4/20日食について

4/20　日食の話
（サイデリアル）
基本的に金環日食の色は白や黄色に染まります、これらの色は金星や木星のエネルギーを帯び、チャンスや繁栄の始まりを告げるタイミングとなっています。

今回の日食は太陽・月・ドラゴンヘッドの働きによるものですが、これらは牡羊座を通して、火星に支配され、天王星と、重なる水星とミューチュアルレセプションを産み出します。
この働きは、隠し事や本質を明るみにさらし、それを元に新しいチャンスへと物事が動きはじめる事を示します。

現在の冥王星の物事を固めながら、無駄を切り捨てている、抑圧的な冥王星と太陽のスクエアもあり、離れる切り替えるといった動きがあります。

これらの天体の働きで、
悪いことも、秘めた想いも、多くのものが表に顕れる事で、それがきっかけとなり清算されたり、向かうべき方向へと進み出し、自分を縛っていたものから離れ踏み出していくのでしょう。

また、デシルやバイクィンタイルのような、ひきたてるアスペクトをノード軸（ドラゴンヘッド・テイル）と結び運命をもたらす天体が金星です、
アルデバランと結びつき、正しい振る舞いを目指す、神の代理のような（アルデバランは空の12星座を定める役割をもち、定める神として扱われました。）

今の金星は、日食を顕す天体を追うように空にあがり、それぞれの歩みに併せた的確な役割や出会い、チャンスをもたらします、それは時に使命に近いものかもしれませんが、新しくはじめた事により産み出されるものがあることを約束しています。

多くの天体の連携が起こるタイミングなので、ネイタルの殆どの天体にとって前向きな動きがあります。

冥王星絡みで抱えていたものを手放す可能性はありますので、冥王星の働きは弱まるとみることができるでしょう。