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読書生活

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2021年7月の記事一覧

積読の是非について 私の意見 積読の行き着く先とは?

積読の是非についてTwitter上で議論が起こったみたいなので私の意見を書いてみます。本を買って読まずに積んでおくのが良くないことだという意見は尤もなんですがエッセイやライトノベルなら「読んでから次」が確かにできる。しかしこれが難しい古典や哲学になるとそんなわけにいかなくなる。 難しい本に向き合うのは時間と根気が要ります。読んでる間に断念して別方向に行きまた戻ってきたり全く関係ない本を読んでたらその難しかった本のヒントになったり。そんな寄り道と引き返しの繰り返しです。その間

アーサー王物語再び そのファンファーレは東京から世界へ

オリンピックの開会式がゲーム音楽のメドレーだったと聞きました。 ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーetc 世界的人気を得たゲームばかりで。 メイドインジャパンのすごいところです。 しかし それが本当に純粋に日本製かというと。ドラクエもFFも。 「中世騎士物語」をモチーフにした内容ではないかと思うので、 あの騎士物語は 巡り巡って。 海の向こうへと帰って行ったのではないか。 そんなことを…思いました。 もし今回の東京五輪が歴史に残るのであれば、それは。

占星術の習得を志す皆さんへ 読んでもらいたい一冊 講義部屋に書いたある本の話

占星術の習得を志す皆さんへ 読んでもらいたい一冊 サミュエル・スマイルズ「自助論」 ↓↓ 日本で明治時代に最も売れた本は、福沢諭吉の「学問のすすめ」でした。当時、字が読める知識人はほとんど全員呼んだと言われます。有名です。 では、明治時代に、2番目に売れた本は何か? これはなかなか知ってる人はいません。 それは中村正直の「西国立志編」です。 そしてそれは、サミュエル・スマイルズの「自助論」の日本語解説版でした。 ↓↓ スマイルズの「自助論」を読んでみてください。

林田明大先生よりメッセージを頂きました。日本一の陽明学研究家

koko書房・マンスフィールドのホームページをご覧になられたという、陽明学については日本一の研究家、林田明大先生よりメッセージをいただきました。(ビックリ‼︎) ワークショップに参加させてほしいとの事でした。お願いする立ち位置がはっきり言って、どう考えても逆じゃないかと思うのですが…よろしくお願いしますとお伝えさせていただきました。 引き寄せの法則には2種類あります。 ざっくり言うと西洋ではジョセフマーフィーの法則、パスカルの法則。 東洋では宇宙のメカニズムを解き明か