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■vol.93【モンハンこける⁉】C単価の低さは吉と出るか、凶と出るか。

「P牙狼ゴールドインパクト」「P花の慶次3黄金一閃」リリースから1週間が経過しました。両機種概ね2~3日目の予測から本日まで変わらずの結果となりました。参考にしていただけたのであれば嬉しい限りです。今後も引き続きこのようなできるだけタイムリーな貢献予測をおこなっていきたいと思います。

明日はスロット機種の「Sモンスターハンターワールドアイスボーン」が導入開始となります(※一部地域は納期が異なります)。ということで今日は「Sモンスターハンターワールドアイスボーン(以下Sモンハン)」のスペックの振り返りと明日以降の注目ポイントについてコメントしていきたいと思います。


―P牙狼ゴールドインパクトの7日目

7日目の客数支持率を他機種の7日目と比較してみます
(機種名  支持率  稼働率  当日の4パチ平均稼働)
「P牙狼ゴールドインパクト:280%:72.9%:26%」
「Pモンキーターン6:206%:50.3%:24.3%」
「Pワンパンマン:301%:73.2%:24.3%」
「Pゴジエヴァ:309%:77.8%:25.1%」
「Pシティーハンター:284%:74.7%:26.3%」

7日目数値より、これまで「Pワンパンマン:10週貢献終了」と同程度の推移を予測していましたが、ほぼほぼ同じ動きになるのではないでしょうか。しかしながら供給過多によりもう少し早い下降の可能性も考えられます。

【P牙狼ゴールドインパクト=9~11週程度の貢献予測】

ここからは機種の実力よりも、このあとのオンラインで実施されていく「実践動画」の配信回数が本機の貢献期間に影響していくと思われます。


―P花の慶次3黄金一閃の7日目

7日目の客数支持率を他機種の7日目と比較してみます
(機種名  支持率  稼働率  当日の4パチ平均稼働)
「P花の慶次3黄金一閃:244%:63.5%:26%」
「P大開王:177%:46.8%:26.3%」
「Pビッグドリーム3:211%:55.5%:26.3%」
「Pタイガー&バニー:180%:45.3%:25.1%」

7日目数値より、こちらも昨日までと変わらず非常に厳しい推移となっており、昨日までの貢献予測は
 
【P花の慶次3黄金一閃=8週以上】
 
ですが、ここからさらに貢献予測を下方修正する可能性も考えられます。こちらは非常になっていますが、”慶次コンテンツは下げ止まる傾向”また”低貸ニーズが高い”ため、実際の現場感(遊技されている客層)などもしっかり見ておきたい機種と言えます。
 
と、平日~週末の動きから、今回のP新台2機種はほぼこの予測通りとなりそうです。
 

―「Sモンハン」のスペックともろもろについて

まずはスペックから

仕様|AT_6.5号機
販売台数|12000台
純増枚数|2.8枚/G
50枚|約39回転
C単価|2.8円
MY2510
MY単価896
TY452
出玉率
設定1|98.2%
設定2|99.4%
設定3|101.6%
設定4|105.2%
設定5|109.6%
設定6|113.5%
CZ確率
設定1|1/124.9
設定2|1/119.7
設定3|1/115.1
設定4|1/104.7
設定5|1/101.8
設定6|1/94.7
AT確率
設定1|1/371.2
設定2|1/360.1
設定3|1/348.4
設定4|1/318.5
設定5|1/289.9
設定6|1/267.8
 
ゲーム数天井
発動契機|999G消化
恩恵|BONUS確定

まずは販売台数と価格についてですが、販売価格は約50万円と高く、本機のC単価は2.8円と直近の機種の中では低いため減価償却期間がかかることがまずは問題点。基本的には機種自体の実力がないと話になりません。具体的なチェックポイントとしては

明日初日(1/30月)の平均稼働=19000枚
2日目(1/31火)の平均稼働=23000枚
3日目(2/1水)の平均稼働=22000枚
4日目(2/2木)の平均稼働=22000枚
5日目(2/3金)の平均稼働=22000枚
6日目(2/4土)の平均稼働=24000枚
7日目(2/5日)の平均稼働=24000枚

これくらいの数値が入らないと償却期間が伸びるため、ホール側の運用も厳しくせざるを得ない状況になります(本機は設定①の出玉率が98.2%と甘い)。こればかりは機種の実力を信じるしかないです。

他に突出したポイントはなく、良い意味でもわるい意味でも「5号機モンハン月下雷鳴」を踏襲したゲーム性を再現しています。またC単価2.8円、TY452、出率98.2%、CZ確率1/124、AT確率1/371はサクサク当りMY単価も高くなるため、ある程度楽しんだし、何となくダラダラ勝てたから良し、と勝利体験をするユーザーの比率が上がりやすいと思われます。

本機の最大の焦点は”このC単価帯の機械が今のユーザーに受け入れられるのか?”という点です。現在最も稼動が高いC単価帯の機種は

Sカバネリ=C単価2.45円 MY2620 出率100.4%
S新鬼武者=C単価2.57円 MY2770 出率101.1%

となり、次いで稼働が高く、C単価帯が高い機種は
Lヴァルヴレイヴ=C単価3.52円 MY3770 出率99%

もう少しC単価帯が低い機種は
SバイオハザードRE2=C単価2.27円 MY2720 出率101.8%

そして今回の新台「Sモンハン」と近いC単価帯の機種はおそらく
Sペルソナ=C単価2.11円 MY2436 出率101.8%
(もう少しMYは高いと思われるが)

であると予想されます。上記より射幸性が高く、公表C単価が3円を超える機種が市場で高稼働となっている中で「Sモンハン」のC単価帯は低めに設定されており、射幸性は小~中程度の体感となると考えられます。

個人的には本機(C単価小~中)が結果を残すようであれば、次の「L北斗の拳」は厳しい結果に終わる可能性もあると考えています。「L北斗の拳」の公表C単価は3.3円と高く、同C単価帯の「LHey!鏡」が「SバイオハザードRE2」に追い抜かれそうな気配があることからも、実は”ユーザーの潜在的なニーズはC単価3円前後にある”のではないかと思っています(とはいえ北斗は買うのですが…)。

と、こんな予想もしつつ、明日の新台の反応を楽しみにしていきたいと思います。来週も頑張りましょう!

P業界の准教授@Pラボラトリー
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