ワンピース劇場②

ゾロ:自分の事より他人の心配か?マシュー

マシュー:別に良いでしょ?心配しても

ゾロ:戦いでどうしようもなくなった時 もし自分の回りで仲間がやられていたら お前どうする?

マシュー:もちろん助けに行くよ!

ゾロ:ほぉ…お前に出来るのか?

マシュー:出来るさ!やってやる!

ゾロ:期待してるぜ

 ポン

   ポン

マシュー:!…(何だ?この感じ…それよりゾロに期待をされた!)ゾロ…

サンジ:ハイッ マシューちゃん!

マシュー:ありがとうサンジ!

ナミ:サンジ君!オレンジジュース作って来てくれる?

サンジ:喜んで!

マシュー:ハハハハッ 行っちゃった!あっ!そうだナミ!ハイッ これ宝石!

ナミ:あらっ!まぁ❤ありがとうマシュー!でもどうしてこれを?

マシュー:ナミのやり方で盗んだ!アブサロムから

ナミ:そうなんだ!やるわねマシュー

ゾロ:ははははははは!ナミ マシューの奴はお前に似たんだな!

マシュー:いや ゾロにも似てる所があるよ!

ゾロ:何?俺のどこに似たんだ?

マシュー:方向音痴なとこかな!

ゾロ:はぁ!?

ナミ:そう言えばすぐ目を離すとどっか行っちゃうわよね 同じね!似てるわ

ゾロ:全然違うだろうが 第一どこにそんな…

ナミ:いや似てるわよ ゾロだってちょっと目を離すとどっか行っちゃうでしょ?マシューにやられたわねゾロ

ゾロ:言い返せねぇ…

ナミ:図星ね

ゾロ:ぐっ

  ガクッ

ナミ:他にもいるの?

マシュー:うーーーんっとね?あっ!ルフィとウソップとサンジとチョッパーとそれから…?

ナミ:ちょっ、ちょっ、ちょっと待って!そんなにいるの?

マシュー:まぁーね!少なくとも多いかな!

ナミ:ふぅーーん!じゃあそうね うーーーん ルフィの場合は?

マシュー:ルフィの場合は肉が好きな所と後、人の食べ物をとってしまうところだね

ナミ:なかなか似てるわね マシューも肉が好きで人の物をじーーーっと見てるもんねぇ んで人がちょっと目を離すと食べてるのよね 同じだわ

マシュー:うん!二ヒヒヒヒヒ♪~

ナミ:ウソップの場合は?

マシュー:ウソップの場合は狙撃は出来ないけどね 嘘つきな所かな

ナミ:そっか ウソップの奴はすぐ嘘つくんだもんね マシューと同じだね

マシュー:うん!

ウソップ:何だ?俺の事で何盛り上がってんだよ!お2人さん

マシュー・ナミ:ウソップ

ナミ:別にあんたの事で盛り上がってんじゃないのよ

ウソップ:じゃあ何だよ

ナミ:ただマシューの性格が誰に似ているのかを離してたのよ

ウソップ:へぇーー 珍しいなぁ で俺のどこが似てるんだ?

マシュー:嘘つきな所

ウソップ:そこかよ!他の奴らの所は?

ナミ:まだ分からない 聞いたのがルフィとゾロだけなのよ

マシュー:後ナミの所だね

ナミ:あーー そうだった

ウソップ:まぁ要するにいろんな奴の性格に似ているって事だよな

マシュー:うん!そうなるね

ウソップ:サンジがさっき呼んでたぞ

マシュー:何の用だろう?

ウソップ:さぁな?何かすっごい顔してたぞ

マシュー:どんな顔?

ウソップ:確か『サンジの手配書を見た時すっごく落ち込んだ顔』みたいな

マシュー:どんな顔?

ナミ:うーーーん?ミイラ化みたいな感じかな

マシュー:何だか可哀想だね

ナミ:まぁね可哀想なのは可哀想なんだけど今でも叫んでるわ💧💧

サンジ:マシューちゃーーーーーん!

