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グレフェスマナー講座 第1回 基本編

はじめに

 こんにちは。いづみです。グレ7でDaノクチルを使っています。トワコレ円香実装前のDaノクチルは大吉ぐらいしか切りたい札がないので全ユニットの中でも屈指の良マナー編成と言われています。トワコレ円香が実装されてどう変わったかはここでは言及しません。話が逸れたので、本題に移ります。

 昨今のグレフェスは自分だけが勝てれば良い、という自分本意な編成が跋扈しております。そんなグレフェスを憂いて、若輩者ではありますが、マナーについて一石を投じるべく、筆を取らせていただきました。この記事が皆様の良きグレフェスライフに少しでもプラスになることがあれば幸いです。

グレフェスとは?

 マナーについて講義する前に、そもそもグレフェスとは何なのか?についてお話します。この認識次第で、マナーに対する考え方が変わってくるのでとても重要です。

グレフェスは不完全情報ゲーム

 グレフェスはゲーム理論では不完全情報ゲームに分類されます。「いきなり、何を言い出すんだ?」と思うかもしれませんが、グレフェスというゲームの特徴を知る上で大事な事です。

 不完全情報ゲームを説明する前に、その対義語である完全情報ゲームについて説明します。完全情報ゲームとは、将棋や囲碁のようにゲームに参加するプレイヤーが等しくゲームに関する全ての情報を知ることが出来るものです。将棋では、盤面と持ち駒がゲームに関する全ての情報であり、そこには何の不確定要素もありません。盤面と持ち駒さえ決まれば、その状況における最適解を一意に求めることが出来ます。

 それに対して、不完全情報ゲームは麻雀やポーカーのように見える情報が限定されたゲームの事を指します。見えている情報が全てでない以上、見えていない情報はプレイヤーが想像し、その状況において最も期待値が高いと思われる選択をすることになります。期待値なので、その選択がその状況において最も高い報酬が得られるとは限りません。
 グレフェスの場合、見えている情報はプレイヤー名、Ceのシルエット、Me値だけです。この情報からVo、Da、Viのどれか、どの様なライブスキルを持っているかを想像しながらプレイヤーが行動を選択しなければなりません。

こんなん分かるわけなくない?

という事で大事になってくるのがグレフェスにおけるマナーです。(論理の飛躍)

グレフェスを”再定義”する

 そもそも皆さんはグレフェスはどんなゲームだと思っていますか?グレフェスにはスコアがあり、そのスコア次第で昇格、残留、降格が決まるため、多くの人はグレフェスを”競争”のゲームだと考えているかと思います。
 まずね、これが大きな間違いです。グレフェスは”共創”のゲームです。
共創とは、読んで字の如く、共に創り上げることです。現代のビジネスでは必要不可欠な概念ですね。では、ビジネスにおける概念がグレフェスとどう関わってくるのか具体例を示して、説明しましょう。
 次のツイートは僕が6ターン5リンクのフェスマを出した時の記録です。この結果を出すために必要なことは何か?それは、対面のプレイヤーの大吉によるアシストです。もし、この時に誰か一人でも興味無視を打っていたらこの結果にはならなかったでしょう。これは僕ら6人によって共に創ったフェスマだと言えます。彼らは僕を信じて大吉を打ってくれたし、僕も彼らを信じてリンクアピールの自札を躊躇なく選択することが出来ました。

 つまり、対面のプレイヤーは敵ではないんですよ。共に戦う仲間なんですよ。スコアとはあなたの行動を称えるものではなく、そこに参加したプレイヤーのマナーによって作り上げられたものだと認識してください。
 どうでしょうか?グレフェスは”共創”のゲームと認識すると、今までとは違った世界が見えてくるのではないでしょうか。それでは、その認識のまま、具体的なマナーの話に移りましょう。

グレフェスにおけるマナー

1.大吉を積もう

 1つ目のマナーはライブスキルに大吉を積むことです!審査員の興味値に対してプレイヤー側のアピール値のインフレが激しい昨今では、大吉における興味低下はマストと言っても過言ではありません。このゲーム、誰かが大吉打たないと成り立ちません。
 但し、注意点として、同じく興味を低下するライブスキルでも夜夜中ワンダーラストのような興味反転が付いてないライブスキルは積まないほうが良いでしょう。興味反転が付与される状況が多いため、純粋な興味低下のライブスキルを打つと、興味増加になり、審査委員の早期退場に繋がってしまいます。

2.興味無視は積まない

 突然ですが、グレフェスを何のためにやっていますか?僕は推しのユニットをトップアイドルとして輝かせたい、その一心でグレフェスをやっています。多分、皆さんもそうなんじゃないかな。その場合、トップアイドルとして必要なものとは何でしょうか?僕は、ボーカル、ダンス、ビジュアル、そして、アイドルとしての品格だと考えています。単純に勝つだけではなく、美しく品のある勝ち方をしなければなりません。
 グレフェスで興味無視が活きる場面を考えましょう。多くは大吉が重ねがけされて、興味0.1倍や0.2倍になってる時に、興味無視を打つことによりTAを取りやすくすることにあると思います。もちろん、戦術的にはそれで良いのかもしれません。でもアイドルとして、その行動はふさわしいでしょうか…?審査員が興味低下している状況で、その気持ちを無視するような行動をアイドルが取っても良いのでしょうか…?僕がプロデューサーならその様な行動をアイドルに強いることはとても出来ない。

3.大吉を良い感じのタイミングで打とう

 マナー1として大吉を積もうと言いましたが、大吉は時としてプレイヤーに不利益をもたらすことがあります。よくあるのが、フェスマで締める1ターン前に大吉が打たれた事により、興味低下で審査員が飛ばせなくなり、フェスマが出来なくなった、という状況ですね。グレフェスあるあるなので、自分が対面として現れた場合に良い感じのタイミングで大吉を打つようにしてください。
 これを伝えるとね、皆さん口を揃えてこう言います。

「そんな事言われても、対面として自分が出てもCPUが札切るから選べないじゃん」

 もう一度、マナーとは何が起点なのかを考えていただきたい。マナーとは他者を思いやる気持ちです。気持ちですよ、気持ち。あなたが良い感じのタイミングで大吉を打ちたい、という気持ちが何よりも大切であると考えてください。

おわりに

 いかがでしたでしょうか。今回は第1回の基本編という事で、比較的簡単で取り組みやすいマナーを扱いました。第2回では、この基本編を踏まえた上で、少し難しいけれど覚えておいたほうが良いマナーについて扱っていきたいと思います。





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