株式会社 1Line Official note Vol.043
ONE CARE「 倉庫物流 編 」
はじめに / ONE CACEとは？
ファニチャー・ケアの総合サービスを提供するONE CARE。
家具が製造されてから廃棄されるまでの期間に必要となる様々なサービス、商品を取り揃えています。
主なメニューは以下の通りです。
●コーティング / ONE COATING
モノを綺麗に長持ちさせるアンチエイジング・テクノロジー。
最大12種類の機能を、風合いを変えず、自由なタイミングで、プラスします。
これからは、デザインでモノを選び、必要な機能を後から付ける時代。
モノが長持ちすることで廃棄ロスを減らす、これからのサステナブル社会を支える技術。
1Lineが開発、展開する独自のコーティング・サービスです。
●クレンジング
家具専用に開発されたクリーニング・テクノロジー。
経年使用によって付いた汚れ、菌、臭いなど、様々なものを落とします。
目で見える汚れは、その種類や原因によって液剤を選定し、専用の機械等を使い丁寧に落とします。
目で見えない菌や臭いなどは、独自の除菌・抗菌技術である菌滅によって除去します。
ただ洗うだけではない、しっかり汚れ等を落とすクレンジングを掲げています。
●修復
職人の手による家具のリペア・サービス。
キズやシミを目立たなくしたり、シワの修復など、内容に合わせて、専門の職人が対応。
クレンジングでは落とせないキズ等を修復することで、家具を甦らせます。
●倉庫物流
多種多様な提案ができる倉庫物流サービス。
ONE CAREの拠点は、東京都心近接の港区内にある延床15000平米の物流倉庫。
家具に必要な技術等と倉庫物流とが一体となった、ワンストップ・サービスを提案します。
保管、配送、荷受け、デバンニング、検品など、対応可能です。
これまでの、ただ保管・配送するだけではない、物流の過程で、モノに付加価値をプラスする新しいサービスを提供します。
●ケア用品
家具専用のケア用品を企画・開発し、商品化。
昨今問題となっている、市販の消臭スプレーや除菌を行うことで起こるトラブルを防ぎます。
独自の菌滅やONE COATINGの技術、修復の知識を活用し、自分達が本当に必要だと思う商品を開発。
家具には家具専用のケア用品を選択することで、不要なトラブルが減り、綺麗に長持ちします。
●リユース
家具の再生事業。
独自の除菌・抗菌、クレンジング、修復、コーティング等の技術や倉庫物流サービスの強みを活用。
リサイクルではなく、機能性・社会性をプラスしたアップサイクルを目指しています。
家具の廃棄ロスを減らすことで、ONE CAREが目指す真のサステナブルを実現させます。
1Lineが目指す家具向け倉庫物流サービス
2019年1月、イーソーコ株式会社と合弁会社「株式会社イーライン」を設立しました。拠点となる田町支店を、東京都港区内の延床面積15,000平米の物流倉庫に移転し、「倉庫物流＋サービス＋技術」を組み合わせた新しい取り組みを開始しました。その結果、様々な価値を提供できるようになりました。
●荷受けから保管、配送までをワンストップで可能にし、不要な倉庫物流機会を減らし、費用・労力・時間を削減。
●配送や納品などの手配を代行することで、手間と労力を削減。
●家具のキズや梱包跡なども、専門スタッフが修復。
●製品に機能をプラスするONE COATINGで、商品に付加価値をプラス。
これまでの「ただ保管する」「ただ配送する」家具の倉庫物流から、その過程の中で検品、修復、機能追加など付加価値をプラスする、新たなサービスづくりに取り組んでいます。
1．保管
1-1．固定保管
坪・月単位で保管を提案。
長期で、ある程度決まった広さの保管場所が必要な場合に向いています。
スポット保管に比べ、単位あたりの保管料は安くなります。
1-2．スポット保管
パレット・期単位で保管を提案。
短期で、保管量の増減が多い場合に向いています。
固定保管に比べ、単位あたりの保管料は高くなりますが、保管した分だけで無駄はありません。
2．デバンニング
海外輸入品など、コンテナごと荷受けし、商品を取り出す作業を行います。
40フィートコンテナも荷受けが可能です。
田町支店が入る港区の物流倉庫は、港、空港からもアクセスが良い場所にあります。
3．配送
3-1．チャーター配送
様々な種類の運送と関わる倉庫物流施設の強みを活かし、多彩な提案が可能です。
商品や納品条件等に合わせた配送車の選択(10t、4t、2t、軽貨物など)、搬入や作業の有無による配送会社の選択(引越し、組立、吊り上げ)など、相談案件ごとに、柔軟で最適な提案を行います。
3-2．路線便配送
様々な種類の路線便会社が関わる倉庫物流施設の強みを活かし、多彩な提案が可能です。
商品や条件、場所によって、最適な路線便は変わります。
例えば、ラグなどの長尺物は、長さや重さによって、最適な配送会社が変わります。
重量物の場合、パレット配送などの方法もあります。
相談案件ごとに、利用が可能な路線便配送会社の中から、最適な会社を提案します。
3-3．家財宅急便
家具の納品、搬出配送を、2人体制で、梱包、設置など含めて行う、家具向きの配送です。
法人契約が難しく、一般の場合、荷受け時に配送費の支払いが発生するため、お客様対応案件では利用が難しい面がありましたが、1Line手配により、利用が可能です。
全国1点から手配できるため、サンプル品のお届けや、メンテナンス・修復が必要な家具の移動などに活用できます。
3-4．中継地配送(横持ち配送)
都心近接の倉庫物流施設の立地を活かし、中継地利用による横持ち配送が可能です。
都心部では、納品地の車両制限など、年々条件が厳しくなっています。
該当する車両で遠隔地から配送すると、費用が掛かります。
また、建築工事の進捗により、納品日や時間が変更となる際、調整が大変です。
大型車で運び入れ、小型車でピストン配送等納品を行うことで、これらの問題を軽減することができます。
4．検品
4-1．補助
港区の都心近接倉庫のため、検品地が近いのも特徴です。
あらかじめ連絡をいただくことで、保管エリア近辺で開梱、検品等の作業を行なっていただくことも可能です。
補助が必要な場合は、人員を手配することも可能です。
4-2．代行
内容や基準などを協議の上、対応可能な場合、検品作業を代行するサービスを開始しました。
基本的には、目視による外観検査が中心となります。
検品で問題が見つかった商品については、報告の上、そのまま修復作業まで一貫して対応することも可能です。
このように、これまでの「ただ保管する」「ただ配送する」家具の倉庫物流から、その過程の中で検品、修復、機能追加など、付加価値を創造する、新たな倉庫物流サービスの形を作っていきます。
発明はできませんが、提案する業界の困りごとを教えてもらい、1Lineが持つ技術やリソースを掛け合わせ、その業界に必要とされるオンリーワンのサービスを創造することは可能です。
そして、そのサービスが活用されることで、 ●ヒトの雇用が生まれ、 ●モノが綺麗に長持ちし、 ●地球の負担が軽減していく、真のサステナブルにつながっていく仕組みを創ります。今後も引き続き、粘り強く、様々な取り組みを進めて参ります。