■vol.100【S新台チェック】来週から「S戦国無双」「S緋弾のアリアⅡ」の導入開始前に

本日も引き続き「Sモンハン」の動向を追っていきたいのと、来週からのスロット2機種「S戦国無双3」「S緋弾のアリアⅡ」のスペックの特徴と注目ポイントなどをリマインドしておき、明日からの営業の精度アップにつなげたいと思います。

―「Sモンハン」の稼働予測目安は以下

初日（1/30月）の平均稼働＝19000枚
2日目（1/31火）の平均稼働＝23000枚
3日目（2/1水）の平均稼働＝22000枚
4日目（2/2木）の平均稼働＝22000枚
5日目（2/3金）の平均稼働＝22000枚
6日目（2/4土）の平均稼働＝24000枚
7日目（2/5日）の平均稼働＝24000枚
が減価償却を含めた長期貢献の目安と考えています。昨日6日目までの実際稼働は

初日の稼働結果＝19200枚
2日目の稼働結果＝23500枚
3日目の稼働結果＝24000枚
4日目の稼働結果＝23000枚
5日目の稼働結果＝22700枚
6日目（本日）の稼働結果＝24500枚
7日目の稼働結果＝?????枚

が予測と実際の差となっています。

―Sモンハン7日目

7日目の客数支持率を他機種の日目と比較してみます
（機種名　　支持率　　稼働率　　当日の20スロ平均稼働）
「Sモンハン1/30~：242％：85.5％：35.3％」
「Sモモキュンソード1/10~：203％：71.9％：35.4％」
「LHey！鏡12/5~：250％：85.4％：34.2％」
「Sとある科学の超電磁砲11/7~：262％：78.4％：29.8％」
「SバイオハザードRE2　10/3~：258％：79.9％：30.9％」
「Sペルソナ5　9/5~：240％：75.5％：31.4％」
「S閃乱カグラ　8/22~：253％：75.9％：29.9％」
「Sフェアリーテイル　8/1~：260％：78.5％：30.1％」

7日目数値より、
「Sモモキュンソード」が10週程度の貢献予測。
「LHey！鏡」が20週～25週程度の貢献予測
「Sとある科学の超電磁砲」が11週程度の貢献予測
「SバイオハザードRE2」が20週以上の貢献予測
「Sペルソナ5」が10週貢献終了
「S閃乱カグラ」が10週貢献終了
「Sフェアリーテイル」が10週貢献終了
（※すべて独自調べ）

上記より、「Sモンハン」の7日目時点で本機の貢献予測は

【Sモンスターハンターワールドアイスボーン＝25週以上の貢献予測】

ここまで変わらずです。長期貢献が見込め、ある程度早期の減価償却も可能なラインとなっています。来週の本機の傾向から、現在の市場ユーザーの潜在的なニーズを感じることができるのではないでしょうか。

続いて明日はパチンコ新台で「P大海物語5」「P真北斗無双4」「Pダンベル何キロ持てる？」他、またスロット新台は2機種「S戦国無双3」「S緋弾のアリアⅡ」ですが、今回はスロット2機種の仕様やスペックを予習しておくことで明日以降の営業の精度を上げていきましょう！まずは

―S戦国無双

販売台数｜5000台
仕様｜AT_6.5号機
純増｜下位AT1.8枚上位AT4.0枚
50枚｜約39回転
コイン単価｜2.7円
MY｜2441
MY単価｜904
TY｜562

出玉率
設定L｜-
設定1｜98.2%
設定2｜99.2%
設定4｜103.9%
設定5｜106.4%
設定6｜110.0%
ボーナス合算確率
設定L｜-
設定1｜1/271.6
設定2｜1/216.0
設定4｜1/174.5
設定5｜1/147.1
設定6｜1/127.6
AT確率
設定L｜-
設定1｜1/582.0
設定2｜1/483.2
設定4｜1/385.3
設定5｜1/310.2
設定6｜1/247.8

天井
999pt到達でAT
1029pt到達でAT慶次モードへ

スペックは上記となります。本機最大のネックは”出玉力の無さ”ではないでしょうか。MY2441に対してAT確率が1/582と重い設計となっています。これは本機最大の特徴である「疑似ボーナスでゲーム数がリセットされずに引き継ぐ仕様」であるため、比較的どこからでもあたりを狙いやすいことは良いのですが、そこに出率を振っておりその分試行回数の多いAT一回当たりの出玉力を低くせざるを得ないのでしょう。遊技者一人に対する期待値ではなく、大勢の期待値を上げているため、総合的な出率は甘い（設定①で98.2％）のですが遊技当事者は非常に”出すのが難しい”と感じることになると思われます。とはいえ、公表出率が甘く、そのためMY単価902と高い数値であることは事実です。直近の低C単価帯トレンドに上手くはまれば可能性があるのではないでしょうか。

【出玉力は弱いが理論的には勝率が高く、終わってみたらちょいプラス感】

という仕様になっていると思われます。明日からの動向に注目していきたいと思います。

続いては

―S緋弾のアリアⅡ

販売台数｜5000台
仕様｜AT_6.5号機
純増｜9.0枚
50枚｜約33回転
コイン単価｜3.4円
MY｜3002
MY単価｜883
TY｜648
 
出玉率
設定L｜-
設定1｜97.6%
設定2｜98.6%
設定4｜103.1%
設定5｜106.0%
設定6｜110.1%
AT確率
設定L｜-
設定1｜1/445.2
設定2｜1/392.1
設定4｜1/320.3
設定5｜1/272.9
設定6｜1/243.4
 
周期天井
10周期消化（約1200Gが目安）でAT確定(CZスルー毎にAT初期ゲームの上乗せ期待度が上がるため期待値が上がる仕様)

高純増タイプ（Lヴヴヴ7.2枚を超える）。MY3002、AT確率1/445、C単価3.4円のため、一回当たりのAT期待値はほぼ公表TYの648枚前後になると思われます。高純増ですが、中身は意外とマイルドな仕様なのではないでしょうか。サクッとあてて、サクッと出すイメージで、低投資でサクッと当たって12000～13000円が取れる感覚の機械。夜から短時間でサクッと打てる感覚が持てる仕様。またハマってもCZスルー（＝AT当選時の獲得出玉の期待値が上がる仕様）のため、比較的「しっかり取り返せるイメージ」を持つことができるため追いかけやすい作りになっています。ただし、「取り返せる分」早い当りのATは下振れする可能性が高く、せっかくの早い当りにも関わらず物足りないと感じさせてしまう可能性がある（ある程度ハマらないと出玉が物足りない⇔ハマると出るけど、なんかバランス悪いよね）となってしまう可能性があります。それを払拭するようなAT一回あたりの伸びがあれば面白いが、C単価の公表値が3.4円であること、また設定⑥はほぼミミズグラフとなることが想定されることからもそこはあまり期待できないか。

【早い当りとハマった際のAT出玉感のバランスと一回あたりのATの期待感の有無】

が本機の貢献期間を分けるのではないでしょうか。こちらも明日からの動向に注目していきたいと思います。

個人的には「P大海物語5」を大量に入れたホール（もちろんちゃんと運用する前提）の業績がブチ上がることになると思っています。その理由を把握して、目的をもって導入を決めたホールとそうでないホールで明らかな差ができるのではないでしょうか。これも期待してみていきましょう！

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