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舘様と、Snow manと、わたし。

宮舘涼太さんを入口にSnow Manをすきになっていく過程のこと。

ここ15年程、わたしのスキナモノは
邦ロックというものが君臨していています、今も。

ライブやフェスに熱心に行き、呆れるほどCDを購入していたのめり込み時期から
結婚や出産を経て、子育て中となり、コロナ禍が訪れて、
一番愛していたライブハウスには通えない日々とはなりましたが
年に数回フェスには行き、コロナ禍のおかげで配信ライブが現れ、
子育て以降で上がったカメラ熱も相乗効果でフェスの満足度も大きくなり、
仕事も趣味みたいなもので
時間がいくらあっても足りないくらいの
有り余るスキナモノを背負って忙しく生きています。

要は、十分に満たされるモノを持っていて
特に新しいモノを求めてはいなかったんです。

そんな時に、ふいに現れたのが、宮舘涼太さん、Snow Manでした。

色んな偶然や趣味趣向が重なり、
毎週録画しはじめた関ジャムがその入口でした。

録画をはじめたその一番最初に
Snow Manのダンスを熱心に解説した企画があり
それをわりと長めのタイムラグを経てみました。

その企画自体がとても面白く、そこまで絶賛されるSnow Manが
何かアメトーークで絶賛される少年マンガの存在のようでいいなと思い、
特に、REFRESHでグルりと体を回す舘様が気になったのです。
なぜ、どう、というのは上手く言い表せられません。

当時メンバーを全く見分けられない状態で、一瞬の解説動画の中で、
その後に歩きながら歌う人(翔太さん)が、
その気になる舘様と同じ人物なのか?違うような気もする・・・
みたいな、わりとどうでもいい小さな疑問からYouTubeを開きました。

1つ、2つ、3つ、とダンスの動画をみて
一度で一気に燃えたわけでもなく、1つ終わると次を自然とみているような
これも言葉で上手く言えないけど。

邦ロックが生活のベースになっていて
それ以外の音楽をずいぶんと入れてこなかった時期も長く、
わたしにとっては、Snow Manの音楽は
特別すごく好きなタイプでもなく、かといって好きじゃないわけでもなく。

なので次々みたいものであると認識できないのだけれど
何かそこにじんわりとした快感が発生していて
次を開いている、という感じで。

全員がダンスが上手いという最強感は
わたしの好むものではあったのだけれど
それだからと言って
好きな音楽を聴く時間すらなかなかとれない育児中の限られた自由時間に
好みとは違う音楽の動画をみたいという欲が超えてくるというのは
それまでの自分からすると無い感覚で。

そして、見れば見るほど、わたしは舘様を追っていて
そこに何かとてつもない快感があることに
徐々に気がついていくというか
あれ?わたしこの人のダンスみて何かを得ている、みたいな。

少しでも時間が空いたらYouTubeを開いて
気がついたら繰り返し繰り返しみていました。

生き急いでいる忙しい人間のわたしには
YouTubeという文化すら定着していなくて
気になる内容のものがあったら文字で起こされているサイトで調べる族で。

だから本当に信じられないような現象。

開かずにはいられないし、
追わずにはいられない。

Snow Manのダンスは、全体のすべての完成体が好きで、
それに対して舘様はその一部であることが
わたしの中でも完全に正解なのだけれど、

動画をみるという行為には舘様を追うことが自動的に紐づいてしまうし
それに終わりがないというか、ひたすらに続けたくなる。
他にやりたいことがあってもやめられないぐらい。

そんなふうにしてズブズブと、
舘様のダンスが
わたしの人生に植え付けられていきました。

舘様は、わたしのタイプというわけでもなくて
ビジュアル面には興味がなかったのですが
ずっと見ているうちに、気がついたら格好良いと思うようになってました。

ダンス以外のYouTubeも緩やかにみるようになり
Snow Manそのものがとても好ましいものだと気づいていって
ついに、だんなのひとにも打ち明けました。

最近、Snow Manが気になってる、と。

だんなのひとは、人の影響を受けやすく
とくにわたしは絶大なる信頼を得ているので(自分で言う)
だんなのひともほどなくしてすのちゅーぶ漬けの日々になりました。

そこからは転げ落ちるように次々と手を広げていき
家族だけでなく親戚も巻き込み、
今はもう恐ろしいほどに日常を侵食されています。

いつか、
Snow Manのライブ会場がもっともっと大きいものになって
チケットが3枚以上取れるようになったら
家族3人で参戦するのが夢です。


余談:

わたしの人生においてジャニーズが占めた時期は限りなく少なくて
中学生のほんの1年程度、TOKIOをかじった、それが唯一でした。

※TOKIOのことはその後も今もふつうに好きです。
コンサートとか行ったりテレビや雑誌を追ったりしていた時期が1年程度でした。
いつかの未来にもう一度ライブに行ってみたかった。

もう随分とジャニーズに疎い人生を過ごしてきて
話題になったD.D.すら一度も聴いたことがなかったようなわたしは
Snow Manというグループ名しか知らず
それ以上の情報はひとつも持ち合わせていなくて。

以前にたまたまみた行列からの
純烈と言われた舘様、アニメおたくだという佐久間さんという辛うじての情報と
アメトーークでシュウペイさんが推していた、何か足の長いハーフの人がいる、という情報が
何となくそれぞれが結びつく事もなく、バラバラで、
存在感なく記憶の隅にいるような状態でした。

後に気がつくのですが、ツマミになる話で
舘様のご家族の話にも笑っていましたが
それも結びついていませんでした。
(みている時にはあの行列の人達じゃない?みたいな
話もしたような気がするのに)

正直、もう今世で新しいジャニーズを好きになることはないと思っていたし
まずわたしは歌って踊る男性アイドルを好きにはならない人間だと思っていました。

それを超えてきたSnow Manに心の底から驚いています。

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