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これが俺の始める物語

はい、知ってる人は知っている
知らない人は知らない(それはそう)
税さんことお母さんです。
お話できることはなんぼでもありそうなこのお祭り企画。
まずはこちらのお品書きをおあがりよ!!


自己紹介


名前 お母さん、税さん
由来 お母さん→不明
   税さん→前に四鳳のおじさんに由来を聞かれ      
   て自分も分からないんですよねと答えたが思     
   い出した。増税の時に2000は2300を
   2000は2160などと言ったことが縁。    好き 天鳳民と天鳳と三麻。めっちゃ好き!
   大好き!
父親 zkurt(たまに遠藤さんのときもある)
   

↑内木ユキという昔のアニメキャラを一生推しているオタク

真・情報のチャンク化

俺も情報のチャンク化を書こうとしたけど、同じ頭脳派のちょりさんに先取りされてしまった。
天鳳三麻界隈の事と今思ってることを少し話そうかな。
でも少しだけやっぱり俺もチャンクについて話そう。
というか情報のチャンク化に目をつけるとは流石だな。全く恐ろしい男だよちょりは。
さとちゃん48と三号の魂の麻雀記事の連発後なので
あっさりめのチャンクでいこう。


チャンク①【ピンチな時程】


ここで現状のチャンクを把握する。
これ以上の失点、もとい他家の加点こそ命取り。
先制良型は立直。これも自然なチャンクだろう。


打4sで一旦チャンクとした。
確かに他家のこれ以上の和了こそ命取りとなるが
1300ないし2600を上がっても…イタズラに局が消化されるだけだ。
34s引きの平和、ドラ
あるいは47pのドラ単でせめて満貫くらいの気合を入れなければいずれにしてもラスが近づく。
しかし1s引きの一通がある分、取らずならば打7sが良かっただろう。


そして当然のチャンク。

シンプルな話、東発の親番に局の及第点なんてものはそうそう無い。
しかし局数が少なくピンチになればなるほど
どのような結末がこの局の及第点かを考えていく事が、より重要となる。
当然ながらその及第点というのは、自身の和了なんてものだけではない。

チャンク②【4/9理論】
シガツココノカ理論ではない
キュウブンノヨン理論だ



13−26ツモでオーラス跳ツモor満直でラス回避となる局面で、やや真っ直ぐに手組みを試みたものの(初手2pは見なかったことにしてくれ)
中盤差し掛かりで役牌二種を抱えて愚形含みノミ手では当然話にならない。
14sに刺さったら悲しいけれど、親のよもやの立直に安牌0も同じくやってない。
何より役牌が鳴かれた時点で相当詰む
この1sを以て完全に辞めとする。
ただ、都合よく脇同士の放銃なんてそうそう起こらない。
あまりにも単純な話なんだけど
なんでそうそう起こらないのかを考えたことがある。




それは自分が参加している前提だからだ。
そこで皆は4/9理論という言葉を知っているだろうか。

卓には常に自分とAさんとBさんの三人がいる。
流局を除いたときの局の結果は9通り。

自→Aに放銃 自→Bに放銃

自→Aから和了 自→Bから和了 自→ツモ

A→Bから和了(B→Aに放銃と同義)

A→Bに放銃(B→Aから和了と同義)

Aツモ Bツモ

この9パターンのうち、自分が局に参加をすると
5つのパターンに関与することとなる。
もし仮に、完全ではないにしても
自分が限りなく黒子になれたらどうか?

