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KH Coderで自分のマガジン分析! 2/4
前回記事からの続きです。
前処理完了まで
集計単位 ケース数
文 404
段落 34
H5 34
エクセルデータを使用
強制抽出した語「国際理解教育」のみ
使用しない語の指定は無い
抽出語リスト
![](https://assets.st-note.com/img/1715170772524-3dpNQChzou.png)
特記なし
ツール 抽出語 抽出語リスト エクセル出力 文書数DF H5
![](https://assets.st-note.com/img/1715170828992-LaXxQM4YDN.png)
記述統計
割愛
特記なし
関連語検索
一例「グローバル」
![](https://assets.st-note.com/img/1715170869853-PAinkEm3UI.png?width=800)
特記事項
筆者(私)が「時間」の語に引っかかりを覚えたため分析した
「時間」という語は10の文書に出現し、その前提確率は29.4%
(24の文書中に29.4%の確率で出現)→およそ3割の確率で登場する。
KWICで確認
「地域のためにお金や時間を使う」1
教師の仕事時間に関すること1
24時間働けますか 2
「首都圏の人は、時間や交通費をかけなくても勉強できる」2
グローバル教育の理論3
総合的な学習の時間 2
休み時間に準備 1
「共起」を見ると、グローバルに関する24文書のうち、8つに「時間」の語が出現していることが確認でき、
その出現確率は33%である
「時間」にやや意外性を感じたものの、計量的(客観的)には特記する内容はない
対応分析
![](https://assets.st-note.com/img/1715170925557-jT8S17dWrt.png?width=800)
特記事項
特徴的な語を取り上げる
原点真上に「社会」が付置されている。
KWICでの原文参照
「向社会(的)」についての内容が6件だった。
原点右上に「イメージ」が付置されている。
KWICでの原文参照
「グローバル教育に関するイメージ」についての言及であった。
→内容としては主観的なニュアンスであった(note記事ならではの語)
原点右上に「多様」が付置されている。
KWICでの原文参照
「多様性の説明」である「多様であるさま」、多様な背景という2件を除きすべて「多様性」として使用されていた。
意味する内容としては、
グローバル教育の定義に関するもの3
多様性について知る、学ぶ6
多様性の具体例やイメージ5
多様性の現実、現状、今後8
インクルーシブ教育との関連2
原点右上に「違う」13件
特記事項なし
「英語」10件。
離れた位置にプロットされている
英語の勉強1
英語と観光ガイド5
グロと英語教育4
多次元尺度構成法(MDS)
データ要約の目標として、あくまで便宜的にではあるが、
ケース数34の平方根(5.8310)程度のクラスターとすることを考えて6を選択した。
![](https://assets.st-note.com/img/1715170973238-EJksO7PLV4.png?width=800)
特記事項
・ランダムスタートを繰り返してよりよい解を探す を実行した
・6つのクラスターの傾向
1自身とグローバル教育との関連(自分 は筆者でなく、読者や生徒などの第三者を指す)
2学校で教育活動として行われるグローバル教育について
3学習指導要領との関連
4教師、教師集団のグローバル教育との関わりや学びの機会
5 多様性。人によって違う。いろんな人がいる。日本、外国の文化
6グローバル教育や社会一般についての学びや既成概念
階層的クラスター分析
方法Ward法 距離Jaccard
クラスター数を便宜的に6とし、出現パターンの似通った語の組み合わせを探索した。
![](https://assets.st-note.com/img/1715171027248-BCAYhbHfc6.png)
特記事項
1学校で行われる教育活動としてのグローバル教育
2グローバル教育と学習指導要領の関連
3解釈が困難
4グローバル教育に関する一般的なイメージ
5解釈が困難
6グローバル教育の現状と自身の関わり(自身は筆者でなく読者や生徒を指す)
計量的には「6」が最も多い
2つのクラスターの解釈が困難であったため、5クラスターでの探索も試みた
(画像は5クラスターのもの)
1学校で行われる教育活動としてのグローバル教育
