見出し画像

医学部再受験の3年間の軌跡と成績推移(国立開示結果部分のみ🈶)

お疲れ様です。




まず初めに

ここを見てくださる方は、再受験生を含む医学部受験生が多いと思いますので、まず自分の経験を書かせていただきます。

同じような境遇で医学部再受験を目指している方、また、大学受験生のお役に立つことができれば幸いです。


私の環境はこんな感じでした。

私本格的に受験勉強を始めたのはコロナ禍。
母が癌にかかり、手術をしたところがきっかけでした。

早朝にスーパーでの品出し、その後午前中11時から夜22時ぐらいにかけて個別指導の塾講師をとするいうフリーターでした。

生活費を稼ぎながらの受験をしなければならず、働かなくてもいいほどの貯金も経済的余裕もなかったため、勉強時間確保のために労働時間を抑えることはできませんでした。特に秋以降の模試ラッシュ時は当然ながら日曜日が模試で埋まるので一週間まともに休むことができず、1日休みは年間10日もなかったので本当にきつかったです。


勉強時間は十分とは言えませんでしたが、塾講師としてやっていた授業内容が受験に直結することが多々あり、そこでカバーができたのだと思います。私の環境では塾講師の仕事をしてなかったらなければ合格はできなかったと断言できます。仕事をやめて貯金で再受験をお考えになっている方は、塾講師の仕事を選択肢の一つとして頭に入れておくといいと思います。生徒に全力で向き合うことがそのまま自分の力の向上にもつながりますし、精神衛生的にも良い影響があるはずです。



それでは成績推移を見ていきます。



志望大学の問題レベルと受験者層を考えて、自分の実力のバロメーターとして河合塾の全統模試を使いました。駿台の模試は駿台全国模試だけ受けたのですが、すでに期限切れで見れなくなっていたので、今回は現在確認できる模試にそれぞれ回想を書き加えながら見ていきます。

2021年

2020年の暮れぐらいに医学部再受験を思い立ち、まずは基礎固めと受験戦略を練ることからはじめました。


基礎固めと言っても、それまでの数年間も塾講師として働いていたため、大学受験の内容のある程度は固まっており、受験戦略を練ることに多くの時間を費やしました。


数多くの情報収集を行ったつもりではありますが、最も役にたったなと思うのがこちらの塾のサイトでした。




2022年

・2022年第2回全統記述模試

第一回については現役生が浪人生と比べて当然出遅れるため、実力以上の判定が出ますし、範囲もとても狭いので受けなくても問題はないと考え、受けませんでした。

ただ、そのせいで勉強のバロメーターが見つからず、しっかりとした目標もできなかったせいで夏前までだらけてしまったので、受けておけばよかったと後悔しています。

夏の終わり、たしか会場は市ヶ谷駅から降りてすぐの法政大学だったと思います。

昼休みにセミが鳴く中、木々の下を散歩しながらさみしく一人で食べたシーチキンおにぎりをなぜか今でもおぼろげながら覚えています笑


結果は英語以外は医学部受験生としては良くありませんでした。
この模試以降は塾での夏期講習などで通期よりも忙しくなり、理科になかなか時間が取れず焦っていました。


・2022年第3回全統記述模試

第三回になっても全く理科ができるようになっておらず、生物に関しては全く完成していないことがわかります。この時、実はセミナーの問題すら危うかったです。この時期にこの完成度で本当に焦りました。それでも英数が怖くてしっかり生物に時間を割き切ることができず、時が流れていきました。


・2022年全統プレ共通テスト

なんとか8割を超えはしたものの、医学部合格ボーダーラインとしては十分ではありませんでした。結局、共通テスト本番はここに記録は残ってはいないものの82%ほどだったと思います。

そして2022年は結局二次試験を受験せず、来年に持ち越すこととしました。

2023年

・2023年 第1回全統記述模試

会場は渋谷の国士舘大学。
ちょっと遠かったですが、自転車でいきました。
大学付近に駐輪場がなく、渋谷駅まで戻って駐輪してきたので、試験開始ぎりぎりになって焦りました。

