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【🍓】旋頭歌

旋頭歌
よみ: せどうか
意味:

五七七を2回繰り返した6句からなり、上三句と下三句とで詠み手の立場がことなる歌が多い。頭句(第一句)を再び旋(めぐ)らすことから、旋頭歌と呼ばれる。五七七の片歌を2人で唱和または問答したことから発生したと考えられている

wiki


夕顔と知り合うきっかけとなった、夕顔の花咲く板塀のある家の前で光君が口ずさんだ歌、「うちわたす 遠方人(おちかたびと)に もの申すわれそのそこに白く咲けるは何の花ぞも」(古今集)【河出文庫 源氏物語1  120ページ(夕顔)より】が、五七五七七のリズムにうまくはまらなかったのでググったら『旋頭歌』だった。旋頭歌、あぁ、遠い昔に習った記憶が!とまたググる。

奈良時代における和歌の一形式、とwikiの見出しに書いてあったので確かに遠い昔に奈良った…←違う。

うちわたす 遠方人に もの申すわれ
そのそこに 白く咲けるは 何の花ぞも

古今集 よみひとしらず

五七七・五七七に分ち書きするとすっきりしますね。「ちょっと離れたところにいる人に私は尋ねてみた。『そのそこに白く咲いているのは何という花なんですか。』」という感じか。(唱和してないけど、地の文と問いかけ。)

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