マシュー:あーー…💧💧本当だ 何だかすっごい悲しい声出してるよ

ナミ:行ってあげなよ

マシュー:ちょっと行ってくるかな?なぁにサンジ そんな悲しい声出して

サンジ:マシューちゃん あん時 アイツが言ってた事って本当?

マシュー:何の話?

サンジ:マシューちゃんが嫁に行くって話

マシュー:あーー…💧💧あの話か(その事で?)

サンジ:ひっぐ…本当なのか 嫁に行っちゃうのか?

マシュー:サンジ大丈夫だよ ウチはサンジの事が好きだから誰の嫁にもなったりはしないから安心してね

サンジ:本当なのか?どこにも行かないよね?

マシュー:行かないよ どこにも(ウチはいつも側にいるから)

サンジ:良かった それなら安心だ

マシュー:その事で泣いてたの?

サンジ:まぁそれもあるけど 俺が泣いていた理由はもう1つある

マシュー:何?

サンジ:それは…

マシュー:それは?

サンジ:マシューちゃんの性格がみんなに似ていると言ってただろう?

マシュー:うん!言ったけどそれがどうかしたの?

サンジ:その性格の中に俺も入ってるの?

マシュー:え?

サンジ:そうだよねぇ 俺みたいな奴は入ってないよね…( ̄_||||

マシュー:え?あ!いや そのっもっもちろんサンジも入ってるよ

サンジ:例えば?どんなの??

マシュー:例えばねぇ うーーーん?あっ!女性に優しい所かな!

サンジ:そっか 俺ってそんなに優しい?

マシュー:うん すっごく優しいしとっても頼りになるよ ゾロと同じで

サンジ:そうか マシューちゃんがそう言ってくれるなら嬉しいよ ありがとう!フゥーーー…ん?マシューちゃ…あっ!おっお前は!マシューちゃん逃げろ!

マシュー:えっ?サンジ!!

サンジ:うわぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!

マシュー:キャーーーー!!

ナミ:ん?ねぇ何か聞こえなかった?

ウソップ:ん?何が?

ゾロ:今の声は…アイツらか?

ロビン:2人に何かあったのかしら?

フランキー:ひょっとしてまた奴か?

ウソップ:やっ奴ってまさか…💧💧

チョッパー:あの透明人間!?

フランキー:断定は出来ねぇが…

ロビン:可能性は高いわね

ゾロ:しつけぇ野郎だな

ブルック:急いで助けに行きましょう!

ルフィ:透明人間…

ウソップ:ん?どうした?ルフィ

ルフィ:何か…カッコイイ!!✨

ウソップ:って!どこに興味を持ってんだ!テメェは!

ルフィ:だってよぉ~!透明人間だぜ!スッゲェーーーじゃん!!

ウソップ:アホか!そいつが今マシューとサンジを痛めつけてんだよ!

ナミ:ったくアイツら💧💧

フランキー:ほっとけ!

ロビン:とりあえず2人がどこにいるか探さないと…

???:グルルルルル…

ナミ:この声!ここから聞こえてる!

ゾロ:やっぱりまだいたのかアイツ…マシューのハンマーで片付けたってのに…くそっ

ナミ:もっもしかして船の中に隠れていたってわけ?

ゾロ:どうもそうらしいな

ナミ:ところでサンジ君とマシューはどこ?

ルフィ:あ!あそこにいる!

ナミ:あっ!サンジ君 ひどい

ゾロ:あいつ 痛めつけられていたのか

ナミ:でも意識はハッキリしているみたいで良かった

ルフィ:とりあえず安心だな

ナミ:マシューの様子は?

ゾロ:えーーーっと…あっ!いた!アイツ人質にされてるぞ!

ナミ:という事はサンジ君 そのせいで…

ルフィ:よし!なら早く2人を助けに行くぞ!

ゾロ:当たり前だ!

ナミ:そうね!2人の事を考えると一刻も早く助け出さないと

チョッパー:治療なら任せろ!

ルフィ:援護を頼む!

ロビン:分かったわ!

ゾロ:良し!先に行くぞ!

ナミ:あっゾロ ちょっとまっ…

ゾロ:うりゃーーーーー!