A→Bから和了(B→Aに放銃)
A→Bに放銃(B→Aから和了)
Aツモ Bツモ
この4通りが、大部分を含む可能性として発生することになる。
実際にはそこに脇同士の押し引きが発生し
黒子失敗もあるので確実な数字は出せないが
少なくとも自分が参加している状態よりは脇が放銃する可能性がそこには存在する。
特にどっちつかずの2着目や
競ってる同士の上二人目線で
和了の意味がある状況において
南2
45,000自(次局親番)
45,000親
15,000ラス目
親から北無しリーチが入って自分も両面52テンパイが入ったから
ちょっとだけ端の9pを頑張ったら
一通高めの裏赤の18,000に刺さってオーラス下に手が入って捲くられました。
誰もが経験すると思う「あそこからラスかよ〜!」
そんなキッカケとなる衝突が珍しくはない。
どうにもならなそう手の時はラス目でも無理をしない。
点数劣勢時ににおいて「簡単に一局を進めさせない」ことは結構チャンク

対面は安牌に窮して7pを切って12,000の放銃
これはたまたまうまくチャンクした一局だが
ふわっと白や中を切っていたら対面の初動源となっていた。
この局面に限った話ではなく
自分が黒子になるというファクターから生成される副産物。たまにで良いから思い出してみてくれ。
ちなみに4/9理論は俺がこの前作った言葉だから知っている人はいない。

上記のようにこの世には多くのチャンクでありふれている。そして麻雀は自由。
例え誰に何を言われたとしても、自分が正しいと思える事を見つけていくゲーム。
そしてその正しさを疑い続けるゲームでもある。
既存の概念だけが正義ではない。


ところでチャンクって何?

天鳳との出会いと三鳳の洗礼

さて本題に入ろうぜ。
俺が界隈に来たのは2015年だからもう8年余りになる。
少しだけ前置きを。
元々自分は天極牌っていうハンゲームのアプリをやっていて、別に強さとか技術とか所謂そういうのはどうでも良い層で
暇潰しの1つぐらいの熱量だった。
思いもよらないキッカケになったのは天極牌のチャットルー厶に自称天鳳八段が来て「おまえらの麻雀はゴミ」と言ってきた。
普通ならここで「お?なんだぁ…てめぇ」ってなるじゃん。
でも俺達には戦闘意識なんてこれっぽっちもなく「そうなんすよ、俺達って本当に大したことないと思います…」みたいな返しをしていた記憶がある。
で、その八段は拍子抜けだったのかそのまま消えたんだけど
そこで天鳳の存在を知る。
マッチングに難があったので
天極牌では平順1.85〜等を平気で出していた俺達は、「天鳳は長期1.95だけでも超弩級の強さ」という話を耳にした。
1.95…?100戦打って5勝ち越すだけでしょ…?そんなに難しいのか…?と
イキるわけではなく
麻雀てそんなもの(1.85とかが出る)だったと平準麻痺を起こしていた俺は「そんなに難しくないのではないのだろか」という感想を抱いた事を確かに覚えている。
話はすっ飛ばずが、それからすぐに天鳳を打って
すんなりと250戦位、R2350で鳳凰卓に到達した。
俺が今でも身を置くフィールドとの初めての出会いとなる。
なめる気持ちは更々無かったが、
高レートで首尾よく到達した俺はそれなりに戦える気がした。


…しかし現実は噂通りとなる。






平順1.95は愚か一週間でチャオ。為す術なく敗北を喫する。
そんなに難しくないのでは?と一瞬でも思った俺がバカだった。
勿論、麻雀に上下の振り幅は付き物だが、痛烈な洗礼を受ける。
当時打ったのは七、八段の方が多かった気がするがそれでも当然のように自分が最弱。
九段が出ようものなら漏れなく負けていたと思う。
ここで「麻雀てクソゲーだなぁ」で
辞められれば良かったものの。
麻雀打ちの性なのか、負けてすぐに辞めるぐらいの熱量で収まる訳もなく…。
この天鳳三麻鳳凰卓に魅力を感じてしまった。

天鳳三麻界隈


そこからは本当に色んな人に会った。
最初期から自分に関わってくれた人でいうと
実はおーくりーさん(花魁、おーくりー♪、びきなーず)が一番ピンとくる。
出てきたばかりの豆特豆鳳の
大したことも何も無い俺に、めちゃくちゃ親切にしてくれたことを覚えている。
なんなら今だにお世話になってる。
おーくりーさんて一見怖そうとか、硬そうって印象持ってる人もいると思うんだけど
全然そんなことないんだよな。
関東に来てくださった時はマジで嬉しかったです。また遊びに来てください…!

