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凡下でぼんやりと至情あふるる

かたちがなくともあなたのそら
地がさまようなら想いはまるで
月までとべたらどんなにいいか
ときはなにも流さず忘れ得ない
みえなくなっても届いています
星の朝はほのかに語れる夢の中
このままとまってくれればいい
道路側でさりげなく手をつなぐ
饒舌な世間話がうまい無口な人
よっぱらってしかくどかないの
つぎの日にはけろりと二日酔い
なにもかも覚えてないままくる
きのうもきょうもあすもきてね
しらないふりして愛してあげる