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続・Snow Manの音楽性とか、歌声とか。

前回の記事からずっと頭の中をぐるぐるして
固まってきたことを。

わたしにとって、
Snow Manの楽曲が、好み、ではないけれど、好き、である理由について。

Snow Manのグループ内のバランスを考えた時に
圧倒的なテクニックと声質を持っている翔太さんがいて
超絶イケてるラップを奏でられる岩本さんがいて
舞台かっていう声量インパクトを持つ佐久間さんがいて

でも、他のメンバーの歌声が曲の中で
劣らない、ということ。

劣らない、というのは
飛び抜けた上手い が、ないこととイコールではなくて
飛び抜けた上手い が、存在していて、それでいて劣らない、というところ。

これって、結構すごいことなのではないかなーなんて。

わたしがこれまでグループで歌う音楽をあまり渡ってこなかったのは
曲の中にある種の我慢、とか、待ち、みたいなものが存在することが苦手だから。
一番上手い人が歌ったほうが完璧に成立するけれど
他の人も歌う必要があるから、という状況が苦手。

わたしの好む音楽は、常に手放しですべてが好きな状態であるもので。

これは、1曲の中だけに限ったことでなく、
例えばアルバムの中であんまりな曲が一つでもあることも苦手で、
だからこそ、わたしのすきなバンド、という枠組みは
どの曲も全部好きになれるかどうかというところが重要になっていて。

そんなわたしを一歩も譲ることなく
わたしはSnow Manをすきになったのです。曲ごと。

Snow Manの楽曲において
ここ、〇〇が歌えばもっとよかったのに、という感情が
最初からずっと、一度も起こらなくて。

わたしがメンバーのことを理解して全員をすきになる前からのことなので
補正も入ってない。ありのままの自分で。

こう思えることにおいて、
正直、明確なこれというひとつだけの理由はないと思っていて。

声の相性だったり、違いだったり、経験だったり、
通常グループの歌声のバランスに絡んできそうなものだけじゃなくて
前へ前へと出ない性分とか、集団や人に対する意識とか、
持って生まれた気質のようなものも作用しているように感じるし

常に正解しかない抜かりない歌割りや、
それを受けて取り組む時のメンバーの感覚的な鋭さみたいなもの。

そしてそうして収録した9人の歌声を
調整をする方の感覚とセンスも多大にあるとも思うし。

そういうことが、
ものすごく世間的に飛び抜けて長けているというよりも
全てが、すこしずつ、世間の中で良い方で、
それが、揃っている、という感じがするのです。

これは、Snow Manの中で、ということで
例えば楽曲を、他のめちゃめちゃ上手い人が歌っても、
Snow Manの方が良い!ということに絶対なるだろうとかいうわけではなくて

Snow Manの楽曲をSnow Manが歌う中でのベストが作られていて
そこに何の不満も起こらない、ということ。

それは実はとても特別なことで、
トータルとして、とても秀でている面だとわたしは感じていて。

それによってわたしは
Snow Manの楽曲を、好き、と思えているのではないかなー・・・

なんてことをゆるゆると考えておりました。

これはあくまでもわたしの好みとか
わたしがわたしに受けて感じでわたし用に理解した内容でして
世間一般にこうだよね!ということでなく・・・。

音楽の受け取り方は人それぞれであると思いますし
特定の何かを否定するものでもない、
ただただとりとめもない思考の記録です。

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