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「大地のハンター展」3日開幕

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太古から現代までの「捕食」する生き物を紹介する「大地のハンター展」が3日、新潟県立万代島美術館(新潟市中央区)で開幕する。

2日に内覧会が開かれ、関係者がライオンやトラ、昆虫などの標本を観賞した。

 会場にはフクロウやハイエナのほか、ベトナムのワニの化石など貴重な標本約250体が並ぶ。

 監修した国立科学博物館動物研究部の川田伸一郎さん(48)によると、展示の目玉は白亜紀の巨大ワニ「デイノスクス」を復元した模型。全長は12メートルに達し、恐竜を食べていたとされる。頭骨の化石に基づき当時の姿を推測し、同展に合わせて制作した。

ヘビやクモなどが捕食する場面を紹介する動画コーナーもある。

 同美術館の今井有さん(49)は「新潟でこうした展示が見られる機会は珍しいので、楽しんでほしい」と話した。

 9月5日まで。休館日は7月5、12、26日と8月2、23日。観覧料は一般1600円、大学・高校生1300円、中学生以下無料。

 問い合わせは同館、025(290)6655。

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