結果を振り返ってみると
この時期になっても生物が完成していませんでした。
しかし、この年から生物を教えることになったため、強制的に勉強時間を取らざるを得なくなったのですが、第一回の記述模試では結果に反映せず、焦りまくっていました。

英語はよくできたので満足していました。


・2023年第2回全統記述模試

会場は日大文理学部の会場で、家から近かったので自転車で行ったのを覚えています。

結果は悪くなかったので、返ってきた秋以降は体力的にはきつかったもののメンタル面で不調を起こすことなく過ごすことが出来たので、本当にこの結果はでかかったと思います。

特に第一回でボロボロだった生物が息を葺き替えしたのが大きかったです。



・2023年第3回全統共通テスト模試

2023年はここで始めて共通テスト模試を受けました。
1日12時間ぐらい使う模試は、当日の体力もそうですが次の日以降も疲れを残すのでフルタイムで働いていた私にとっては地獄のようでした。

共通テストは正直足切りにかからなければいいやぐらいに考えていたので、この点は幅広く国公立を狙っていく受験生とは戦略が相容れないかと思います。というのも、自分の場合、共通テストとの相性があまりにも悪く、問題も時間制限も大嫌いだったので泣く泣くこういう戦略をたてるしかありませんでした。

共通テストが取れるにこしたことはないので、苦手意識がないのであれば早くから対策を立てて、共通テストの得点率を夏までに8割ちょっとぐらい取れているとメンタル面での安心感がまったく変わってくるかと思います。


・2023年第3回全統記述模試

また少し生物の点数が落ちてしまいましたが、そこまで悲観的になっていませんでした。


・2023年 全統北大オープン


数学がよくできました。
北大医学部は物理必須だったので、生物受験である自分は医学部を志望学部に設定できず獣医学部に設定しました。

無事に冊子掲載できました!


・2023年 北大実戦模試

駿台の北大実践でも獣医学部を志望学部に設定しました。
数学が壊滅的にできず、落ち込んでいましたが英語でなんとか持ちこたえました。判定もギリギリBで合格定員以内に入っていました。


・2023年 全統プレ共通テスト


最後の共通テスト模試は散々でした。
最後の最後まで共通テストができるようにならず、「どうせ二次で逆転できるからどうでもいい」とか考えて自分を慰めながら正気を保っていました笑

共通テストのしょうもないタイムレースが嫌すぎて、正直この時期が一番きつかったです。


・共通テスト・国公立二次試験開示結果

共通テスト結果

総得点は 735/900 でした。

医学部受験者の中では下の方だと思います。
リサーチ結果はCでしたが、どうせそれぐらいだろうと予想していたのでメンタル面で崩れることはなく、むしろ「絶対に二次で逆転する!」と返って気合が入っていました。


余談ですが…

現在オンライン個別指導の生徒さんを募集しています。
ご興味がある方はぜひ一度ご検討の程よろしくお願いいたします。


・都内有料自習室

自宅では勉強がはかどらないことがあったため、都内の有料自習室を借りて専用の自習室で勉強をしていたのですが、この自習室がとてもよかったのでおすすめしておきます。オーナーさんに懇意にしていただき、奨学生としてスタッフ業務をすることで割引して使わせていただいていました。

予備校に通えなかった私にとっては、ここで周りの方から刺激をもらいながら勉強できていなかったらまず合格はありえませんでした。周りの利用者は大学受験だけでなく、司法試験や行政書士、また医師国家試験に向けてなどいろいろな方がおり、また年齢層も高めなので再受験生には利用しやすい、落ち着いた静かな環境でした。

机と椅子も高級なものが使われており、予備校の自習室よりも断然に勉強しやすく、勉強の密度は家でやるのとは全く違った効果が得られたと思います。

個人的な意見ですが、生活空間と勉強空間は切り分けたほうがいいと思います。生活空間の中で勉強すると、気持ちを落ち着けるための時間と空間がまざってしまいメリハリがうまくつきません。

余談終わり

・国立大学の二次試験開示結果

具体的な順位を書いてしまうと身バレしてしまうため
各科目の得点率とだいたいの順位です。

ここから先は

326字

¥ 150

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

読みに来てくれてありがとうございます!