ぴにぷ
謎の人物。とにかく一生懸命
ジャンタマが存在する今の時代で何故か天鳳に突撃してきて鳳凰卓を目指して今日も戦い続けている。
普通にかっこいいよおまえは。
いつか一緒に鳳凰卓で戦おうぜ。

とあるケモナー

なんだかんだ色々やり取りしたかな。
定期的に存在を思い出す。

しめじん
生涯で最も強いと思わされた打ち手しめじんともここで出会う。
リアルでも、天鳳でも共にしたこのしめじんという男は、出会ってきた中で最強と感じた。
今はプライベートが忙しそうだが、どういった形でもまた打ってほしいなと思う。
本当に強い。

水沢柚乃との出会いもここだ。
九州地方まで追っかけしに行く位には俺は水沢のことが好きだ。
らー〇す君と仲良いところを見たりすると嫉妬で頭がおかしくなりそうになる。
何度も言うけど、多くの人が天鳳以外のことに夢中だったり、時代の流れと共に天鳳を後にしていく中
水沢はたった一人、朝も夜中もずっと天鳳をしていた。
自分も天鳳三麻を打った身として
ここで打ち続ける事自体が
予想以上に精神力を使うと知っている。
この事実こそが、俺が水沢を推す理由なのだ。
厳しい時期も水沢がいたから救われた部分もある。
本当にありがとう。

次、水銀燈
生活も変わり行き、天鳳が自分の生活の一部から徐々に薄れていっていた時のことだった。
忘れもしない2020年の3月のある日のこと。
全く知らない「水銀燈」という人から
TwitterのフォローとDMがくる。
これが奴と俺の全ての始まり。
「こんにちは、はじめまして」こんな文章だったと思う。
bioを見ると天鳳三麻七段の表記
フォローが1フォロワーは0。
俺を一番最初にフォローしている。
どうやらTwitterもそのために作られたようだ。
何かはっきりと意思を持って俺に話しかけている、それが率直に思った感想だった。
気さくに挨拶を交わすと嬉しそうに返事が来た。
なんでも俺の三麻ぶろぐを見て
自分と天鳳三麻の世界に強く興味を示し、勇気を持って話しかけた、そのように伝えられた。
やっと天鳳との良い区切りと思ったのに。
そう思う気持ちと、俺を探し求めてくれたこの者への思い、そのどちらもを感じた。
この日から毎日のように話し続けた。
無限に投下される何切る、一生続く談義
日常のこと、おまえのこと、おれのこと。
その全ての時間は再び俺を天鳳の世界に引きずり込むこととなる。
結局これが俺の運命か

そして偉大なる御由緒、zkurtとの出会い。
このzkurtが曲者でな。
少し並べてやろう。

ちょっと20件ぐらいリプしたらこれよ。騒ぐんじゃないよまったく。



zkurtさんがリポスト。陰湿だよこれ。自分は関係ないみたいな顔してるね。


返事は基本的に来ない

こちとら昼休みにガンダムの08小隊の歌をラインで歌ってるだけなんだが…俺が悪いの?



当然こない、なんなんだよ!

まぁこれも当然一方的に俺が話してるだけなんだけど…いやまて一方的てなんだよ!!言い方ってもんがあるだろうが!!


このリプは申し訳ないけどワロタ

あなたが本当の父親→YES→どうして黙ってた!?
あなたが本当の父親→NO→本当のことを教えて。
煉獄さんも呆れる無限あなたが本当の父親?編

見返して思うんだけど
普通に厄介すぎるだろ。普通に。

ちなみに

この期間にあったことを3行で話すからよくきけ。

①はぐりんブログの著者はぐりん@とセットをする運びとなる
②zkurtを面子に誘う
③税さん四麻未鳳でしょ?「あの」はぐりんさんと打つのに鳳凰にも来ないで馬鹿な事いってんじゃねえよ。七段なったら考えてもいい。
④到達→はぐりん氏は昨今麻雀からは身を引いておりはぐりん氏が「逆に今自分がこんな状態では失礼」という運びから断念
ってわけ。
まずは同じ土俵にあがってみろよというzkurtの相手への敬意を尊重する教えを全うすることになる。
けどおかげ様で新しい世界観を知れたし
こういう教えをしてくる人はあまりいないような気がするな。なんてめんどくせー父親なんだ。