2グローバル教育と学習指導要領の関連 (6クラスター時より明確)
3解釈が困難(ブログを読みやすくするための柔らかな表現と言えなくもない)
4グローバル教育に関する一般的なイメージ
5グローバル教育の現状と自身の関わり(自身は筆者でなく読者や生徒を指す)
計量的には「5」が最も多い
共起ネットワーク
![](https://assets.st-note.com/img/1715171069882-a12Klap0oH.png?width=800)
対象となった48語のうち、39語が用いられ、36のEdge(共起線)が描かれた。
特記事項
・最小スパニングツリー、強い共起関係ほど濃い線に
・詳細な把握のためにJaccard係数を表示している
Jaccard係数も考慮して分析すると
1教育、グローバル、外国、必要
2考える、勉強、自分、視点、日本、文化
3人、多様、田舎
4学校、先生、生徒、指導、
5教師、教員、変わる、知る
等に比較的強い共起が見られる
自己組織化マップ
![](https://assets.st-note.com/img/1715171124789-UExnTkDDGu.png?width=800)
語と語の関連、及び、語のグループを探索するために自己組織化マップを作成した。
[赤]学校で教育活動として行われるグローバル教育
[青]国際理解教育への言及、相互理解、教育活動への言及だが、解釈が困難
[紫]自身とグローバル教育との関わり
[緑]グローバル教育を通した社会との関わりについて学ぶ(知る、勉強)
[橙]外国や異文化、人との違いについて学ぶ
[灰]解釈が困難
解釈が困難なものもあったため、5クラスターでの作成も行った
![](https://assets.st-note.com/img/1715171143631-dKQ9ClJtKv.png?width=800)
[赤]学校で教育活動として行われるグローバル教育
[青]国際理解教育への言及、相互理解、教育活動への言及だが、解釈が困難
[紫]自身とグローバル教育との関わり
[緑]グローバル教育を通した社会との関わりについて学ぶ(知る、勉強)
[橙]自身が持っているグローバル教育のイメージを客観的に見つつ、外国や異文化、人との違いについて学ぶ
補足
筆者はコミュニティ・スクールにも興味があり、教育という文脈における「地域」の語を幅広く捉えている。
トピックモデル
適切なトピック数を知るために、Perplexity法にてトピック数の探索を行った
![](https://assets.st-note.com/img/1715171170582-vKPzxQKJB2.png)
トピック数は4から6が適切と判断されるため、今回の分析では5とする。
トピックを推定するために、トピックモデル(LDA)を用いてトピック数を5として推定を行った。
![](https://assets.st-note.com/img/1715171202513-Pna0BDnazU.png?width=800)
さらに特徴を探索するため、トピック比率の折れ線グラフを作成した
![](https://assets.st-note.com/img/1715171222445-tXIn68TwuX.png?width=800)
これにより、
#1文書3、4,12
#2文書14,26,34
#3文書13,32
#4文書21,22,23、33
#5文書1,29
に特徴があることが示唆された。
確認のためにマップを作成した。
![](https://assets.st-note.com/img/1715171238526-4G62IVOPaL.png?width=800)
これにより、
#1文書3
#2文書34
#3文書32
#4文書21,22,23、33
#5文書1,29
が示された。
以上のトピック推定、折れ線グラフ、マップにて導かれた文書を文書検索を用いて原文を確認した。
#1多様性や、外国、外国人、地方における外国人への観光案内
#2教師とグローバル教育に関すること(文献一覧も含む)
#3世界のいろいろな教育類型、筆者の仕事の優先順位
#4多様性と人々の違い、日本国内の違い、地域と都会の格差、田舎に多様性がないこと
#5開発と国際理解教育について(マガジンに載せなかった記事)、グローバル教育とは何か
以上の、分析の第1段階より導出されたこと
・本マガジンは、4~6のグループに大別できる。それぞれの内容は上記の通りである。
次回の記事に続く…
(次は分析の第2段階)
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