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4歳児の体力

長男(4歳)はこの4月から近所のスイミングスクールに通っている。
むかしから水遊びが好きで風呂場でも顔付けたりして遊んでいるので、スイミング自体は好きなようだ。

たまに水嫌いの子供がいるみたいだが、
その理由は「お風呂の入り方」が関係しているようで
顔にかかったり目に入ったりするのをいやがるので、それを防ごうと親があれこれしてかからないようにすることでなるらしい
(※って何かで見た気がするけどほんとかどうかはしらない)

そう考えるとうちの息子たちは大丈夫だ。1歳くらいからガンガンシャワーを頭や顔にかけまくっている。最初は泣いてたかもしれないが、いまは別になんともない。1歳の双子も同様だ。

ってことでスイミング大好き長男であるが
行く前は「行きたくない」「おなか痛い」「家でいたい」とかいいだす。

いつもとおりそうゆう言い訳を無視して連れていく父であった。

いっぽう父は、子供のスイミング中、一緒にはいって隣のレーンで泳げないのに泳いでいる。

そう。父は泳げないのだ。

小学校のプールがめちゃくちゃ嫌いで5mくらいしか泳げなかったので、自称スポーツ万能ではあるが水泳だけは大嫌いだった。

小さい子供たちにスイミングの先生が教えているその指導を小耳で聞きながら実は父もその方法でスイミング力を上達させていて、いまでは25mを何回も泳げるようになったのだ。

1時間で終わるスイミング、終わるころには父はもう疲労困憊である。

スイミング教室が終わるタイミングで一緒に終わって、着替えて帰路につく。

つかれはてた父と、
「帰って何して遊ぶ?」といってくる4歳児。

既に正午で体力差がありありとでてきている。。。。


ひとまず帰宅した父と4歳児はお昼ご飯のソーメン
(スイミングの後はソーメンがおなじみパティーンである)
を食べた後、案の定ではあるが4歳児が発した言葉は

「なぁ、父、父、お昼どこいく?」

おれはもう寝たい。なんなら半分寝ている。スイミングのあとで満腹になると同年代のおじさんの95%以上は眠たいだろう。だから俺は悪くない。これはしょうがない。

そんな気持ちを宇宙の彼方においやって、土日の責務を全うしようとする父は

「おう!どこいく?公園でもいくか?」

言ってしまった。双子のお昼寝が開始されたらいこう!
ということで、午後3時、双子がお昼寝に入った瞬間から公園へGOした。

この写真は絶妙だ。

これは経験したことがないとわからないかもしれないが、土曜の昼さがり、家族で公園で遊んでいる風景。いっけん楽しそうに見えるが親の気持ちとしては↑の写真である。「はよ帰ろ」。これにつきる。

特に長男は一人で遊ぶことを嫌がり絶対に「父と一緒」なのだ。
うれしい反面鬼の体力を要する。

5月末といえでこの暑さは異常だろ。
そんな異常な暑さの下、朝からスイミングをしたおっさんである父とはしゃぎまくる4歳は遊んでいた。

約2時間くらいか。

5時ころになって、さすがに限界を迎えた父はそろそろ帰ろうと促す。
あまりダダをこねない4歳児なので「あと5分な!」とかいうとはーいといってちゃんと5分後には帰ろうとしてくれる。これは救いだ。

帰宅後は夕食をたべて、みんなでお風呂にはいって、寝る準備をするのだが、子供3人のこれらをやりきるには相当根気が必要だ。

体力というよりも気力、胆力、そういった言葉の方が適切だが、一切ゆうことを聞かない1歳児二人のごはんとお風呂はなかなかのものだ。

ビールの一杯でも飲まないと完遂できないので、ビールをあおって気力でやりきる。

体力と気力をすべて喪失した20時。父は希望をもって重い口をひらいた

「さあ、寝ようか?」

被せ気味に発する4歳児

「父!戦いごっこしよ!」

「・・・・・」

まだまだ元気な4歳児。父はビールを飲んだせいかもう9割は寝ている状態だよ。そんな父に勝ってもうれしくないだろう?と心の声を2本目のビールと一緒に飲み込み、4歳児の有り余る体力を少しでも削ろうとする父であった。


最近こういう土日が多いので、ほぼ寝落ちで、翌朝は何も記憶がないことが多い。

そして今からソウゾウするだけで怖いのだが、1歳児の双子が4歳とかになったらどうなるのだろうかと。3人で遊んでくれればいいのだが、父参戦となるともうそれは完全に無理だよ。
そのためにいまジョギングをしたりスイミングしたりして体力つけてるけどさすがに3人相手は無理だよ。

と先にいっておきます。

育児や双子のことを主に書きますが、たまに関係ないことも書きます。サポートいただけるとうれしいです。