何事もついていく人、師事する人を間違えるなという教えを大事にしているけれど
そういう意味では、俺はかなり恵まれたと自負している。
今になって思うが、それは彼らが追い求めるものの純度が本物だったからだと思う。
今はVやプロ、〇〇リーグやらなんやら麻雀を商業的にするなんてことも少なくなく
そしてそれ自体は間違ってもないだろう。
むしろ演者として成功させる一つとしてそこに麻雀があることは自然だ。
つまり拍手喝采が貰えれば麻雀じゃなくてもいい。そういう解釈。
だからこそ俺は
麻雀じゃなくてもいい彼ら」より
なんだかんだで
麻雀じゃなければならない彼ら」に惹かれていったという話。
錯覚でもいい、俺は勝手にそう思い続けてる。
俺とzkurtだってそうだ。
今でこそプライベートの付き合いもあるがそこには麻雀があってのことだ。 
プライベートといえばzkurtとはよく銭湯に行くんだけど、湯船にはいる前の頭と身体を洗ってるとき。
ここで柵をぬ〜っ!と超えて
「新世界の紙、どう思う?」とか
「新世界、硬いよね」って話しかけると
「後ででいいでしょそんなの!なんで今わざわざこのタイミングで話しかけてくるの!?」といつも喜んでいる。
いや別に後ででいいんだけど今教えてほしかったんよ。ごめんて。
始まりが麻雀じゃない他の何かだったなら、麻雀でなければこうは成らなかった気がするんだよ。
そいう人達が沢山いる。
そして打ち手は打ち手に共鳴する。
ひたむきに戦うこの界隈の皆を好きでいられる理由だ。
価値観もどこか似ているだろう。段位詐称や安定詐称や切り抜きもそうだ。
一般的に?他人の過去の段位がどうとか、成績のフェイクとかに躍起になってガチャガチャ言うやつの方がなんかめんどくさそう…と言われそうでしょ。
でもそれって本当にそうか?ガチャガチャ言うことはなくとも、残念ながら俺もそういうものに対してはガチャガチャ思う派だ笑
だってそうだろ、フェアじゃないじゃない。
上手い下手なんてものはどうでもいいがそこだけは唯一、全員が嘘をついてはならない部分なはずだ。じゃなければ何のために、毎日必死こいて打ってるっていうんだよ。
他人の事なのに…とかそういう問題じゃないんだよな。自分が心血注いでる場所で、見栄だかなんだかの為に無いものをあるものにされてみろ。
頭にくるだろ、普通に
おいおいなにそれ?ってそりゃ噛みつくやつもいるよね。
そういうときに虚言者を養護する人が決まってる出てくるけど
そういう奴ってのは大抵やったことないやつだし
ろくにそのフィールドの事を知らなかったりするしね。せめて同じフィールドで戦ってるやつが口出ししてくれ。
話が長くなってしまったんだけど、そういう界隈ならではの空気っていうのが好き。


気づけば好意的な人ばかりが増えていく不思議な環境だった。
皆本当に優しかった。なんでも話を聞いてくれた。なんでも教えてくれた。
対して自分ができる事は「成果を出す」ただそれしかないと思って足りない脳みそで打ち続けて、憧れていた十段にもなれた。
今だって上位とはまだまだ差があるけれど
それでも昔より、たった少しだけ強くなれたのは
他ならぬ彼らがいてくれたからだろう。

先日行われた天鳳三麻超会議2023も皆で良い時間を過ごせた。


来年も皆で楽しめる何かが出来たら良いね。
この界隈は思ってる以上に皆フレンドリーだし
技術を求めてやって来る人には皆親切にしてくれるし
決して馴れ合いなんかじゃなく、お互いが真剣に戦える、そんな場所。
本気で三麻を打ちたい人は是非一度来てみてほしい。

