12/24版コロナカレンダー更新!全国主要都市のコロナカレンダーはこちら!

2021.1.9更新版はこちら

新型コロナウイルスの感染状況を詳しく知るには、コロナカレンダーを使うのが良いとされています。今回は全国の主要都市(東京・大阪・北海道・愛知・福岡・広島・宮城)の感染状況をコロナカレンダーで見ていこうと思います。

コロナカレンダーとは

コロナの感染者数は、曜日によって多い少ないという傾向があります。日曜日が休診の病院が多いため、月曜日に報告される感染者数が少ないことや、週の後半に週明けからの体調悪化に耐えられなくなり、病院を受診する人が増えるためです。そのため、感染状況を把握するためには日々の感染者数の増減よりも、前の週と比べてどうなったかを調べる方がよいと言われています。これをビジュアルに表したものがコロナカレンダーです。

表の見方

日々の感染者数をカレンダー形式で並べてあります。前の週に比べて感染者が増加した場合は赤字で、減少した場合は黒字で表記しています。データソースはNHKの新型コロナウイルス特設サイトです。

東京のコロナカレンダー

スライド1

東京は感染拡大が止まりません。7週連続で前の週を上回る感染者を出しており、16日続けて感染拡大が起きていることが分かります。感染拡大のスピードは第1波の時に比べると遅いものの、感染抑制策が感染拡大を抑えきれていない様子が窺えます。

大阪のコロナカレンダー

スライド2

大阪は感染が減少に転じました。9日連続で感染縮小が続いており、過去3週間で感染拡大はわずか4日間です。11月中は東京と変わらない感染拡大ペースであったにも関わらず、12月からは感染拡大防止に成功しています。ただ、依然として多くの感染者が出ており、減少幅も小幅なので油断は禁物です。

北海道のコロナカレンダー

スライド3

北海道は11月末ごろから感染減少に転じ、先週は1週間での感染者数が3桁にまで減少しました。北海道は他の地域に先んじて感染拡大が見られた地域であるため、北海道での感染拡大防止策は他の地域のお手本になるかもしれません。

愛知のコロナカレンダー

スライド4

愛知は感染拡大が止まりませんが、東京に比べると感染拡大ペースも遅く、12/20からは4日間連続で感染抑制に成功するなどピークが近い気配がします。ここで抑え込めるかどうかが肝心ですね。愛知県民は年末年始頑張れば、2021年は感染縮小の中、仕事始めを迎えられるかもしれません。

福岡のコロナカレンダー

スライド5

福岡は極めて危険な状態と言わざるを得ません。感染拡大が続いているほか、拡大のペースも早く、緊急事態宣言が出される可能性もあります。福岡の人は感染防止策に必死になってほしいです。

広島のコロナカレンダー

スライド6

広島は福岡以上に急激な感染拡大が見られましたが、ここ1週間は感染増加のペースが鈍り、感染縮小の日も出てきました。年末年始にどれだけ踏ん張れるかが重要になると思います。

宮城のコロナカレンダー

スライド7

宮城は11月中は感染縮小傾向でしたが、ここにきて感染拡大が始まった地域です。絶対数は少ないものの、感染拡大の傾向が早く、今後どうなるか心配です。仙台市では繁華街の営業自粛が要請されましたが、早期で賢明な判断だと思います。多くの方に協力していただければと思います。

営業自粛の給付金・協力金

各自治体で飲食店を中心に営業自粛、時短要請などが出されています。これらの要請に対して、地方自治体から協力金が支給されるケースも多いです。

特に国は、地方自治体が協力金を出す際に財政協力を行い、要請1日あたり4万円の給付を行えるよう制度設計を進めています。協力金や給付金のことでお困りの方は、国の中小企業政策に関するプロフェッショナルである中小企業診断士に相談してみてはいかがでしょうか?

イチコンでは、こちらでWeb経営相談を受け付けています。全国の中小企業診断士にメール相談が可能です。


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