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お皿と絵

ひとり暮らしをはじめてお皿も少しずつ買い集めている。
毎日使わないけれどこのお皿でこの料理を食べたらおいしそう。なんて考えながら選ぶ。
そこに日々在るように。身近にあるように。
絵を描くときそういうものをつくりたいと思っているから、
あ。お皿のような存在の絵を描きたいのだなと少しだけしっくりきてしまった。

お皿は毎日同じものを使わない。
けれど2、3日の周期でまた使ったり、2日連続で使ったり、今のわたしの暮らしの中ではそういうかたちでお皿がローテーションしている。

自分にとっての本当に必要最低限はもしかしたらこんなサイクルかもしれない。(お皿に限らず)

自分にとっての本当に必要最低限は好きなものたちに少しの選べる量が必要で、そのときによって使い分けられる楽しみが必要なんだ。と思う。

毎日は使わないけれど近くに置いておきたいもの。置いておかなきゃならないもの。
そういう存在感はとても重要で、それがものに対する愛着なのかもしれない。

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