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【🍓】三史五経

三史五経
よみ: さんしごきょう

四書五経とはまた違うっぽい。

意味: 『史記』『漢書』『後漢書』と『詩経』『礼記』『春秋』『易経』『尚書』

史記=司馬遷の編纂による夏、殷、周、秦、前漢の武帝までの歴史
漢書=班超と班固の編纂による前漢の歴史。「楽浪海中に倭人あり」と一言だけ日本についての記述があるらしい。
後漢書=432年成立。後漢書東夷伝に金印の話があることは有名。
詩経=紀元前1100年頃から500年頃の詩の本。収録されている詩の引用が外交に用いられた。故事成語として現在でも使われる。
礼記=正しい礼儀について書かれた文章が49篇集められている。
春秋=春秋時代に何があったかを孔子がまとめたといわれる。
易経=作者は伏羲とされる、卜辞(占い)の本。
尚書=中国最古の古典・史書←テキトー

あらすじをまとめるだけで息絶え絶えになりそうなくらいすごい書物ぞろい。徹底的に極めるどころか読了できるかもあやしいが、それ以前に全冊買い求められるだけの資力と家に置けるだけの財力が必要。

三史五経といった本格的な学問を徹底的にきわめるなんて、ずいぶん可愛げがないものでしょうが

76ページ(帚木)

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