配信が好き

最近、梅谷斎さんが出ているライブに行く頻度が多い。映画のような小説のようなコントをしている。新進気鋭という言葉がピッタリの3年目の芸人さん。
配信ライブが初見だった。
好きになるきっかけになった雄々神というコントがあり、そのコントを生で拝みたい一心で観れる機会があれば行くようにした。言わばガチャガチャ。
今日は観れるだろうかと緊張しながらライブを観ていた。観に行くようになってから半年経つがまだ叶っていない。チャンスは1度あったがその時も配信で観て大分後悔した。そういう運命かもしれない。
新ネタライブでもずっと緊張して観ていて今まで推してきた芸人さんの中で1番ネタを落ち着いて見られない。1度みたことがあるとそうでもないのだが、とにかく展開が早く振り落とされることが分かっているので集中集中!!と気を張っているところもある。この感じ、絶叫マシーンに乗る前にすごく似ていると気がついた。ネタを生で見る時にアトラクションに乗っている感覚になっていたんだ。すごい!!すごいけど!!配信で観ている時と全く違うので混乱する。配信で観ているととにかく初見はめちゃくちゃ大声で笑っている。あ、完全に頭が追いつかなくなった!!待って!待ってくれ!!と観ながら思っているしそれもまた可笑しくてとても笑う、涙出るくらい笑うのだが、何故か生で見ると静かに笑うというかニヤニヤしていることが起こってしまう。生で観たいと配信があるライブに出て欲しいというジレンマが起きている。

私は配信でお笑いライブにハマっていったので配信より生がいいに決まっている!!というのはさほどない。あと客席に座っていると緊張と恥ずかしさで大人しく笑ったり(自分の笑い声だけが響いてる時一瞬であ、間違えた、晒されたという感覚に襲われる)なんか大袈裟にさくらのように笑っている何故か気をつかっているという時があったりする。ライブはみんなで作るものだ、こちらに寄ってくださいみたいなお笑い営業文句を真に受けてしまっている部分もある。そういうものが過ぎっている時は楽しかったけど疲れたなと見終わった後に思ったりするし、そんなことも考えず嘘みたい笑えたライブは強く強く記憶され美化されていく。懐古厨なところがあるので。

配信のいい所は何度も見返せる。期間はあるが、私は期間というものに囚われることで観る時間を作るタイプだから助かっている。あと何度も観ている内に観に行った錯覚になった(ダメかも)。一生LOVE宣言というライブに行っていないのに行ったんじゃなかったけ??と振り返った時にそう勘違いした。

あと交通費が浮くので。1番でかい。1番近いお笑い会場が幕張なので。それでも恵まれているしやさブラとかTECみたいに推しのユニット爆誕があったので私はかなり恵まれている。そういう幸運がまた巡ってくることを祈る。

配信はかなり助かるのでこれからも配信みたり行ったりしていくと思う。アトラクションの感覚からは少し降りたいけど今だけの感覚かもしれないと思うとそれも楽しんでまた梅谷斎というアトラクションにライドしたいです。私の感覚でいうとランドのベイマックスのハッピーライドとシーのタワーオブテラーがしっくりきています。