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株式会社 1Line Official note Vol.054


1Lineの名刺が、ヒトも、モノも、地球も、笑顔にする「塗るおまもり名刺」になりました。

新年度を機に、1Lineの名刺を、塗るおまもり名刺に新ためました。

この名刺には、障がい者雇用を生み出し、高品質な機能でモノを綺麗に長持ちさせ、地球の環境負荷を低減させるという役割が、小さいながらもギュッと詰め込められています。

■構想の背景
コロナ禍や社会情勢の変化の中で、「情報を、紙で、交換する」従来の名刺に対して、何か改善できることがあるんじゃないかと考え始めました。

だから止める、という選択ではなく、時代の変化の中で、いま必要とされる要素を新たに加え、これからの社会に価値を生み出していく「変化」や「プラス」を、アイデアや工夫次第で実現できるはずだと感じていました。

「一番最初に行う共同作業」
名刺交換は、一番最初に行う共同作業で、とても貴重な機会です。その機会の大切さは、この数年のコロナ禍の社会の中で、改めて気付かされたことでもあります。それにも関わらず、これまであまり深く考えず、ただ規定通りに挨拶と情報を交換してきました。最初に渡す名刺に、会社の理念や想いを体現させたいと考えました。

「情報の受け渡しに対する社会の変化」
サステナブル、SDGsを謳う社会の中で、環境への配慮の視点から、名刺やハガキなど、紙を介しての情報の伝達方法が徐々に減り、それは今後一層加速すると感じています。紙に代わる素材への変更や、物質を介しての情報伝達に新たな価値を加えることが、必要になっています。

加えて、ビジネスにおいて最も機会が多い名刺交換で、何か社会にプラスになる仕組みが作り出せれば、そこから生まれる効果の大きさや、持続可能性に期待が持てると考えました。

■塗るおまもり名刺で生まれる価値
この名刺には、「塗るおまもり」という名称を付けました。ヒト(わたす人、つかう人、つくる人)も、モノも、地球も、笑顔にする、想いや技術が込められています。名刺を交換すると、様々な価値が生まれ、それが循環していきます。1Lineが考えるサステナブル・ポリシーが、この名刺には体現されています。


(1).ヒトをまもる
名刺に貼り付けられる「機能」部分は、1枚1枚、障がい者雇用施設で手づくり製造されます。私たちが目指す、障がい者雇用の時給は1,500円です。それは、一般雇用と比べ、働ける時間も日数も少ない障がい者雇用では、より高賃金な仕事づくりを目指さないと、安心して暮らしていける未来をつくれないからです。

この名刺100枚で、1時間の障がい者雇用を護ります。

(2).モノをまもる
この名刺には、モノを綺麗に長持ちさせる「機能」が付いています。袋を破って、中のシートでスマホ画面を1分拭くと、スマホ画面に防汚機能と、除菌99%以上、抗菌99%以上、抗ウイルス99%以上という高品質な感染対策機能がプラスされます。その機能は、1度塗ると簡単に剥がれず、その効果は1年続きます。

ここには、1Lineが持つ独自のコーティング・テクノロジー「ONE COATING」の技術が活用されています。

(3).地球をまもる
名刺は、LIMEXを採用しています。LIMEXは、石灰石を主原料とする環境配慮型の新素材で、COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)で紹介されたほか、日本の優れた技術としてUNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。紙からLIMEXに代わることで、森林資源、水資源、石油資源を保全し、CO2排出を抑制します。

この名刺100枚で、水10Lを護ります。

■今後の展開について
この「塗るおまもり名刺」は、現在使っている既存の名刺に、機能袋を貼り付けるだけで、簡単に実現することができます。

また、使う際も、機能袋からシートを取り出して、1分塗るだけで、スマホ画面に機能をプラスすることができます。

機能袋の裏面に付いている両面テープを剥がす。

既存の名刺の裏面に貼り付ける。

機能袋の封を切って、シートを取り出す。

スマホ画面を乾くまで1分塗る。

ヒトも、モノも、地球も笑顔にする「塗るおまもり名刺」に興味を持っていただける法人様や、ONE COATINGを採用いただいている法人様に向けて、今後提案を進めていきたいと思っています。

名刺やハガキが、ただの紙として捉えられた時、環境に良くないものとして扱われてしまいますが、逆に、たくさん使われ、消費されるアイテムだからこそ、多くの雇用を支えられたり、必要とされる機能を広く届ける役割を担うこともできるはずです。

名刺やハガキを、「塗るおまもり」に変えてもいいよ、という法人様がいらっしゃったら、是非、1Lineまでお問合せください。