフォーリミのGENくんに似てるって言われたことは1回しか無かったです。かなしい。まぁ俺老け顔だからしゃあないね)

チャラチャラしたくて髪の毛を明るくした訳じゃなくて、地毛が汚いっていうコンプレックスを消したくて、自分の心を健康にしたくて髪の毛を明るくしたから

クズ男売り、女遊びしてます売り、、

そんな人に似てるって言われるのは心の底から腹が立った、悔しかった。

その人達との共通点なんて金髪なことだけ、顔立ちも性格も全く似てないのに。。

初対面の人に悪気なくか○ゆーに似てるって言われた時、反射的に4ねとか言っちゃったの、今ではすごく反省してる。

似てるって言われるの嫌すぎて僕は遂に金髪を辞めました。

髪の毛ピンクにしちゃいました。

そして就活が始まろうとしているので根元の地毛を伸ばしています。

でも今の地毛は 昔みたいに色素が薄くて汚くないみたいで、白髪も見当たらないし、しっかり黒髪!って感じ。

長年のブリーチカラーとヘアケアのおかげで髪質変わったっぽい!!

寂しさはあるけど、これで髪の毛を暗い色にすることは怖くなくなったかな。


僕の振る舞い方はチャラチャラしてそうに見えるかもしれないし

一定数の人を遠ざけるような性格、立ち振る舞いに見えるのかもしれない

真面目に何かをやっているようには見えないかもしれない


悲しいかな、まだまだ髪の毛が明るい人への偏見は消えない。
(金髪=クズそうみたいな偏見作ってるのは絶対ヤン○○○○○ーだと思うので僕は彼らを快く思わない)


でもこのnoteに書いてある内容だけはみんなに伝えたかったんです。

伝えるタイミング逃してただけでずっと伝えたかったことなんです。

見た目は大人っぽそうで派手、中身は幼くて陰キャ。

お酒飲んでなくても同じこと話しちゃうし、やったことや言ったことの記憶はだいたいない。

色々だらしなさすぎて全然モテない。

それが僕の本来の姿なんです。

クズというよりかはカスです。カス。


ってことで僕と仲良くしてくれてる皆さん、これからもよろしくお願いします、末長く。

中身で嫌われるならいいけど見た目で偏見持たれて嫌われるのは悔しいから

話したことない人とは1回話してみたりできたら嬉しいかなとか思います。

長くなりました、ありがとうございました。

酒奢ってください。

Hiromu.

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