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金勘定ばかり、数えてやしないか。

こんにちは。
名曲クラシックの曲名が
いつもごっちゃになる、カラスです。

ところで、
星を数えるゲームをしていました。
小学生くらいの
ほんとに子どもだった頃のことなのですが

たまの夜、父とベランダや庭に出て
星を数える
というゲーム。

お風呂に入るときに
数を数えるじゃないですか、親子って。
いわば、あれの星バージョンです。

なにをきっかけに始まったのか
そのためだけに庭に出ていたのか
こまかいとこは覚えてないのですが、
ふたりで夜空を見上げて
星の数を
いっせのでー、で数えていました。

明確なルールを確認しあったことはないけど
言わずもがな、
たくさん数えられた方の勝ち
という認識のもと(私は)、やっていました。

1,2,3,4,5,6,7…

数えられているんだか
数えられていないんだか、
親子そろって、なんともテキトーなカウント。

見ているうちに
どれがどれだかわからなくなるのが星だし、
数えるなんて
無謀すぎるのが星だし。
片側が幼い子どもだったから
成立していたゲームですね。

でも、大人になったいまも
夜空を見上げた時には星を数えてしまいます。
もとい、
星を数えていたなということを思い出します。


惚れた女は星の数、愛した女はお前だけ
誰が言い出したのかわからないフレーズですが
願わくば、
当時の父が星をカウントする娘の隣で
そんな不埒な慕情へ思い馳せていなかったことを……

今やもう、私はあの頃の父の年齢に近づいており
一緒に星を数える子どもがいてもおかしくはない。

思えば小中高の頃の担任の先生だって、
当時は、今の私より年下の人たちもいたんだなぁ。

ショートカットに白衣と眼鏡が色っぽかった化学のY先生も
おしゃべり上手でみんなの憧れだった体育のW先生も
無口だったけどリスペクトしてた数学のT先生も

いまの私より、年下やったんか…。

……。
感慨の深さ、荒れ狂う大海のごとし………。

きれいに、じっくり、たんたんと
年を重ねていきたいものですね。

それでは、きょうはこのへんで。
さよならコピー

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