ファンタスティックビースト〜好きな魔法動物ランキング〜
つい先日話題に上がったので、現在3が公開中のファンタスティックビーストの1と2を初鑑賞しました。
もちろん以前から存在は知っていましたが、僕はハリーポッターも中途半端にしか履修しておらず、なんか外伝?的な話かな〜ついていけないかな〜と思い触れずじまいでした。
しかしオススメしてくれた方の話を聞いてみるに、確かに外伝ではあるけどただの前日譚で話は独立してるよ〜とのことだったので実際に観てみました。
で、感想いきます。大きく分けて2つ。
①主人公が最高
②魔法動物可愛すぎワロタwwwwwwwww
でした。
いやー良かったですね。まず、この歳になってもJKロリの魔法世界にドキドキできる自分がいて嬉しかった。10年後20年後もあの街並みや魔法使いの一挙一動に興奮できますように。
少し懸念していた外伝要素、ハリーポッターは全く観てなくても問題ありませんでした。ダンブルドアという味方の魔法使い、グリンデルバルドという敵の魔法使い、魔法を使えない人間は「マグル」「ノーマジ(no magic)」と呼ばれる。これだけ知ってればおkでした。そもそもストーリーはこの映画の本質ではなかった。誤解を恐れずに言えば、この映画は主人公と魔法動物だけ観てればいいです。光と闇の戦い?よく分からんかった。
では本題一つ目、主人公が最高、です。
本作の主人公ニュート・スキャマンダー。
写真の不思議トランクにたくさんの魔法動物を飼っている生物学者です。蒼のコートに茶色のベスト、お洒落なブリティッシュイケメンで見た目からして素敵なんですが、中身がさらに良かった。
性格は内向的で暗く、他人を楽しませる会話はおろか、目線を合わせることさえできない。猫背で身体を斜めのまま歩く奇妙さや、優柔不断で自分の意思を伝えられないところは、いたずらに人をイラつかせる。
ニュート・スキャマンダーが心を許せるのは魔法動物たちだけであり、彼らの前では本物の笑顔を見せます。
分かる。
ただのコミュ障の生き物オタクやん。
こんなん感情移入するに決まってる。
しかしこのコミュ障生き物オタク、魔法はめちゃくちゃ上手いしレアな魔法動物の飼育に成功しまくってるし能力はあるんです。なので何か知らん大きな組織に勧誘されたりします。でもそこはオタクに恥じない頑固さで断ったり、断ることで生きづらくなったりします。オタクは魔法世界でも生きづらい。悲しいですね。
ニュート・スキャマンダーを端的に表す言葉がダンブルドアから贈られるシーンがあります。
「君は権力を求めない。名声も」
「ただ純粋に正しいことを追い求める」
本当にその通りのキャラです。
好きにならずにいられますか?
で、本題二つ目、魔法動物可愛い過ぎワロタ。
ここが本編。ここからが本当にやりたかった。
……僕の好きな魔法動物ランキング〜!!!
ファンタスティックビーストに出てくる数々の魔法動物たちへ伝えたい、みーーーんな良かった!!
出てくる度に「わ〜😃😃😃」って見てた。たまらんかった。
みんな良かったけどその中でも特に好き、好き過ぎて一緒に暮らしたい。一緒にニュート・スキャマンダーに飼われたい!と思った魔法動物たちを発表していきます。
第六位! チュパカブラ!
いきなり敵キャラのグリンデルバルドのペットですいません。
ただただ見た目とフォルムが可愛くてランクインしちゃいました。僕たぶんモデルであろうフトアゴヒゲトカゲが一時期本当に飼おうか迷ってたくらい好きでこういうのダメなんですよね。可愛い。
ちなみにグリンデルバルドはこのチュパカブラ(名前はアントニオくんらしい)を空飛ぶ馬車からポイッて外に放り投げてました。人間のクズです。魔法動物を愛するニュート・スキャマンダーとの対比なのだろうか…
第五位!二フラー!
これはもう観た人は全員納得ですよね。
可愛らしい見た目と、金目のモノに目がない習性はずっと画面を慌ただしくキュートに彩ってくれました。モデルはカモノハシかなぁ? 手足はモグラのようにも見える。
動きも面白いし地面を這って進む歩き方も良かったけど、一番好きなのは座り方。だらしないお腹をふよふよしたい。
お金あげるからお腹触らせて二フラー。
第四位!ボウトラックルのピケット!
枝です。
群れで暮らす木守の枝の魔法動物なのですが、ピケットという子だけニュート・スキャマンダーにべったり懐いています。
彼は作中一番長い時間ニュート・スキャマンダーと触れ合っていたのではないでしょうか。常に胸ポケットに入っていて、ニュート・スキャマンダーがピンチの時は手錠の鍵を開けることもできる働き者です。
その鍵開け能力が仇となり、情報屋に交渉材料として差し出されそうになるシーンがあるのですが、その後のニュート・スキャマンダーとの仲直りシーンがめちゃくちゃ良い……微笑ましい……尊い……となります。ここはぜひ映画で見て欲しいシーンの1つですね。
ニュート役の人のインタビュー映像から。
こんな小さなピケットにも目線を合わせるニュート・スキャマンダー、お前が可愛いんじゃい!
第三位、サンダーバード!
デケェ鳥!!
危険を察知する能力のある絶滅危惧種です。
作中では不思議トランクの中で暮らしています、そもそもニュート・スキャマンダーは、このサンダーバードを乱獲から守り、元の大自然に帰してあげようという目的がありニューヨークに現れたのです。この辺が明らかになるにつれてグッとニュート・スキャマンダーのことを好きになっていきましたね。
最後の目と表情でサンダーバードと分かり合うシーンもとても良かった。
第二位!ズーウー!
デケェ猫!!
サーカスに幽閉されてた恐ろしい力を持つ猫科のズーウー、めちゃくちゃ強いし画像で見ると思った以上に怖い。
でも動いてるとただのデケェ猫でめちゃくちゃ可愛いんですよ。ニュート・スキャマンダーが持ってたズーウー専用猫じゃらしで無事ファミリー入りを果たすのですが、モフられる(モフるのではなくモフられる)シーン最高でした。
猫科パワーで堂々の二位。
ではラストいきます。
僕の好きな魔法動物ランキング…
第一位は!!
デミガイズのドゥーガル!!
ぱちぱち。
なんというか圧倒的に一番好きでしたね。
透明になる能力と未来を予知する能力という最強コンボを持つドゥーガル。
ニュート・スキャマンダーのトランクから脱走してしまい、それを捕らえるために結構作中で長く時間を取られるんですが、脱走した理由は「予知能力で見た良くない未来を回避するために行動していた」という作劇になっていまして……
作中でやっと姿を現して、散々迷惑をかけたドゥーガルってこいつか!ってなるシーンがすでに、ドゥーガルってめちゃくちゃ賢いやん!ていうか可愛い!なんだこいつ!ってなるように仕組まれているんですよね。
これはもう好きにならざるをえない。
能力発動するとき幻想的に光る理知的な瞳、
適度にモフれそうな美しい体毛、
初対面のマグル(人間)に抱きつくという“僕にもハグしてくれるんじゃないか”と思わせる仕草……
一位でした。1作目2作目通してドゥーガルの出番ってそんなにないんですが、ドゥーガルを見てからドゥーガルのことずっと考えてましたね。
これから3作目を観に行くんですがドゥーガルが出てくるように祈ります。
ドゥーガルが出てこなくても他に好きになれる魔法動物がいますように。
では行ってきます。
おわり。
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