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舘様のダンスとピッチ安定。

普段のわたしは邦ロ族ですが
そのつながりは今はもうほぼリアルなので
SNSは昔ほど積極的にはしていなくて。

それに比べてほぼ常駐のスノさん界隈のXで
どうしてか、わりとな頻度で
邦ロな単語がおすすめトレンドに上がってくるのです。

そして、ついついそれを開いてしまうので
きっとそれがサイクル化しているのかなーみたいな

何この話タイトルと全然関係ないというのは
これは前置きでして。

そんなサイクル化している事象で
わたしはしばし、
邦ロの思考をスノに結び付けて考えることがあり
それを吐き出すのがこのnoteなわけなんですけど。

本日は、そんな感じのことがあり
また書こうと思いました。

あー、この話
本題に入る前が長そう。

ピッチ安定のはなし。

わたしは邦ロ族でありベース族でもあり
ついついベーシストに熱を持ちがちなのですが
初見で打ち抜かれたバンドは
ボーカルがピッチ安定というのが圧倒的で。

a flood of circleの佐々木さん
BLUE ENCOUNTの田邊さん
Stack44のFinさん
SiMのMAHさん
SPACE BOYSの田畑さん

ここらへんは強烈に初見を覚えているし
本当に一瞬で一曲目のワンフレーズだった。

スノさんの界隈にきて
はじめて知った言葉に
口から音源っていうのがあるんですけど
皆それです。

初見でこれはってなるぱてぃーんと
何度も聴いて好きになるぱてぃーんとあるので
それは絶対条件ではないのだけど

わたしが一瞬で好きになるのは
ピッチ安定ぱてぃーんだなーと
気づいたというか、改めて思ったというか。

何って、DPFの影響か
MAHさんっていう単語がおすすめトレンドだったから
そんなことを急に考え出したのがはじまりで。

好きなバンドの傾向。

そんなふうに初見はボーカルなわたしなのに
気がつくとベーシストにむちゅーになっているわけで。

そしてわたしは音楽に別に詳しくもなければ
掘り下げたりもしないので
ただ好きなだけなので
そこに傾向があるとか
日頃は考えることもないのだけれど

周りのちょっと音楽に深くなっている人の話とか聞くと
あー、なるほどってなることがあって。

最近分かってきた
わたしの好きになるバンドの傾向

  • ボーカルピッチ安定

  • ベーシストのプレイスタイル

  • ドラム四つ打ち多め

結果、好きになり方は
色んな方向に派生はしていくのだけど
無意識下の中で
好き、って思うのはこれなんだなっていう。

で、この中で
ボーカルピッチとドラム四つ打ちに関して。

そもそもわたしが四つ打ち多めが好きだなって気づいたのは
音楽好きなお友達が
わたしの好きなバンドを、ドラムが単調だったかなーと
言ったのがキッカケで。

わたしはほんとただ好きかどうかとか
気持ちいいかどうかとか
そういうことしか考えてなかったので

へぇーと思ってみると
わたしが好きなバンドは
大体それだなみたいな。

わたし、オシャレ音楽がそんな得意じゃないというか
結果好きになることもあるのだけど
時間が掛かることが多くて。
それってドラムだったのかなーくらいの
認識でこれまでいたのです。

今日、ピッチ安定のことを考えていて
急にカチッときたのだけど

多分わたし、先の読める音楽に安心するんだなっていう。

わたし、水戸黄門が好きで(急に)
お決まりの、展開が読める、スカッとする
というのが細胞レベルで好きな人間で。

CD鬼ほど買ってた頃は気づかなかったけど
こども産んでからは
ちゃんと音源を聴いてない状態で
フェスに行くことが多くなって
そういう時でも
わたしの好きなバンドって
ノれるし何となくコールアンドレスポンスだって出来ちゃう。

それって、いわゆる展開が読めるというか
この後こういう音がくるよねみたいなのが
感覚で分かるというか

そういうバンドがわたしは好きなんだということに気づいていて

ピッチ安定も
そこに紐づいてるんだって気がついたというか。

裏切りがないというか
ここはこうだよねっていうしっくり感が
わたしにとっての快感だからなんだなっていう。

わたしが勝手にオシャレ音楽って呼ぶものって
結局多分、(わたしにとっての)裏切りの多い音楽で
好きになるのに時間がかかるのって
この音楽はここがこうなってこうっていうのが
身体に染み付くまで時間がかかって
それが染み付いてからでないと
快感にならないのだということなのではないかなっていう。

舘様のダンス。

さて、やっと本題なのだけど。

舘様のダンスって
ダンスなんだけど
わたしの中のボーカルのピッチ安定に似てるなって。

舘様のダンスって

どっしりとした根っこの上手さみたいなのと
ここでこうくるみたいな裏切りのなさと
安定してるからこそ
細かなところまで行き届くパーフェクト感

そこには常に説得力があって
誰が見てもどこから見てもっていう
好きだからとかの前にそれがあるみたいな。

だから、初見で
一瞬で
わたしは舘様のダンスを好きになったのだと。

見れば見るほど
そして新しく見る時に
そこには絶対に快感があるし
それはもう見る前からそうだと分かるし
見た後にやっぱりそうだよね、と思える。

そして何より
それ以上に超えてくる。
本当にブルっとなるくらいに

舘様のダンスには
それ以上の凄まじい快感がある。

その安定感を逆手にとって裏切る時の
見せつけられてひれ伏すような完勝感というか。

安定のその上がある。
でも、それを多大なる安定の上で見せてくれる。
そういう人だなって。
だからこそのめり込んで好きになったんだと。


そんなこんなでして。

わたしにとって
日常で何かを好きでいることって
それによって快感を得られるかということが重要で
それは安定の上だからこそ感じられるもので
宮舘涼太さんのダンスは
その最たるものだ、ということに
気がついたのだという
やたらと長い長いお話でした。

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