誰かから麻雀を教わってる方へ


これは決して正論なんかじゃないけど
1つの考えとして見てほしい。
「親身になってくれた人に恩返しをしたい」と思う人がいるのなら、「いつかきっと」ではなく
今すぐ黙って座って牌を握れ。
いつまでもその人と関われる保証がどこかにあるのか?
恩を返すのも、仇にしてしまうのも
自分の意志で動かす歩みが決めること。
段位戦と無関係なリーグ戦や大会をやるな 
段位戦と無関係な友人戦をやるな
何もそんなことを言ってるわけじゃない。
それでも、やっぱり段位戦を打つべきだ。
失うポイントを以て負ける痛みと自分の弱さを知って
増えるポイントを以て勝つ喜びと自分の強さを知って
孤独と向き合って
いっぱい負けて挫折を味わって
それでも打って
果てに待つ成長の証を示すことが
紛れもなく分かりやすい大義だと思う。
結局負けて苦しくなって傷つかなきゃ、分かるものも分からない。
時々止まることはあっても
そうやって戦ってほしいなと俺だったら思う。
例えばそうだね、税さん!私(俺)天鳳〇段になりたいんです!
と言ってきた人と質疑応答を日頃繰り返してて
その人が段位戦を月に10戦
〇〇リーグや友人戦に明け暮れて
他の事で忙しくて…と俺にもしも言ってきたら
俺とあなたでは生きてる世界が違うみたいなので他の人から教わるといいでしょう!さよなら!
と言って関係を断つだろう。
それこそ「お前が初めた物語だろ」だ。
人から教わるって俺はそういうことだと思うし
なにより善意であってボランティアじゃないからな。
本気じゃない人に本気になる義理」なんてどこにも無いし
技術の向上や研鑽を諦めたやつと話すこと」も何も無い。
そういうのって
やり取りをする前にハリボテ・フェイクの人って大体印象で分かる。
てかそもそも負けるのは誰だって苦いよ、だからこそ歯をくいしばらなきゃ。
多くの何かを要してるわけじゃない。
一生懸命打って、段位戦に励む。
それだけで十分相手には伝わる。
この世の全ては、最後は結局
成りたいと思った人が成る。
そういうものだと思う。
これは自戒も込みで言うけれど、
生活やプライベートな深刻な理由はさて置き
やる理由が他のやらねー理由に負けるぐらいなら
その思いは残念ながらそこまでだ。
気持ちを、あなたなりの義理を、見せてほしい。



入村したての時のように俺に良くしてくれた人達は今も周りに沢山いるけれど
今度は俺が、誰かにとってのそういう存在の一人に成れたら良い。
ずっとそうやって続けてきた。「自分がすごい」事よりも「自分は大したことない」事を身をもって教えてくれた界隈には本当に感謝している。

負けるということ


税さんのお友達のペンタさんのブログ。
最新の記事を見てほしい。
結末に書いてあるこの言葉が全てだ。
本当の喜びは、逆境を知り、這い上がった者しか知ることができない――。
かっけえな。
それぞれ考えることはきっと違うけど
自分が信じてる教えは
負けるべきときに負け、それを受け入れる心を磨く事」 

