【指す順9thA2】八回戦 対局前夜のこと

 放送局をこするのはもうそろそろやめとこうかと思う
 わんなくです。

 前局ふぇざーさん戦は序盤で盛大にミスったのですが、中終盤のゴチャゴチャで一本取って勝利。4-3となりました。
 予定通りといえば予定通りですが、とはいえ序盤のウッカリが酷かったので注意していきたいところ。というか序盤の出来の差が激しすぎでは??

 さて、八回戦のお相手は朧月さん。去年も対局しており、その際は負けております。なのでリベンジマッチですね。
 それでは例のごとく、印象・戦型選択を。


~印象について~

 朧月さんは私と同じく前期からの参加勢。
 前期に私との対局があり、それには勝たれているのですが、全体的に苦戦されていたようで4-7の11/16位。
 ただ今期は開幕から4-1と好調。現在4-3で暫定順位は5位。昇級争いの一角です。

 将棋は生粋の三間飛車党で、先手番では初手▲78飛戦法を指されています。後手番では△44歩から三間飛車を目指されることが多く、石田流というよりはノーマル三間飛車が多い印象です。

 ノーマル三間飛車でもバリエーションは広いなという印象。対穴熊ではトマホークとカナシスを使い分けされているのに加え、相穴熊にされている将棋も拝見しました。
 相振り飛車でも矢倉系、美濃囲いどちらも指されており、ノマ三党オールラウンダーと言っても差し支えないのではないでしょうか。

 なお、袖飛車などの変なこと全般戦型では居飛車にされることもあるようです。

 なお前期は「序盤で崩れている将棋をよく見かけた」といったことを書いた記憶があるのですが、当の私の序盤がボロボロなので何も言うことがありません

 中盤は攻めに手がいくタイプなのかなと思っています。あまり不自然な手を指されているような印象は無く、「攻めるならこうするかな」という自然なところに手が伸びていくような印象です。

 終盤もかなり自然に指されているような印象。勝っているときの逆転負けが少ないのではないかなと感じます。一方で逆転勝ちされているような印象もあまり無く、中盤で大勢決するといった将棋が多いような印象を受けています。


~戦型選択について~

 というわけで戦型選択。

 今回もまず居飛車か振り飛車かからですが、居飛車を採用しようと思います。
 理由は相振り飛車が嫌だから……というと少し雑ですね。相振り飛車の方が戦型が絞りにくいためです。美濃か矢倉系かもわからないですからね。


 で、居飛車で何を指すかなのですが。

 前期はトマホークがクリーンヒットしてしまいボロボロだったので、5筋不突きの穴熊は論外。逆に狙ってもいいのですがトラウマが……。

 また、5筋突く型の穴熊も避けようかなと思います。前期はこれをもともと狙っていたのですが、改めて棋譜を拝見すると、端をいじくったりの小駒攻めがお強い印象が強く。そのような形になりやすい戦型なので。


 むしろこちらから主導権を握って戦える戦型の方が望ましいのかなと思っています。
 というわけで今回指すのは急戦型にしようと思います。

 実は私ももともと三間飛車党なので、対三間の急戦は色々と裏芸的なものを食らってきています。
 今回指そうと思っているのは▲77角(△33角)型の急戦。

 マイナーではあるのですが、指されてみると結構これが厄介なんですよね。さらに居飛車が攻めを一方的にゴリ押しにかかる順もあり、今回の対局には適した戦型かなと思っています。

 また、5筋を保留された場合は5筋位取りも有力な選択肢かと思っています。とにかく振り飛車からは動きにくい戦型なので、暴発を誘う意味も含めて非常に有力な戦型だと思っています。


 といったところでしょうか。
 昇級争いがかかった一局ですが、あまり気負わずに指せればと思います。焦って悪くしたら全然意味が無いですからね。

 とはいえ、対朧月さんの前期の負け方はひどいものだったので、今期は何とかしてリベンジしたいところです。なんとかなれー
 では次のnoteでお会いしましょう。

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