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1月20日に盲腸になったから、盲腸記念日。

こんにちは。
今回は若干汚い話も入るので、苦手な方はご注意ください(土下座)


アラサーだけど、治療中の病気が多い


私は、平成一桁生まれです。
なので、普通ならバリバリ働いているであろうと思います。

しかし、私はそうではありません。
何故なら、治療中の病気が多く、ドクターストップがかかっているものも多いのです。
具体的に書くと…。

  • 自閉症スペクトラム症+双極性障害(これで働くことなどは、ドクターストップ。運転免許証は身分証扱い。ちなみに精神障害2級です。)

  • 左脚半月板損傷(4年間くらい治療をしていますが、未だに月1でリハビリ。)

  • 逆流性食道炎+慢性便秘症(医師から出せる薬がないと週イチで硬いうんこしか出なくなります…。あと切れ痔も悪化…。)

  • 咳喘息+通年性アレルギー(実は片方の鼻の穴が余り匂いを感じません。)

  • 極度の皮膚乾燥病(外に出る前、帰宅すると即セタフィルかヘパリンを身体中にぶち撒けます。)

と、病気のオンパレードです。
本当はちゃんと働きたいのですが、施設に入った親族の洗濯物や通院の介助などが限界です。

いきなりおなかが半端なく痛くなってきた

それは忘れられない一昨年の1月20日のこと。
前日に定期的な胃カメラと人生初の大腸カメラを受けた翌日の夜、いきなり人生で経験がない腹痛に、高熱と吐き気(水すら飲めませんでした。)襲われました。
もしかして、胃カメラでなにかあったのかもしれない。
そう感じた私は胃カメラを受けた病院に事情を話し、昼間の休憩時間なら対応可能ということで、寝間着姿で病院に向かいました。
そこでベテランのおじいちゃん先生と奥さん先生の検査を受けたところ、こう告げられました。
「ことみさん。あなたは盲腸(虫垂炎)です。弟子が〇〇大学病院に居るので、その伝でベッドを空けてもらえることになりました。なので、あなたをそこに転院させます」
…………へっ?、盲腸????
…………大学病院????リアル白い巨塔じゃないですか―。ヤダー。
頭の整理がつかず、激痛から気を逸らすためにそんなアホなことを思っていたら、先生が呼んでくれた救急車が到着。
ストレッチャーに横になり、激痛に絶えながら、その大学病院に到着。
実は超がつくほどの点滴のラインや採血がが取れない体質なんです。(血液が細くて見えにくいため、血液検査は注射器で吸い取る形になるのが多いです。)
なので、何度もプスプスと刺されるたびに、「やめてー、痛いよ!」と叫びたい気持ちを必死に我慢。
鞄の中に紙のお薬手帳があるので、取り出してもらい、アレルギー歴、今飲んでいる薬等を確認。
その後、コロナ陰性とはいえ、私が発熱患者なのは変わりません。
という訳で、隔離室に移動したのですが…、だだっ広い部屋にたったひとりでストレッチャーに乗ったことみ氏が転がっていました。
機械がついているとは故、心細かったのは事実です。
そして、やっと手術室が空いたので、ゴロゴロと院内を移動。
そして、遂に手術が始まりました。
ことみ氏はもちろん全身麻酔で爆睡。
しかし、ここで想定外な出来事が…。
事前に説明されていた手術方法は「腹腔鏡下虫垂切除術」。
簡単に説明すると、お腹とおへそに2センチ程度の穴を3、4個開けてそこに内視鏡を差し込んで盲腸(虫垂)を取出す手術をする方式です。
メリットは回復が速く、1週間前後で退院が可能なこと。
しかし、いざお腹を開いてみると…、なんと盲腸が破裂していました。
さらに周囲に膿が散らばっており、腹膜と大腸の一部も壊死。
そのため、予定を変更し開腹手術に。
気づけば、お腹に10cmほどの傷が爆誕していました。
(しかも、“虫垂炎”から“限局性腹膜炎”という病名に変わっていました。)
幸いなことに、私は発達障害の遺伝率が高いこと。
何より、特に男性と会うことが苦手という対人恐怖傾向があります。
なので、一生結婚しません!!(断言)
ということで、お腹に傷ができても全く気にしなくて済みます。
実際に「結婚前提で…」と言われたときには即恋愛感情が冷め、そこで振ったことも数知れません笑
(私が付き合った人は、皆結婚前提でした。当時は対人恐怖傾向は全く出なかったので、男性でも平気でした。)
ちなみにその傷は後にケロイドになり、現在も薬を塗っています。

お薬手帳は紙一択!!(断言)

実は私は薬の副作用歴やアレルギーも多いため、カバンには常に紙のお薬手帳が入っています。
最近はアプリ型も多いのですが、私のような持病持ちには、紙のほうが確実に確認できます。
なので、常にカバンに入っている診察券ケースとお薬手帳が入っています。
これがあれば、突然倒れても大丈夫でしょう。(多分)
また、災害時にアプリが使えないことも想定すると、慢性疾患を持つ人は紙のほうが絶対いいと思います。

おまけ

実は医療ドラマでよく見る、医者がゾロゾロと歩いて患者さんを見ていく“教授回診”。
実は1回だけ経験しました!!
「コロナ禍だから、2、3人しか来ないよ」って言っていた主治医さん。
…普通に5、6人来てましたけど笑
あ、関係ありませんが、祖母の月命日が20日なんです。
実は結構危ないところだったらしく、「後半日遅れてたら、命の危機だった」と先生に言われました。
もしかしたら、ばーちゃんが「まだ来なくていい」って、やってくれたのかもしれませんね。
何かとドタバタな入院劇でしたが、無事に生きていることに感謝したいです。

では、また。

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