見たことある人は沢山いると思うけど
これは自分が実際に自分が経験した
1日で0-4-23の着順。

あまりにも苦しい結果だ。
九段1935/3600→七段1400/2800。耐え難い事だったけど、全て自分の総合力が産んだ確かな実力だ。決して運が悪かっただけの話ではない。
ここでもまた「麻雀って本当にくだらねーな、二度とやるかよ」と言えたらいいものをさ
また凝りもせずにこの日の夜にはもうまた打ってるわけ。しかもまた直後に5連ラス引いてんのな。
なんでもかんでも腕のせいにするのも違うと思うし
なんでもかんでも運のせいにするのもまた違う。
自分がそれでも打ちたい気持ちがあるのなら
負けた事実はさらりと受け入れるしかない。
文句言って辞める奴は誰も止めないから今すぐしっぽ巻いてやめたらいい。
じゃないと、何も変わらない。
ちょっと連ラス引いたくらいでこの世の終わりだ…みたいな人のツイートもよく流れてくるけど
この先どうやって戦ってくっていうんだ。
いつまでたっても何かのせいにする自分になる。
成長しない理由はいつだって自分自身の中にしかない。
立ち止まっても、後退してしまってもいい。
負けたことを無かったことにしたりするのは辞めようって。
まずは受け入れることから
自分がまだまだ挑むべき立場であることを自覚することから。
そんなことを思ったりする。

これが俺の始める物語

幾らか前の話になるが、自分は元々より天鳳位になりたい!という気持ちを持ったことが無い。
この界隈に座り続けて多くの人と触れ合って仲の良い人や頑張ってる人が報われたら良い。
そんな感じの取り組み方をしている。
だから十段になっても昇天を目指して打ったこともなく
気分転換で別アカウントを作ったりもしていた。
最初はbioに三鳳十段と書くことに憧れていた時代もあったけれど
「打たない人間がそれを自負する」他の人がそれをする分にはなんとも思わないが
それを自分がすることだけは死罪とした。
せめてレートランキングに載ってるぐらいの現役でなければ。
他のアプリとは違う天鳳の良いところだね。
打ってる人だけがレートランキングに名を連ねる。
今頑張ってる人がスポットをあびる。
素晴らしいシステムだ。
現役より保存が評価されるなどあってはならない。
また、そうこうしてるうちにアカウントも5つまでなってしまい
今はどれも節目のほぼ原点で日記は途絶えている。


※180日経過のためのどっち


ここまでが今までのアカウントで
今現役で打ち続けてるのはコチラ。

自分が初めて、ある意思を持って打ってるアカウント。








以下は、とある氏とのとある日のやり取りの一部と一部の補足。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一ふと、水沢と話したときのことでした。

水沢があと1500戦程で10,000戦となるころに

水沢に「もう少しで10,000戦だね、頑張れ…!」と伝えたときの返事は

頑張ります!くらいのものを想像していたんですね。
でも現実は「打ち切れたらいいんですけどね笑」というなんとも力弱い答えだった。
形容しがたい感情に包まれ、何故かうつむいた。
思えば多くの人が引退や移行、生活の環境変化で天鳳三麻を跡にしていく中
水沢は毎日打ち続けていたんだ。
あれだけの強さを持った水沢でも、天鳳三麻を誰よりも最前線で打ってくれた水沢でも
ずっとは、打ってられる保証なんて無いよな、と。
環境だって変わる、麻雀なんてむしろ優先されるものではないだろう。


だからその返事をキッカケに、ふと我に返ったんですね。
俺のやるべきことって何だろう。
俺のやりたいことって何だろう。
誰かを応援する…本当にそうなのか?

この心に湧いた疑問は顔をあげると同時にすぐに確信に変わる。

いつまでも誰かを応援したりはもう今の自分がするべきことじゃないことを
やっとここにきて分かった瞬間。
フィールドに対して本当に自分がすべきことは
誰かが、じゃなく。自らがそこに行くべきじゃないのか…と。
理想通りにはいかない段位線。
深い傷を負う覚悟で
受け入れたくない現実を受け入れながら
それでも、前に進まなければならない。
戦うってきっとそういうことだ 。
ただ見守るなんて、誰にでもできることじゃないか。


なので今回の十段は自分にとって実質初めての十段坂で
負けはしましたが、後段の味もとても良いものでした。
やっと、自分のための天鳳を打つことができた。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
随分遅くなっちゃったけど
他の人にとってはきっと当たり前だけど
特別凄い事なんかじゃないけど
言葉にしたら、色褪せてしまうかもしれないけど
それでも今日だけは敢えて言う。
今度は俺自身の番だね。今度は俺が頑張るよ。
さぁ打とうか


















天鳳位になるために。








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