MY ROAD TO D DAY②

2023年6月4日 BTS SUGAことAGUSTDソロライブ参戦 個人的備忘録
当日編②

会場のドアが開き、並んだ順番で粛々とみんな会場内へ。
チケットをの席の番号を確かめながら席に近づく。
私はステージ向かって右側サイド。
あまりのステージとの近さに興奮しすぎて近くの席の人と喜びを共有し合う。
周りのアミはみんなとてもいい人ばかりで急に話しかける私にも引くことなく受け入れてくれる。

サウンドチェックが始まる少し前から自然発生した「ミンユンギ」コール。
私の周りのアミ達はとてもノリが良く、誰からともなしに「楽しもうね」
歌いましょう って確認しあってた。これも自然発生したウェーブを体験したり(いやこれ興奮したわ。見たことあるやつ!)
思い思いに制作したうちわやメッセージボードなどを見せてもらっているうちに
大きな歓声と共にミンユンギその人がステージにふらっと現れる。
ノーメイク、髪もスタイリング前でサラサラのストレート。黒いValentinoのパーカーと黒いダボっとしたボトムス インナーは確か白T(正直興奮しすぎて記憶が無い)を着用。俯きながら時折、気だるそうに髪を掻き上げつつ、Haegeum, Give It Me, Daechwita 三曲を歌う。あの何度も見たBANGTANGTVでのBTS  SUGAそのまま!
気だるそうな仕草とは裏腹に声量は素晴らしかった。さすが世界クラスで活躍するアーティスト。観客席の私たちはフルボリュームで三曲 アミボムを振り回して歌う。
今日のライブ ヤバいくらい盛り上がる予感しかなくてちょっと鳥肌が。
歌い終わったユンギ様はノールックで両手を大きく振ってご退場。
隣のアミさんはずっと「さらさら、、、髪 さらさら、、、」とうわごとのようにつぶやいておられた。私も「ややややヤバいね」しか言葉が出ない。
周りのみんなが放心状態だったその時!何と携帯を手にユンギ様が戻ってきて
ステージから観客席が少し入るようにしてセルカを方向を変えつつ3回撮り、(あろうことかあの研究し尽くしたアイドルの角度での笑顔とピース byあの神コンテンツRoad to Army)またノールックバンザイお手振り(変な命名をするくらい興奮してた)でスタスタとバックヤードに入っていく。
たった15分から20分程度の時間だったにも関わらず(体感は3秒)ここで終わっても大満足だな(いやそれは嫌だが)と相反する感情に揺さぶられながらも、本番に向けて万全を期する為トイレを済ませ、ユンギと乾杯するために売店でハイボールと水(こっちはシンプルに飛び跳ねて歌って脱水症状にならぬよう)を購入し席に戻る。
会場は雷雨の映像が正面のスクリーンに流れ 今から始まるライブの世界観の提示を前に期待を掻き立てさせられる。17時の開演に向けてどんどん埋まっていく客席。

席について周りを見渡すと客席を覆うアミボムの光。これは本当に感動的な景色だった。今日何度目かの「見たことあるやつ!」映像で見るよりも613万倍大迫力の煌めきと揺らぎであった。今回の会場がステージととても近く、最上階からアリーナまでのアミボムの光がユンギに向かって迫って来るようで、鳥肌(立ちっぱなしやなしかし)ものだった。そりゃあメンバーみんなアミボムウェーブで大喜びするよ。納得。
開始時間10分前くらいからまた自然発生したミンユンギコール。正直10分のうちにみんな力尽きないか ぐずぐずにならないかと心配したが杞憂!会場のみんなの気合いが半端なくビシバシ感じられ、自分も負けてられないと声を張り上げる。
今日の為に一ヶ月ほど前からセトリ順に作ったプレイリストを通勤時間や家事の時間、
車を運転しながらそれこそ鬼のように聴きまくり、歌いまくった成果を見せるんだ!
ただしハングルの正確な発音は一ヶ月少々で攻略できるものではなく、驚くほどデタラメな歌詞だがそんなことは気にせず、やり切る決意である。
当方かなりの大人アミゆえ、歌詞カードを見て歌うには老眼対策のためにクソデカ文字を必要とするため、本番でうちわの裏に仕込むことは不可能。それならば伝家の宝刀「必殺なんとかなるやろ精神」一つで挑む次第である。
羞恥心は出産時に胎盤と共に私の中から排出済みである。余談ではあるが飛び跳ねることも考え、ライブ当選決定からこちら筋トレと有酸素運動(趣味はジム通い)骨盤底筋を強化済み。解禁はいいけど失禁はシャレにならない。