  ドカーーーーン

???:なっなん…

ナミ:ったくもう もうちょっと静かに出来ないものかしら

ゾロ:助けに来たんだからもう良いだろ

ナミ:はぁーーー!まぁそれもそうね マシュー大丈夫?

マシュー:みっみんな…

ナミ:大丈夫!すぐ助けるから

マシュー:うん 分かった

ナミ:マシューを離して!

アブサロム:フッ!良いだろう

ナミ:じゃあお願い

アブサロム:だが条件がある マシューって奴とお前

ナミ:え!私も?

アブサロム:そうだ オイラの花嫁になってくれたら離してやる

ナミ:何よそれ

サンジ:ナミさん!マシューちゃん!あんな奴の嫁になんかなっちゃだめだ

ナミ:サンジ君!はっ!(かっ体が…)

マシュー:は!(言う事効かない…)

アブサロム:何を言ったって駄目だ この2人の女はオイラの物になっている!オイラの催眠でな

サンジ:何?そんな馬鹿な!あっ!ナミさん駄目だ そっちに行っちゃ

ウソップ:おいおい!どうすんだよ このままじゃまずいぞ

ゾロ:てめぇ…面倒くせぇ事をしてくれたな!

アブサロム:フッ!これがオイラのやり方だ!残念だったな?テメェらの仲間はオイラが頂く!

ロビン:酷い人

フランキー:最低だな

マシュー:サンジ…今までありがとう…

サンジ:マシューちゃん…

アブサロム:さぁ早くこっちに…

サンジ:お前なぁ 女の子の心をオモチャにしやがって許さねぇ…そんなお前みたいな奴は俺が3枚に下ろしてやる

アブサロム:お前に何が出来る?マシューとナミ その男を殺せ

サンジ:何?はっ!ナミさん マシューちゃん

ナミ:いっいや…サンジ君逃げて

サンジ:ナミさん

ウソップ:サンジ!後ろーーー!

サンジ:はっ!間に合わねぇ!

マシュー:いやーーーっ!

サンジ:うわーーーーっ

  ドサッ
     ドサッ

  ザザーーーッ

ルフィ:サンジ逃げろ!後は俺達が…

サンジ:お前らは黙って見てろ これは俺の戦場だ ぶっは!

みんな:サンジーーーーー!

ナミ:サンジ君!

マシュー:…くっ!もういやだ こんな事したくない 花嫁になるから!もう誰も殺すな…もうこんな…こんな事したくない…

ナミ:マシュー…

みんな:…

サンジ:マシューちゃん…うっ!

マシュー:もうやめてくれ大好きな人をキズつけたくない ウチがナミの代わりに花嫁になるから お願いだ…アブサロム ウチが…ウチが行くから

アブサロム:…

マシュー:サンジ 寂しいけどこれで別れだね サンジの事もみんなの事も決して忘れない 長い間本当に…ありがとう 楽しかったさようなら

ナミ:マシュー

みんな:マシュー

サンジ:ちょっと待ったーーーーー!

アブサロム:ん?

マシュー:ん!

サンジ:おい変態野郎!俺と勝負しろ

マシュー:ちょっ ちょっとサンジ

アブサロム:おもしろいオイラとやろうってか

サンジ:そうだ!もし俺が勝ったら2人を解放しろ その他全員もだ

アブサロム:もしオイラが勝ったらどうする?

サンジ:マシューちゃんをお前にくれてやる…

アブサロム:分かった

サンジ:よし 行くぞ

アブサロム:望むところだ

サンジ:羊肉ショット

アブサロム:ふっ!

サンジ:きっ消えた!どこに行った出て来い

アブサロム:ふっはははは オイラがどこにいるか当てて見ろ でないとお前の大事な女はどうなるかその目で見届けろ

サンジ:ナミさんにも…マシューちゃんにも手を出させねぇ!2人は俺が守る!

アブサロム:それはどうかな?

サンジ:何?後ろか!粗砕

アブサロム:ンフフフフフフ フハハハハ どこを見てる こっちだ

  ドン

  ドカカカカ

  ドカ

  ドン

サンジ:ぐわぁぁぁぁぁ!

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