FFXVをやったおまえはブルーハーツを聞くんだよ
ヒマラヤほどの消しゴムひとつで楽しいことをたくさんしたいだろう!?
FFXVは夏の物語だ。物語を作るのはおまえだし、この記事をよんでいるということはとても素晴らしい夏の物語をつむぎ、スタンド・バイ・ミーに涙したのだろう。そんなおまえはブルーハーツをききなさい。
1000のバイオリンという曲がある。ブルーハーツの名曲だ。少年の心のまま正直にまっすぐな心で生きていきたい男子たちのバイブルだ。おまえにはとりあえず1000のバイオリンを聞いてほしいし多分どこかできいたことがあるはずだ。
FFXVは基本的に1000のバイオリンと言っていい。夜の金網をくぐりぬけ、今しか見ることが出来ないものに会いに行く。間違いなく制作のえらい人のなかにブルーハーツ好きが混じっている。もしそうでなかったら甲本ヒロトはとんでもない預言者だ。もしくはブルーハーツとFFXVは同じものをみて、同じものを謳った、事実上おなじものといっても過言ではない。
ブルーハーツの歌は刹那的だ。打算的な未来を見れない、自分に嘘がつけない少年の叫びだ。ノクティスの運命もそのようなもので、彼がその運命を自覚してからはさらにその様相を強める。
以下、FFXVをクリアしたおまえに刺さるとおもったブルーハーツの曲を紹介する。どれも名曲なのでぜひ聞いてほしい。
電光石火
朝を迎えに行く歌だ。歴史の本の最後のページは白紙のままで誰にも読めない。
少年の詩
親に反抗する歌だ。幼少期のノクティスはきっと少年の詩になれなかった少年だ。
情熱の薔薇
なるべく小さな幸せと、なるべく小さな不幸せをなるべくいっぱい集めようという気持ち、わかるはずだ。
TRAIN-TRAIN
電車がFFXVで何を意味するか。もうおまえにはわかっているし、あのとき四人が何を求めていたかもわかっているはずだ。
夢
あれもしたいこれもしたいもっとしたいもっともっとしたい。ノクトの代わりに俺たちプレイヤーがたくさん成した事がいっぱいある。
世界のまん中
誰の上にだっておひさまは上るんだ。
月の爆撃機
友達も恋人も入れない。ノクトのノクトたるところはきっとそういうところだったに違いない。
あとブルーハーツをモチーフとしたアニメ、ローリングガールズがとってもおもしろいのでみてね。
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