■vol.296【新機種14日間データからの考察】

―前回のP新機種を振り返って
【Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED S】
遊技時間：7.9h　推定時間アウト：4388/h
「10週～13週」の貢献予測となります。
近の機種の中でも長い遊技時間となっており、事前広告宣伝の効果や市場の期待感の高さなどもあるのではないでしょうか。
同機は最近の機種では珍しく、’時間アウトが低い’という特徴があります。そのため、同時リリースの「P一騎当千桃園」よりもビッグデータの稼働数値が低くなっています（なので一騎当千は下降のスピードが早い）。
しかしながら前作の大ヒット、エヴァとの比較などから、話題先行型の機種であるため、初動以降に注目する必要があります。このあとはインフルエンサーとSNSの影響も考慮しつつ、同機自体の動向と、同機が他機種に及ぼす影響（おそらく今回のS新機種の初動を見る限りスロット市場にも影響するとおもわれる）にも注目しておきたいと思います。

→【2週間経過後の評価】
評価かわらず「10週～13週」の貢献予測となります。
事前の広告宣伝の効果は高く、非常に強く稼働を後押ししていたと考えられます。リリース後の落ち幅が大きいことからユーザーの事前期待値のハードルを越えることが出来なかったのではないでしょうか（中身が伴わなかった）。

【P真・一騎当千～桃園の誓い～FM-JT】
遊技時間：8.2h　推定時間アウト：5040/h
「8週～11週」の貢献予測となります。
ビッグデータの稼働数値は（PガンダムSEEDが比較対象ということもあり）高いように見えますが、実際の遊技時間は低く、これは同機の稼働効率を重視した仕様によるものです。
おそらくお盆明けにはビッグデータ上の’見た目稼働’もガンダムと逆転することになりそうです。
時間アウトが高い機種であるため、初動～お盆期間はガンダムよりも見た目稼働がよくなる可能性があるため、注意しておきたいところです。
ガンダムとの比較心理から、錯覚して、追加購入などは控えたいところです。

→【2週間経過後の評価】
評価を上方修正し「10週～13週」の貢献予測となります。
「PガンダムSEED」を過剰評価しており、同機の評価をさげていました。しかしながら、現在の2機種の推移状況から、ユーザーのスペック（中身）評価は同機に軍配があがっていると推察されます。
ただ、突出して良いわけではなく、9月の「eソードアートオンライン」リリース後に数値を大きく落とすことになると予想されます。

【Pデビルマン黄金黙示録N-K1 YT250】
遊技時間：4.7h　推定時間アウト：4426/h
「9週～12週」の貢献予測となります。
非常に高い数値です。
若年向けコンテンツではないにもかかわらず。
メイン機以外のシェア確保に向けて、今後同機のようなコンテンツ（世代）に刺さる機種は注目しておきたいと考えています。

→【2週間経過後の評価】
評価を下方修正し「7週～10週」の貢献予測となります。
初動は比較的高い数値でしたが、大きく伸びず。

【P GO！GO！マリン3000HCD】
遊技時間：6.4h　推定時間アウト：4399/h
「6週～9週」の貢献予測となります。

【PビッグドリームSSPH】
遊技時間：4.0h　推定時間アウト：4898/h
「6週～9週」の貢献予測となります。
初動数値は低いスタートです。
2機とも表面上のスペックはわるいものではないと感じていますが、いまの顧客ニーズに合っていないのでしょうか。

→【2週間経過後の評価】
評価は大きく変わらず。
9月以降は「ライトミドル」タイプの市場ニーズが上昇する傾向であるため、「PGOGOマリン」は時流による後押しの有無に注目しておきたいと思います。

―前回のS新機種を振り返って
【Lパチスロキンニクマン4SLDC】
遊技時間：8.0h　推定時間アウト：2357/h
「9週～12週」の貢献予測となります。

【Lラブキューレ2PS】
遊技時間：7.6h　推定時間アウト：2508/h
「9週～12週」の貢献予測となります。
3機種が遊技時間で並んでいます。
時間アウトが高い順に（ラブキューレ＞乃木坂＞キン肉マン）。
販売台数は5000～7000台。
上記より、それぞれの販売台数は大きく変わらないこと、また時間アウトの仕様から（キン肉マン＞ラブキューレ＞乃木坂）の順に貢献することになるのでしょうか。
強いて言うなら「Lラブキューレ」のコンテンツはニッチ層向けであることから、同機を優遇しておく方が、今後が少しでも有利になるのではないでしょうか。

→【2週間経過後の評価】
評価は「Lキン肉マン」変わらず。
「Lラブキューレ」は下方修正「8～11週」へ。
キン肉マンは評価どおり、「Lラブキューレ」はそのコンテンツからニッチな層と、（公表値おりも）低めの玉単価から、一定の市場ニーズの獲得を期待しましたが、現在はそこまで高いものではありません。

【Lパチスロ乃木坂46UD】
遊技時間：8.6h　推定時間アウト：2407/h
「9週～12週」の貢献予測となります。
→【2週間経過後の評価】
評価は上方修正し「11～14週」
他の3円単価帯の機種と比較して‘出玉性能が高い部類’となります。台数の少なさも平均数値を上げていると思われます。

【L戦国BASARAギガZE】
遊技時間：4.6h　推定時間アウト：2389/h
「5週～8週」の貢献予測となります。

→【2週間経過後の評価】
評価はかわらず「5週～8週」の貢献予測となります。
C単価が4円を超えている（射幸性が高い仕様）にもかかわらず、3000枚以上ゾーンにおける出玉分布の割合が他のC単価4円機種と比較して、きわめて低い数値となっているため、ユーザーはリスクとリターンのバランスが見合わないと判断している可能性が高くなります。SNS上にアップされている実践動画や露出が少ないことも稼働に影響していると推察されます。

【SスーパービンゴHH1】
遊技時間：4.3h　推定時間アウト：2281/h
「3週～5週」の貢献予測となります。
厳しいと思われます。

→【2週間経過後の評価】
評価はかわらず「3週～5週」の貢献予測となります。
高単価高射幸機にもかかわらず、6.5号機仕様であるため、同機の魅力であるリターンの大きさを活かせない仕様であるため、厳しい結果になることが予想されます。

では本日もさっそく行きましょう！
（パチンコ新機種）

新台リリース初日のライトミドル機の比較

（スロット新機種）
スロット新機種はなし

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