いよいよVCRが始まる。雨の中バイク事故を起こして路上に横たわるユンギ。
その中からそのまま出てきたように大勢の男たちに担がれたユンギ様登場。
激しい雨音の中ステージに仰向けのままユンギを降ろして男たちは無言で去って行く。
そのまま始まったHaegeum 会場全体がアムボムの規則正しい揺れと大合唱で地鳴りのよう。それを一手に掌握し操り煽るユンギ。いやもう凄いオーラに圧倒されて一瞬記憶が飛びそうになる。
サウンドチェックの気だるいお兄さんはどこへ行かれた?
というか本当に同じ人なの?
あんなにパワフルにラップし歌いまくっても全然ぶれない音程と声量。
あれ?咳してて辛いんじゃなかった?あれはもしかしてフェイク動画だったんかいな。
「今日は日本公演の最終日です。全力で行きます」
ユンギからの決意表明をしかと受け止めた私達の返事は地響きがするくらい大きかった。
AGUSTD辺りだったか、全力で飛び跳ねて歌ってアミボム振り回していた私たちのサイドにやってきたユンギはこっちを見てニコッと笑って大きくサムズアップしてくれた。
よっしゃ!この調子でついてこい!って言われてると勝手に解釈した私達(たち?)は
もう気も狂わんばかりに歌い、跳ね回る。
こんなに演者の表情までしっかり確認できるほど近い席は歌舞伎を観に行った時の花道横の席を除いて未だかつてない。歌舞伎はおとなしく見るものなのでこの際全く別物としておく。今日何度目かのTM I。
序盤でユンギのお墨付きを頂いた私達はそれからさらに盛り上っていく。
嵐のようなGive It to me が終わり、日本語でメントしてくれるユンギ。とても上手で
あのバンタン会食の時に日本語の勉強をしてるって言ってたのはこの為だったのね。とほぼ一年ぶりの伏線回収に感動。あの時自分がソロツアーするとしたら2時間ラップだけじゃあつまらない、だからギターやってダンスの練習もして、、、って話してた。
もうその頃にはワールドツアーが決まってたのかな。

流暢に日本語を話しながら手袋を外していく。スクリーンに手袋をはずした白い手が大きく映され、悲鳴に近い歓声が上がる。
そのままギターを持ち椅子に座ってチューニング。こんなかっこいいことある?からのSeesaw 勿論みんな大合唱。
可動式のステージが持ち上がっていって出てきたテレビやらソファを使ってパフォーマンスしてくれたその後のSDL People People Pt2 もう本当に素晴らしかった。
SDLは日本の直前のジャカルタで発生した I’m thinking about youのyouのところをミンユンギに変えたコールを私はSNSで見て以来一人でもやってやる!と密かに心に決めていた。実際は同じことを思ってた人が大多数。蓋を開けたらユンギご本人もyouの部分を歌わずにミンユンギ〜♪をとても嬉しそうに聴いていた(私の主観です)
その後あの「んーまッ💋」釜山コンでもやってたあのリップ音で会場全員が香港へ飛ばされたと思う。
SDLで盛り上がった後はあのPeople。私の中でまだバンタンにハマって間もない頃からのプレイリストヘビーローテーションナンバーの一つ。思い入れ半端なく歌う。
その後は会場全員がIUちゃんになりきったPeople pt2 いろんな人が同じこと言ってたけどイルアミの声が揃ってて綺麗であった。
そして待ってましたMoonlight! ちょうど私たちのサイドの小さい階段の踊り場(ぜったい違う踊り場って表現ですがなんて言ったらいいかわからない語彙力)から客席を見下ろしながら 冒頭のセリフ クニャン シーバル!シーーーーバル!(ここは放送禁止用語)「3年が過ぎたな、、、」をやってくれました。昇天。周りのアミと今絶対私たちに言った!と舞い上がって大勘違いするのもめちゃめちゃ楽しい。
その後のBurn it MAXさんの部分も歌うユンギ。最高。ラップする時の声と歌う時の声のギャップが凄い。ってこんなつらつら長文書いてて今更ですが。

ステージの演出でバンバン火炎が上がる。顔が熱い!こんな近くで観れるなんて。今日何回も脳内を巡る感想。
心理的にも体感的にもクソ熱いステージ 一旦ユンギ様お色直し。
続きは次回!

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