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大特集・船井幸雄(2022年4月16日開催)

今回は、本来ならゲオルギーグルジェフの「ベルゼバブの孫への話」を解説する内容だったのですが、2ヶ月前の「引き寄せの法則」の講義の中で船井幸雄会長の名前が出て、そこで話が少し盛り上がりましたので…急遽内容を変更して船井幸雄会長の大特集ということでいろいろ見ていきたいと思います。

皆さんご存知かとは思うんですが船井幸雄会長というのは、日本で最初の経営コンサルタント会社、あの船井総合研究所の創始者であり、実質的に日本一の経営コンサルタントの立場でいらっしゃった方です。船井総研というと本当にもう有名で知ってらっしゃる方も多いと思うのですが、その一方でこの船井会長は大変なスピリチュアルな人物としても知られていました。

私自身が船井総研の本に出会い船井会長のことを知ったのは確か1997年のことで私が23歳の時でした。その頃私は音楽業界にいまして、大物がたくさんいらっしゃる音楽業界の中で、本当に若手のペーペーで。何を言っても何をやっても見向きもされない。そんな弱い立場にいた時でした。その時に船井総合研究所の「船井流・生き残りのセオリー」という本を読んでみなさい…とある方からアドバイスされたのですが、これが私と船井会長との出会いでした。そして、その1冊の本は私自身が音楽業界をどう生き残るかといビジネス的な戦略の指針になったばかりではなく、今日の、今現在、私はこうやって本屋をやっていますが、この本屋をやっているスタンスの上でも、大変に役に立っています。今の私自身の活動にも大変大きな影を落としているといえます。その本を読んで戦略を立ててやる始めてから数年後には、私はその当時の音楽雑誌「オリコン」から取材を受けるような立場までになりました。どういったことが船井流のビジネス戦略かということを解説したいと思います。

そして。船井会長のスピリチュアル方面の本も、私は、割と好んで読んできました。世間一般的には、船井総合研究所のビジネスの本を読めても船井会長の本はとても読めたものじゃないと言う方もいらっしゃいます。あんな本を読むなんて頭おかしいんじゃないかと言われたことも1度や2度ではありません。ただ私自身は魔術とか占星術とかそういった世界に大変に関心が高かったものですから、船井会長のスピリチュアル方面の本も。どちらかと言うと飲み込んで解釈してきた方ではないかなと思っています。ただしそれも全部は全部では無くて、私でも、「これはちょっと読めたものではないな」と思うようなところがある。(笑) それが船井会長の本です。

今日はですね、その船井幸雄会長のビジネス戦略の面と、もう一つスピリチュアルの面と。その両方を見ていきたいと思います。私自身、船井会長に大きく影響を受けてまして私のアイデンティティーに関わる部分でもありますので、なんかどこかで読み聞いた話を受け売りするのではなく、私自身の実感としてお話しできるところが大変多いと思いますので。多分今日も3時間ぐらいになると思いますが、よろしくお願いします。

それではまずビジネス戦略の方から。
「船井流・生き残りのセオリー」こちらの本の解説に行きたいと思います。

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